きっかけ

今日はなんだか食欲がない。
どっか具合がわるいのだろうか？

といいながら今日一日のことを考えてみると、そう思うのは、夕飯を食べてから胃がもたれているせいで、食べていないわけではないな。
量は食べてないけど、変なタイミングでおやつを食べたせいで、空腹がなかったところに昼食を食べ、それが夕飯にも影響したせいだな。
何のことはありません。ある種、食べ過ぎ。具合が悪いわけではない。

さて。
私はラジオを聴くことが多いのだけど、先日、たまたまラジオで小説の朗読を聞いてて、それが面白くて、でもその日は次回に続くで、その次回を聞き逃したために、この前、図書館でその本を探して、借りてきました。
山本周五郎の「寝ぼけ署長」。
山本周五郎の名前はよく見知っていましたが、その作品に手を付けることはこれまでほぼなくって、読みたいと思ったことが全くなかったので、今回初めて読みました。
まだ途中なのですが、かなり昔の作品にもかかわらず、現代にも通じる問題も感じられ、何より物語が面白くて読み進めています。

多分、ラジオを聞いていなければ、この本を読むこともなかったな、と思うと、自分が興味がないものをスルーするのはもったいないことだな、と思う。
結構胸に響くものもあったし、読書を通じて発見するものもある、ということを久しぶりに思い出しました。
好き嫌いしちゃあいかんな。