記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「凍りのくじら」

2018-11-29 09:42:29 | book
何冊か購入した中の1冊。
「凍りのくじら」⇒(辻村深月作)
主人公は写真家の女性で、彼女の高校二年生の時の出来事を思い返す物語。
ドラえもんのいろんな道具と共に話は進む。
藤子・F・不二雄はドラえもんの話をSFではなくsukoshi Fushigi(少し不思議)と読み替えた。
彼女は周囲の人には「少し、○○」とこっそりラベルづけをし、自分は「少し、不在」と感じてる。
周囲の人との関わりによってその「少し、○○」が変わっていくのだが....。

くじらが流氷の割れ目から息を吐きだすが、徐々に氷に閉ざされて息もできなくなり死に至った。
それと重なる箇所が多々でてくる。


感想:ドラえもんを知らない人はいないと思う。
   でも、ドラえもんの道具を全て知ってる人は数少ないんじゃないかなぁ~。
   道具を知るだけでも面白かったけど、最後は大きな不思議が待ってたわ。
   一気読みとはいかなかったが、最後まで飽きることなく読めた。
 

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