「アーティスト」を見ました！

　語り部のアヴァンです！

　前回のフロリダ出張では、帰りは疲れでぐっすり寝てしまったのですが（冷や汗）、行きの飛行機の中では「リンカーン／秘密の書」に加えて、ずっと見たかった「アーティスト」(The Artist)を見ることが出来ました！


　　　　　


「アーティスト」は2011年の第64回カンヌ国際映画祭でジャン・デュジャルダンが主演男優賞を受賞した白黒＆サイレントの恋愛映画です。1927年のハリウッドを舞台で、スター俳優ジョージは、若い新人女優のペピーを見初めてスターダムへ導くが、自身は無声からトーキーへの移行期に無声映画にこだわり落ちぶれていきます。逆に、ペピーはスターへの道を駆け上がっていきます。第84回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞して、フランス映画初の米アカデミー作品賞受賞作となりました。
　映画館で予告編を見た時は、「し、白黒！　む、無声映画！？」と憶わずむせてしまったのですが、見終わった今では「さすがです」と評価が変わりました。何ごとも印象だけで決めてしまってはいけませんね～の見本のような話ですが、白黒＆サイレントでなくては出せない味でした。さすがハリウッドの人たちは郷愁あふれる映画の黄金時代を愛してるのですね。
　アヴァンは、とってつけたようなハッピーエンディング映画は嫌いなのですが、こんなハッピーエンディングなら「ファンタジー」として大好きです。落ちぶれてもカッコいいジョージと、女の中の女（？）ペピーを堪能しました。まだ見ていない方、レンタルや機内上映で是非、おすすめの一本です！


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