おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

鋼の錬金術師FA 3話

2009-04-20 | 鋼の錬金術師
原作の1話、アニメ前作の1・2話に相当する話。

東部の町・リオールは、レト教の教主・コーネロによって支配され、彼が行う“奇跡の御技”は、死者すら生き返ると信じられていた。
その教えを信じ、死んだ恋人の復活を願う信者・ロゼに、奇跡の技は錬金術で、死者は生き返らないと説くエドとアルは、法則を無視したコーネロの練成に“賢者の石”が使われているのではないか、と疑問を抱く…というストーリー。

確かに、前作アニメに比べれば、内容だけは原作に近かった。

でも…

アニメとしては終わってる orz...
これ、最低最悪だわ。
見ていて絶望感を感じてしまうアニメって正直初めてよ。

リアルタイムで見ていて、ものすごく感じたのは、絵が全然動いてないこと。
動こうとすると、カットが変わって別の絵になったり、アップになったり、ギャグ絵になったり。
とにかく不自然さが際立つほど動かない。

画面を2分割とか3分割するのも、やたら多かったしね。
ああすれば、確かに作画は楽だわ。
でも、何でもかんでも顔の表情出しときゃいいってもんじゃないでしょ。
アニメなんだからさぁ。
今時、出来が悪い漫画だって、顔並べてるだけとか素人みたいなことやらないって。

尺が足らないから苦肉の策で、みたいな考えで、あんな手抜きを思いついたんだろうけど、繰り返しされると「…くどい!」って思うよね。

作画については、もう毎回のことなので今更文句も言い尽くした感があるけど、背景に関しては、特に今回は酷すぎて印象に残った。
狙いで描いてるにしても、酷い。
歪んだ建物(先週のエド・アルの家もだったけど)とか、ベタ塗りされた色に目が行ってしまって、不快感が残るんだけど。

声優さんの演技に関しても、今回は前回のように感情を出しすぎないように、っていうのがあるらしいけど、聞いててすごく違和感がある。
エドは絶えずイライラしてる風に聞こえるし、アルも天真爛漫さがない、っていうか…。
原作と同じ内容でありながら、そう感じられないのは、あの演技のせいもあるように思う。

アニメはアニメでしか表現できない方法で作品を作ってほしいのに、漫画的手法を取り入れてみました~!とか言って大失敗したサンプルのような作品だった。

次回はタッカーとニーナの話。
ニーナの役を、9歳の子供がやるって本当ですか?
…何を狙ってるんだろう。まじ止めてもらいたい。

もう発売が決まっているDVD。
1話を見た時点で思ったけど、DVDはどんな特典が付いていたとしても買いません。
グッズも然り。
反対に、前作を懐かしく思い出して、せんべい缶(全巻収納BOX)を引っ張り出してDVDを見始めてしまう有り様ですよ。
旧作の株を上げてしまう新作って、作品としてどうなんでしょうね。

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