絵画教室アトリエ伊丹ブログ

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2024年07月04日 | 美大受験クラス

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/対策レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

5名の描写作品をまとめてアップします。全て受験生(高校3年生と浪人生)の作品です。さて今年度は形取りに苦戦している生徒が多いので、本日は『形』についてのお話です。

①モチーフの構造を理解する

デッサンで形が上手く取れない人は、モチーフの構造に着目してみましょう。

例えばモチーフが電球だとします。電球は、①フィラメント、それを保護する②ガラス球、そして③口金から成り立っています。

電球を手に持って縦向きにすると中心軸に対して左右対称であることがわかります。

またじっくり観察すると口金のネジ部分は中心軸に対して、対角線が90度ではなく斜めになっています。次になぜ斜めになっているのかを考えることで構造を理解することが出来ます。答えは受け口(ソケット部分)に取り付けがしやすいためです。モチーフは基本人間が使いやすいように出来ています。

そのためモチーフは毎回必ず手に取って、色んな向きから観察することで構造を理解しやすくなります。

②繰り返し修正する

デッサンで形を取る時は、一度で正確な形を取ろうとするのではなく、何度も修正を繰り返して形を取ることが重要です。

上手に形を取るためには、初めに目安となるアタリを描き、ズレている箇所を修正→確認→修正→確認を繰り返して、正確な形へと近づけていきます。形のズレは間違い探しのようなものなので、定期的に離れて客観的に形を見比べてみましょう。

またデッサンは熟練した人ほどモチーフを見る回数が多く、初心者ほど回数が少ない傾向にあります。経験が少ない人はモチーフをあまり見ずに自分の中のイメージで描き進めていることが多いです。デッサンの答えは目の前に置いてあります。最終的な目標は見たままの形を再現することです。

などなど形取りのほんの少しの話(具体的な内容はブログでは割愛)でしたが、アトリエ伊丹の教室ではさらに詳しい内容をわかりやすく指導しています。

(受験生作品/対策レッスン)

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