オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

免震装置

2011年04月13日 | 建築
大地震から休みなしの1ヶ月・・・元気です。
今日も水戸市の被災住宅の相談会のお手伝いでした。

流石に、今だ顔を出せていない実家の母が心配して時々電話を。

可愛い娘を心配している様子・・・(自分で言ってます)



数日前、住宅展示場内の某ハウスメーカー内で土地売買の打合わせを終え
帰りがけに、あるハウスメーカーの呼び込み
『免震装置、是非見てってください』で立ち寄ることに・・・。


イケメンの呼び込みではありませんよ→勉強熱心の私ということで。



床下、基礎の部分に設置された免震装置(一般住宅用)です。

 『免震』 とは、読んで字の如く
“地震から免れる”技術のことです。

地震による激しい揺れを、これらの装置を用いて吸収し
ゆっくり揺らせることによって地震の被害を小さくするものです。

『耐震』が、地震の力を受けてもそれ以上の強度と粘りで抵抗するのに対し
免震は、地震力を柳に風と受け流すのが特徴です。

気になる価格ですが・・・上の物は坪当たり13万円だそうです。
1階の床面積が20坪であれば、260万円か~。


あなたは免震を選ぶ? 耐震を選ぶ? それとも何もしない?
壊したくない高級な家財が心配なら免震がいいかも。








被災住宅の相談、建物補修・耐震補強などもご相談下さい。

ひたちなか市・水戸市不動産売買物件情報


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土ぼこりの一日

2011年04月08日 | 日々のあれこれ
今日の土ぼこりは凄かった。


社長はテキサスのようだと・・・流石、国際派の社長。

そんな話のなか、材木店の社長(一見強面の社長)がマジな顔で
「私は目がパッチリしているから、よけい埃が入っちゃうだよね~」
一同、爆笑の朝でした。



今日の写真ではありませんが、風をイメージして選びました。






今回の地震の被害ではお風呂のタイルが割れた方も多くいると思います。

被災住宅の相談で出かけた際
キッチンのタイルやお風呂のタイルの割れについて
社長は柳に例えて話をしていました。

樫の木と柳の木では、柳の木がよく撓る(しなる)でしょう。
柳の木、よほどでないと折れないでしょう。

建築材料にも弾力がありしなるものと、そうでないものがあって
木材(柱)などは弾力がありしなるので持ちこたえるが
タイルなどは力の逃げ場が無いから割れるんですよ~。


やっぱ年の功かな~ 一見当り前のようだが
難しい話ではなく、それぞれに合ったわかりやすい話をしなければと。



樫の木のような堅い信念と柳のようなしなやかさも必要かも。





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ヒマラヤユキノシタ

2011年04月04日 | 植物
地震後、連日の忙しさで花を愛でる暇もないほどでした。


やっと少し余裕が・・・。


こんな時だからこそ・・・心に花を。





会社の庭に咲いた 「ヒマラヤユキノシタ」 です。

名前のように原産はヒマラヤ地方やアジア東部らしいのだが
日本には明治初期に園芸用として渡来したようです。


初めてこの植物を見たときにはウチワのような大きい葉に
どんな花が咲くんだろう?・・・葉と花のギャップに驚きました。

お客様の中古住宅のリフォームとガーデニング工事の際
処分を頼まれたが、可哀想で会社の庭に植えたことを思い出します。

ユキノシタ科の植物ですが、日本のユキノシタとはまるで違います。



こちらも会社の庭で咲いている春欄




ふたり寄り添って・・・ひとりじゃないってうれしい。





ユキノシタの関連記事はこちら
ランナーを出して増えます?

春欄の関連記事はこちら
春欄の別名は→じじばば(名前の由来)



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こんなところでも

2011年04月02日 | 地域情報
毎日被災住宅の相談や耐震について、またテナントビルの補修などなど
超多忙な日々・・・そんななか延期になっていた土地の契約の準備も。


さらに被災状況の現地リポートまで???

というか・・・移動中に写真を撮っただけですが。

水戸駅北口近くの大イチョウも被災していました。
(まわりの石垣が歩道に大きく崩れてしまいました)


この大イチョウ・・・昭和20年の水戸を襲った空襲で焼夷弾を浴び
全身黒こげとなり、誰もが枯れてしまったと思ったそうです。

ところが、戦後まもなくこのイチョウの木に新しい芽が生えました。

その生への力強さが市民に感動を与え
復興に向けて物資が不足し、生活が困窮する人々に勇気を与えたそうです。
まさに今の大震災と重なるものがあります。



イチョウ坂のシンボルでもあるので、元気でよかったです。



イチョウの木も喜んでいるでしょう!




工事中の造園屋さんありがとうございます。
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