2022年度 京都市立芸術大学 描写科目 合格再現作品と制作コメント
2022年度描写合格再現作品とコメント、2021年度描写合格再現作品とコメント、2020年度描写合格再現作品とコメント
「与えられた米袋、金属ピンチ、プラスチック製ピンチの特性を活かして構成し、下記条件に従い、答案用紙に鉛筆で描写しなさい。」
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ①】
テーマが「モチーフの特性を活かして構成」だったので、ついにデッサンにまで条件がつくのかと驚かされましたが、お題をわかりやすく大きく表現すれば評価されると思い、ピンチで袋を絞りそのできた皺で描き込み所も増やすことができました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ②】
与えられたモチーフは基礎的な物で、構成であまり差がつけられないと感じました。そのため描き込みに力を入れました。それぞれのモチーフの色の対比や前後感を意識して描き進めました。事前にいくつか構成のパターンを作っていたため、スムーズに構成して描き込みに移れました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ③】
今年度は3点モチーフで大きさもそれぞれそこまで大きくも小さくもなかったため、手前 中間 奥にきれいに配置することができ、シンプルな構成、構図を組むことができました。どのモチーフも描き込み所が多かったので、他の人よりもよく観察し、しっかりと描き込むことを意識し制作しました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ④】
直前で米袋サイズのモチーフを練習しておらず、教室に入った時は少し嫌でした。しかし教室に飾ってあった先輩の作品を思い出して構成することができました。奥と手前の差はシワの描き込みを、手前と奥のプラスチックピンチの描き込みの差で表現すべきだと思ったので意識しました。時間配分が甘く最後の最後まで焦ってしまって全体感の調整ができず、終了後も不安でしたが、何とか完成してよかったです。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑤】
モチーフ自体はシンプルだったので、紙袋のクシャクシャに力を入れて描きました。表面の現象は根性で追いつつ、物自体の立体感を常に念頭に置いていました。物の特性を活かすということでクリップは取り敢えず噛ませて構成しました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑥】
問題文に「モチーフの特性を活かした構成」と書いてあったので、米袋の真ん中辺りを金属ピンチでしっかりと止めて、皺を表現し構成をまとめました。ただ描き込みに時間が足りなかったのが少し心残りでした。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑦】
「モチーフの特性を生かした構成」と問題文にあったため、構成構図が良くないと良い点がつかないと思い、米袋を手前にしてピンチで挟んで皺を作り奥と対比させて空気感を出す構成にしました。教室に米袋のデッサンが飾ってあったことが幸いしてかいつもより迫力ある構図にできたと思います。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑧】
モチーフの第一印象が伝わるように意識して、米袋は画面からはみ出す大きさに設定しました。また空間を出すために手前に金属製のピンチ、奥にプラスチック製の洗濯バサミを組みました。くどくなりすぎないように、見たまま素直に描くことを意識しました。