オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

プリズン・ドック「僕に生きる力をくれた犬」

2016年01月22日 | 大人女子TV・映画メモ
1週間前の15日、茨城町の県警察学校で警察犬の嘱託式が行われました。
小型犬として初めて合格したトイプードルが、新聞記事にも出ていました。

産経新聞の画像(トイプードルのアンズ)

日本警察犬協会が警察犬に適すると指定した大型7犬種から、今までは選ばれていたそうですが・・・今年の審査会から、全犬種の参加が認められたそうです。

なんと合格したトイプードルは、殺処分されそうなところを引き取られ、訓練の結果見事に合格。殺処分予定から警察犬へ、なんというドラマでしょう~

この記事から、あるドキュメンタリーをお伝えしたくなりました。
本当にすばらしい番組です。

BSプレミアム ドキュメンタリー番組
『プリズン・ドッグ』
~僕に生きる力をくれた犬~


あるアメリカの青少年刑務所が、再犯率ゼロを記録しました。
全米の刑務所の再犯率は平均は5割、ゼロを記録した刑務所では、受刑者にイヌを飼育させます。

プリズンドッグと呼ばれるこの取り組みは、犯罪を犯し心が荒んでしまった受刑者に、犬との交流を通じて更生してほしいという狙いから始まりました。
そのままにしておけば殺処分だった犬と一対一のペアを組み、監房で寝起きを共にし、2~3ヵ月の期間で信頼関係を築きながらしつけをします。

そして新たな飼い主に引き渡すのがゴール。
最初はぜんぜん言うことをきかない犬が・・・やがて、少しずつ心を開き信頼が芽生え、犬との深い絆と愛情が生まれます。
動物は人間のように見た目で判断などせず、愛情をかけた分応えてくれます。初めて愛される喜びを知り、変わっていく受刑者たち、表情も穏やかになり別人に。

犬を引き渡す前日には体を洗ってあげ、お別れを前に思いっきり遊んであげます。新しい飼い主のもとで、元気に遊ぶ自分の飼育した犬のビデオを見て、涙を流す受刑者たち。

自分たちと同じ境遇だった犬たち、犬のしつけをすることは自分との戦いでもあったはず。キッカケさえあれば人は変われる、ということを教えてくれた番組でした。


茨城県は犬猫の殺処分ワースト1とのこと。
今回の警察犬はもちろんのこと、介護施設などでのアニマルセラピー犬、更生施設などでのこのような取組みなど、なにか殺処分をさせない方法があるのでは・・・大切なことを教えてくれた良い番組でした。

『プリズン・ドック』
たくさんの方々に知ってもらいたいです。

書籍も出ています。
「僕に生きる力をくれた犬」

再放送あるいは書籍など、機会がありましたら是非ご覧ください!




ひたちなか市・水戸市不動産情報はオーデックへ

ひたちなか市・水戸市の建物解体・空き家売却相談はオーデックへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする