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写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

足利学校(栃木県)

2021年09月27日 | 建物探訪
先日、友人の実家の処分の相談で、足利市まで行ってきました。
土地の地形や建物の状態を確認し、処分方法を提案させていただきました。

さて、仕事を終え近くの足利学校を案内してもらいました。




足利学校は、平成27年4月24日、日本遺産として認定されました。

近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-
日本遺産として特徴的なのが、4市によるネットワーク型で認定されているいることです。私の住む水戸市にある「弘道館」とも登録上でつながっています。


下記の3つが教育遺産群として、構成文化財になっています。

茨城県水戸市の「弘道館」日本最大規模の藩校
岡山県備前市の「旧閑谷学校」世界最古の庶民のための公立学校
大分県日田市の「咸宜園跡」読み方は「かんぎえん」です。日本最大規模の私塾。

4つの文化財のストーリーの詳細はこちらで詳しくご覧になれます。

前置きが長くなりましたが、いくつか写真で建物を紹介します。


「入徳門」と呼ばれる入口です。


学生の講義や学習に使用された「方丈」と奥は学校の台所「庫裡」この二つはつながっています。



方丈の南部分、正面にはお庭があります。






「庫裡」の入口部分です。



「方丈」の裏側には北庭園。



仕事のついでに建物の見学もできて、とても充実した一日になりました。
この記事を書きながら、思い出しましたので追記します。

大好きな番組の「美の巨人たち」で「旧閑谷学校」が紹介されていました。
機会があったら行ってみたいな~と、思っている建物のひとつです。

なんといっても、ここの凄いのは、ピカピカに輝く講堂の床。
世界最古の公立学校に相応しい美しさと威厳があります。


写真は「旧閑谷学校」のHPからお借りしました。

岡山といえば、大原美術館。そして倉敷と旧閑谷学校ですね。
コロナが収束し、いつか旅する日を楽しみに頑張ります。

足利学校
旧閑谷学校

関連記事はこちら
弘道館(水戸市)
弘道館に見るハートの形


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