アトケロ戦闘記~皮膚筋炎やらなんやら~

見た目は元気、中身は・・・。
毎日、のんびり、戦います。

PENTATONIX

2015-10-14 | 音楽
私は皮膚筋炎では4か月半の入院を経験しましたが、その間、音楽の力っていうものに助けられたことが何度かありました。

これもその一つ。
Youtubeで見つけてはまった、PENTATONIX。
5人組のアカペラグループです。

ダフト・パンクはいわゆるカバー曲で、聞いたことがある人も多いと思うのだけど、PENTATONIXのオリジナリティがあふれている。
リズムもハーモニーも心地よくて、何度でも聞きたくなる。そんな曲です。

当時、この曲を聴きながら、ベッドの柵を持って、かかとの上げ下げ運動とかしていたなあ。

当初、2か月の入院と言われながら、途中でステロイドが効かなくなって、CPKが下がらなくて、どうなるかわからない、というような状況に陥っていたので、気が滅入る日が続いていたのでした。

病院にはいるけど、治療といってもステロイドを飲むだけで、検査も週に2回の血液検査くらい。
朝起きて、ご飯食べて、夜寝る、というだけの生活を病室で送る、という毎日。
見た目はふつーなので、なぜ入院してるの?と思われることも少なくなかったと思われる…。
感染症も怖かったので、カーテンを閉め切って、部屋にこもっていたし。
空っぽで何のために過ごしているのかわからないような…そんな生活を送っていました。

私は入院してからの方が筋力低下が起きてしまったので、(たぶんステロイドミオパチーも併発したと思われる)、入院中に立ち上がれなくなったりしていて、途中からリハビリの先生の指導を受けていました。
といっても、まだCPKが高かったので、ものすごくちょっとした運動しかできなかったのだけど、足踏みとか、でもそれすらできなくて、つらいというかビックリだった。
それほど真面目にはやってなかったけど、何かせずにはいられない気持ちにはなってて、先生からは廊下を歩くとか階段を上るとかいう課題もいただいていたのですが、引きこもり気質の私は自分のベットの回りでちょこちょこ運動するというのが精一杯で、そんなときにPENTATONIXを聴いていたのだなあ。

ちょうどクリスマスシーズンで、病院にもツリーが飾ってあったりとか、そういう雰囲気だったので、私もクリスマス気分を味わいたくて、PENTATONIXのクリスマスアルバムをダウンロードしたりしたなあ。自分へのご褒美、とか思って…。
そういえばクリスマスには、ローストチキンもクリスマスケーキも出たんですよ。(ほんのちょっとだったけど)
それなりに病院でのクリスマスも楽しんでたかな。お正月も、ね。(お正月もいたのでね。大みそかは年越しそばが出たし、お正月はおせちも出たよ。そして年明けようやく退院と相成ったのでした。)


あれからそろそろ2年経ちます。
もう一度やってみたいか、と言われると、それは否、なんだけど。

PENTATONIXはこれからもチェックします。



新しいアルバム。
コメント
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