絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

アドバイス講評

2024年05月24日 | 美大受験クラス

5月下旬。暑くも寒くもない過ごしやすい日が続いていますね。

本日はアドバイス講評について。当校では毎回通常レッスンで制作した作品の裏側に講評を書いて返却しています。

形の取り方、光の捉え方、グレースケール、構成構図の工夫などの他、実際にモチーフを描写してアドバイスすることもあります。(下記画像参照)

(新講師Nくんの講評)

(新講師Hさんの講評/前回の記事のHさんは4月から講師をしています。)

アドバイス講評に関しては各講師にある程度任せていますが、大まかな内容は「良い点」「悪い点」「改善する方法」「フォロー」などです。

これは僕の場合ですが、まず良い点は素直に評価します。「褒める」ことによって生徒に「自信をつけさせる効果」があります。自分の制作に自信が生まれ、向上心やチャレンジ精神が育まれることにより、より良い作品を生み出す可能性が高くなります。

次に悪い点。【悪い点を指摘することと改善する方法はセット】だと思っています。また『具体的にわかりやすく教える』ようにも心がけています。講評されることによって、「こういう考え方や制作方法があったのか」と発見ができたり、「もっと頑張ろう」という気持ちになったりするので、その影響はとても大きいと思います。

さて最近入会した生徒は、まずは講評ノート(メモ)を付けましょう。講評で講師に言われた大切なこと、自分で気付いた新たなことはメモ帳にまとめる事を忘れないようにしてください。

またアトリエ伊丹は他校と比べて講師の人数が多いです。うちの画塾出身者だけではなく他校からの講師も多数います。そのため講師によって講評や助言が異なることがあります。

例えばA講師が今回のデッサンは縦構図の方が良い、B講師は横構図がベストだと真反対のアドバイスを言われたらどちらの意見を聞くべきなのか。

僕は一度両方でアタリを取ってみて自分に合うと思う方を選べば良いと思っています。片方の講師に申し訳ないなんて思わなくていいんです。

色んなアドバイスから自分に最も合うと思ったものを選択し、合わないと思ったアドバイスは無視して構いません。例えば以前の記事にも書きましたが、当校にはデッサンで擦ることを推奨する講師、擦らないことを推奨する講師がいますが、どちらも間違っていません。自分に合う方を選んでください。

当校はかなり声をかけて指導する画塾ですが、受験本番は講師が横にいてアドバイス出来るわけではないので、普段から自分で考えて自分で決断する癖をつけましょう。

(5月から新入会の生徒作品/うまいですね。(^^))

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