絵画教室アトリエ伊丹ブログ

兵庫県・大阪府最大手の画塾です。京都市立芸術大学実績全国2位!川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、豊中市、大阪/神戸近郊

バイト

2024年08月11日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン作品 ※買取り作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

夏期講習会真っ只中のアトリエ伊丹は美大受験クラスだけでなく、児童画クラスの生徒も多く毎日大忙しです。

当校では約30名のアシスタント講師が働いています。社会人、大学生、高校生、浪人生、主婦の方もおられます。

絵画教室の仕事は自分の性格に合えば、とてもホワイトでやり甲斐のある仕事です。そのため長期間働いてくれている人が多いです。あまり稼ぐことが出来ないイメージかもしれませんが、8月の1ヶ月間で15万以上稼ぐ大学生もいます。

美大受験クラス、児童画クラスともに平日に出勤可能な講師を引き続き募集していますので、興味のある方は是非ご連絡ください。

さて本日はバイトについてのお話です。

僕は学生の時に様々なバイトを経験してきました。長期休暇に短期バイトをすることが多かったので、種類もかなり豊富です。

例えばユニバーサルスタジオジャパン、ガソリンスタンド、スポーツクラブ、絵画教室、お寿司屋、引越配送などなど。言い出したらキリがないですが、この仕事をやって良かったと思えたのも沢山ありますが、自分には合わなかったというのもあります。

僕が一番辛く感じたのは、ベルトコンベアに流れてくる荷物にシールを貼るという仕事です。一見単純で人間関係に苦労することもないし、楽なバイトと思えるかもしれませんが、同じ単純作業が延々に続くため、時間がとても長く感じ自分には合っていないと感じました。

逆に自分に合っていると感じたのは接客業です。接客業に向いている人の特徴は、人と接することが好き、臨機応変な対応が得意、人を喜ばせるのが好き、体力があるなどが挙げられます。

また相手が人である以上、想定外の出来事へ対処する場面も多いため、臨機応変な対応力や問題解決能力が必要とされます。接客業は意外と美大の試験問題にどう立ち向かうかなどの勉強にもなるかもしれませんね。

様々な仕事を経験することによって得意分野が理解できるようになり、本当に自分に合った仕事が見つかる可能性もあります。また自分の強みや弱みを発見することが出来るのもバイトのメリットだと思います。

バイトで嫌な思いをすることもあるかもしれませんが、それもまた経験です。次に同じ思いをしないためにどうしたら良いかを考えることで自分自身の成長にも繋がります。

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

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夏期講習会大盛況!

2024年08月07日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

8月1日から始まった美大受験クラスの夏期講習会は毎日100名を超える参加者が集まっており、過去最高の大盛況です。内部生、ネット生、講習生及び京都市立芸術大学志望者も過去最多です。本当にすごい年度ですね。

外部から参加している講習生は皆さん非常に真面目な子が多く、毎日真剣に制作に取り組んでいます。この講習会で沢山のことを吸収して欲しいと思います。

今年度の夏期講習会ではウィークリーマンションを借りて参加している講習生が約20名。他にも親戚の家にお世話になったり、片道3時間近くかけて参加してくれている子もいます。遠方からご参加頂き本当にありがとうございます。

さて夏休みになってから他校からの転塾が続いています。おそらく前の画塾の夏期講習会の料金が理由だと思われます。

講習会費に10万円以上かかるなら、他に安くて良いところはないかと探していたところ、偶然アトリエ伊丹を見つけた方が多いようです。

体験教室や説明会に参加して皆さんまず驚くのが教室の広さ。当校は120名以上入る教室なので前の教室の約10倍になることも。人数も10倍なので規模の大きさに驚かれます。次に料金。

「えっ、こんなに安くて良いんですか?」と皆さん同じ質問をされます。

前の画塾の5分の1の料金になることもあり、学費にもビックリされます。

それに指導も。講師数が多いのは勿論のこと授業中複数の講師が周りながら一人ひとりに声をかけて細かく指導するので、その点にも驚かれます。

またほとんどの方がこのブログを見て頂いているようで、マメさにも驚かれます。沢山の画像と文章をアップすることを10年間(1週間に1回以上)続けています。

僕は仕事もそうですが、ブログをアップすることも楽しんでやっています。(このブログは毎日3000人以上の方に見て頂いています。毎年閲覧数も増え続けています。)

転塾してきた方や、遠方から夏期講習会に来てくれた方には「本当にここに来て良かった。」と思ってもらえるように、精一杯頑張りますので、引き続き宜しくお願いします。

まだまだ夏は始まったばかり。暑い日が続きますが、体調には気をつけて頑張りましょうね。

(ask夏期京芸模試/描写238点 4位)

(ask夏期京芸模試/描写234点 6位)

(ask夏期京芸模試/描写234点 6位)

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ask夏期京芸模試総合1位、2位

2024年08月04日 | 美大受験クラス

(総合1位/描写234点 6位)

(総合1位/色彩248点 1位)

(総合1位/立体242点 3位)

7月末に行われたask夏期京芸模試では当校の生徒が【総合1位】になりました。【総合2位】も当校の生徒で見事なワンツーフィニッシュでしたね。👍

他の生徒も各科目で200点台ばかりで今年度は例年よりも遥かに優れた結果が出ました。現役生、浪人生共に本当によく頑張りましたね。

今回目標の点数や順位が取れなかった人は、この悔しさをバネにこれからさらに頑張りましょう。実技模試の講評や他校の生徒作品を見るなどして勉強になったことは沢山あったと思います。現役生は特に得たものが多かったんじゃないかなぁ。

逆に点数が良かった人は、決して慢心することのないようにしてください。今回当校でも京都市立芸術大学を目指す半数以上の生徒は参加していませんし、また全国にはまだまだ上手な人、努力している人は沢山います。

さてアトリエ伊丹主催の京芸模試ももうすぐですね。

当校では参加費無料にも関わらず上位になると画材がもらえます。例えば色彩1位作品は7000円相当の絵の具を贈呈します。兵庫県、大阪府内で最大規模のコンクール兼京芸模試に外部生も是非チャレンジお待ちしています。

(総合2位/描写244点 2位)

(総合2位/色彩212点 20位)

(総合2位/描写238点 4位)

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2024年08月01日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

8月1日。本日から夏期講習会が始まっています。今年度は過去一参加者が多く、物凄く忙しい1ヶ月間になりそうです。

参加者が多い理由は【実績と料金】だと思います。梅田や神戸などと比べ、立地的に不利な場所で勝負していてよくこんなに毎年生徒数が増えるものだなと我ながら感心してしまいます。それぐらい今のアトリエ伊丹には勢いがあります。

兵庫県、大阪府で実績のある画塾の夏期講習会(100〜150時間)の相場は約10〜15万円ぐらい。当校の料金は最大で21000円。京都市立芸術大学志望の浪人生なら130時間で16500円なので、まさに価格破壊的な値段です。【近隣の画塾には絶対負けたくないという気持ち】が月謝を上げない理由の一つでもあります。

この料金で経営が成り立つのはまず生徒数。アトリエ伊丹は兵庫県、大阪府の全ての画塾でダントツに生徒数が多いです。次に利益。社員やバイトの給料を下げたり講師数を減らすことは出来ないので、代表である自分の利益をほとんど取らないようにしています。

ここ数年物価上昇に伴いモチーフ代や画用紙代が高騰し、最低賃金も毎年上がっているのにも関わらず、月会費や夏期講習会費を一切上げていないため、生徒数が増加していても利益はずっと横ばいです。

毎年向上している『仕事欲』に対して、物欲がほとんどありません。僕にそういう欲求があればもっと料金を高くしているんだろうけど。

(受験コース/通常レッスン作品)

欲といえば僕は他の人より、『睡眠欲』がかなり強いと思います。日頃から睡眠時間は最低でも8時間は取ります。いつ寝るかの準備を計画的に立てながら、一日を過ごしていると言っても過言ではないです。

睡眠で疲れをとることだけでなく、翌日に力を発揮することにも繋がってきますし、僕が教室開校以来一度も休んだことがないのも、体調を崩したことがないのも睡眠のお陰だと思っています。

高校生は中々睡眠時間を長く取ることが難しいと思いますが、一日の中で少しでも無駄な時間があれば睡眠に充てることや、睡眠の質を良くすることで、勉強や制作のパフォーマンスにも必ず影響してくるはずです。

暑い夏が続きますが、体調には気をつけてこれから精一杯頑張りましょう。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン講評会)

(受験コース/対策レッスン作品)

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2024年8月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年07月27日 | 対策レッスン

8月の対策レッスンスケジュールをアップします。

8月は基礎コース、受験コースともに平日にも対策レッスンがあります。(時間帯は全て14~18時)対策レッスンは毎回十分な量のモチーフや材料を準備しておりますが、今年度は講習生が非常に多いため、先着順参加となる場合があります。ご了承ください。

また対策レッスンでコンクール兼京芸模試を行いますが、日程が合わない方は通常レッスンで個別にコンクールを実施します。今月は対策レッスンよりコンクールを優先してください。

8月27日(火)までに制作したコンクール作品は9月上旬にまとめて採点・順位付けします。但し立体は8月13日(火)が締切です。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

 

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生)

8月1日(木)描写 O先生 モチーフ「手とオーロラフィルム」

8月3日(土)描写 TA先生 モチーフ「いろはす、ごみ箱、チェーン」

8月4日(日)色彩 N先生「色彩コンクール」

8月6日(火)描写 N先生 モチーフ「コカコーラ、MFDボックス、布巾、ボール」

8月8日(木)描写 O先生「描写コンクール」

8月10日(土)立体 TA先生 テーマ「箱の中で自由に立体表現しなさい。」(2006年度京芸過去問)

8月11日(日)色彩 N先生 テーマ「水たまり(1995年度京芸過去問)」

8月13日(火)立体 O先生「立体コンクール」(受験コースと合同)

8月15日(木)描写 N先生 モチーフ「手と輪ゴム」

8月17日(土)色彩 TA先生 テーマ「顔(2014年度京芸過去問)」

8月18日(日)描写 N先生 モチーフ「3種類の紙コップ、針金、布」

8月20日(火)立体 N先生 テーマ「白ボール紙の特徴を生かして立体作品をつくりなさい。」(1991年度京芸過去問)

8月22日(木)描写 O先生 モチーフ「手と紙テープ」

8月24日(土)色彩 TA先生 テーマ「架空の鳥」(1979年度京芸過去問)

8月25日(日)立体 N先生 テーマ「レンガを支える軽快な形(2006年度京芸過去問)」

8月27日(火)描写 N先生 モチーフ「ティッシュペーパー、バナナ、爽健美茶」

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

8月1日(木)描写 TS先生 モチーフ「けん玉、うちわ、紙風船、タオル」

8月3日(土)①色彩 I先生 テーマ「ある水面を思い浮かべ、その感じを色彩で表現しなさい。」 (2011年度京芸過去問) ②描写 TA先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

8月4日(日)描写 TS先生 モチーフ「手とセロハンテープ」

8月6日(火)①立体 O先生 テーマ「「雲」のイメージを紙で1点、粘土で1点作りなさい。(1985年京芸過去問)」②描写 N先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

8月8日(木)立体 TS先生 テーマ「影のある場所を表現しなさい。(1999年度京芸過去問)」

8月10日(土)描写 I先生 モチーフ「鉛筆セット、豆絞り、クラフトポール、クリアカップ2個」

8月11日(日)描写 TS先生「描写コンクール」(京芸模試)

8月12日(月)色彩 N先生「色彩コンクール」(京芸模試)

8月13日(火)立体 O先生「立体コンクール」(京芸模試)

8月15日(木)①色彩 O先生 テーマ「与えられた色紙の色から各自が自由に感ずるイメージを表現しなさい。(1986年度京芸過去問)」②N先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

8月17日(土)描写 I先生 モチーフ「紙袋4枚、凧糸、ハサミ」

8月18日(日)①色彩 TS先生 テーマ「与えられた2種類の対象(アルミホイル、菓子)を組み合わせて、自由に色彩で表現しなさい。」②描写 N先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

8月20日(火)描写 O先生 モチーフ「水想い、トランプ、手提げ袋」

8月22日(木)①立体 N先生「テーマ「『壁』のイメージからの発想を具体的かつ立体的な造形物としてとらえ立体表現しなさい。(1983年度京芸過去問)」」②描写 O先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

8月24日(土)描写 I先生 モチーフ「風船、トレー、布巾、色画用紙」

8月25日(日)描写 TS先生 モチーフ「手と軍手」

8月27日(火)色彩 O先生 テーマ「与えられた画用紙に円形を一つ描き、その円内に『科学万博』をテーマとして色彩で表現しなさい。(1985年度京芸過去問)」②描写 N先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

 

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CM

2024年07月25日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

7月下旬。美大受験クラスは平日も常に14時から開いているので、夏休みに入ってからは14時の時点で教室はいっぱいです。土日を含めて20時30分まで1日6時間半(他校の2コマ分に相当)の授業に参加可能です。

アトリエ伊丹の夏期講習会は8月1日からですが、遠方からの参加申込みが今年度は例年の3〜4倍ほどあります。最近は高校1、2年生のネット生の申込みも増えています。今年度のネット生も上手な子が多いので、またの機会にまとめて作品をアップしますので、お楽しみに。

(教室風景/講師にモデルをしてもらい人物着彩をしている生徒もいます。)

さて本日はテレビCMの話です。

皆さんテレビはよく見ますか?僕は最近ほとんど見ていなくて、月に数時間程度です。

仕事が忙しいこともありますが、YouTubeなどの動画サービスや、インターネットに代替している感じです。バラエティが好きなので水ダウとかはたまに見ますし、後はスポーツやニュースとか。(因みによく見る動画はQuizKnockです。)

先日久しぶりにテレビを見ていた時に、偶然マクドナルドのCMが流れてきました。

音楽は佐藤竹善さんの『I feel Coke』

僕は元々佐藤さんがボーカルをしているバンド『SING LIKE TALKING』のファンで、学生時代は本当によく聴いてたので、CMが流れた瞬間「うわっ、懐かしい。」と思わず声を発してしまいました。

ただそれ以上に驚いたのが、そのCMにうちの元生徒が出演していたことです。ほんの2年前までは教室でデッサンを描いていた子が今やマクドのCMに!

美大に進学していたら今と全く違う人生になっていたと思いますし、人生って本当に何が起こるかわからないですね。

そういえばマクドナルドも久しく行ってないなぁ。今度行こうかな。

(受験コース対策レッスン風景)

(基礎コース対策レッスン風景)

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買取り二人目

2024年07月20日 | 美大受験クラス

(買取り作品/受験生Fさん)

今年度2人目の買取りとなったFさんの作品をアップします。デッサンのモチーフは「トランペット」です。

3年ぐらい前に描きごたえのあるモチーフを探していた時に偶然見つけたのが、このトランペットでした。値段もそこそこしましたが、購入して良かったと今でも思っています。

というのも昨年度京都市立芸術大学に合格したSくんに、浪人が決まった4月に描いてもらったのがこのモチーフでした。『変わるきっかけを作ってくれた思い入れのあるデッサン』だと言ってくれたのを覚えています。

そうそう。京都市に引っ越ししたSくんですが、夏休みにアトリエ伊丹で指導したいと連絡があり、8月に来てくれることになりました。SくんはX(旧ツイッター)でも結構な有名人。京都市立芸術大学志望者でXをやっていて知らない人はいないんじゃないかなと思います。

他塾から転塾してきて噂だけ聞いている生徒は楽しみにしていてくださいね。

(基礎コース/対策レッスン作品)

さて本日は基礎コースの中学生、高校1、2年生について。

今年度は受験生だけでなく、基礎生の人数も過去最高数です。毎年過去最多更新みたいなことを言っていますが、アトリエ伊丹は教室を開校してから一度も人数が減ったことがありません。

毎年、特に遠方参加者が増えていて遠方割対象となる学年30名の枠が高校1年生は5月で締め切る事態になっています。(高校2、3年生も既に締め切っています。)

今年度は初めて大阪府の参加者が兵庫県の参加者数を上回りました。割合は大阪府5、兵庫県4、その他1です。最近は京都府と奈良県からの参加も増えています。

先日も京都府から中学2年生の子が入会してくれました。実は中学生で京都府から美大受験クラスに参加する生徒は開校以来初めてのことです。

また今年度は高校2年生にかなり上手な子が多いです。来年度以降も楽しみです。

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

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全国から伊丹へ

2024年07月15日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

7月中旬。定期テストも終わりもうすぐ夏休みですね。

今年度の美大受験クラスは生徒数が過去最多。物凄い人数が在籍しています。

有難いことに夏期講習会も全国から参加の申込みが殺到しています。一番遠くは北海道。その他東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方全てから参加者がいます。(今年度はネット生もダントツの過去最多です。)

京都市立芸術大学を志望する浪人生の夏期講習会費は20日間(40コマ)130時間でななななんと、『16500円』です。

心配なのはやはり座席数。アトリエ伊丹は一度に最大120名まで参加が可能ですが、8月は回数を増やす通学生も多いので、ほぼ毎日満員状態になりそうです。

昨年の夏も人数増加で机と椅子を大幅に増やして対応しましたが、今年は講師用の座席を生徒用に使用する可能性もあります。講師の皆さん、すみませんがご了承ください。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

さて本日は新講師について。

最近、京都市立芸術大学の現役学生講師が2名加わりました。二人とも受験本番の描写科目で満点近くを取っており、素晴らしい実技能力を持っています。

当校では毎年他塾に在籍していた人を積極的に採用するようにしています。というのも元生徒あがりの講師を増やし過ぎると考え方や傾向が似てくるためです。

今回アトリエ伊丹の講師としてはそれぞれ初めて採用する画塾出身です。

ただ僕は画塾名を聞いただけで、どの場所にあって、どれぐらいの料金で、どのぐらいの実績があるか、ブログなどのSNSをしているのかなどが一瞬でわかります。というのも関西のほぼ全ての画塾の情報が頭に入っているからです。(2人の画塾のことも勿論知っていました。)

新しい講師が加わることで新陳代謝が起こり教室が活性化されるのはとても良いことだと思います。

アトリエ伊丹はとても講師数の多い画塾ですが、特定の講師だけにアドバイスを求めることなく、積極的に色んな講師に声をかけるようにしてくださいね。

(受験コース/ネット生作品)

(受験コース/ネット生作品)

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カボチャ

2024年07月10日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

先日の対策レッスンではカボチャを2日連続で描きました。(1日目描写、2日目色彩)

現時点ではとても良い出来栄えの作品が多かったです。昨年度は優れた実技力を持った生徒が多かったですが、今年度はさらに上回る可能性があります。

他塾からの転塾組はアトリエ伊丹での新しい指導により、大きく成長している印象ですし、何と言っても現役生がとても伸びています。最近は対策レッスンの中で現役生の作品が最も優れているという講師の意見もありますし、数ヶ月前まで浪人生に圧倒されていたのが随分昔のように感じます。

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

本日は高校3年生の7月入会(未経験)から京都市立芸術大学に現役合格した元生徒のお話です。

昨年度、高校3年生のMくんは7月という美大受験生としてはかなり遅い時期に入会しました。実はずっと前から京都市立芸術大学を志望していたものの経済的な理由で画塾に通うことができず、受験半年前にアトリエ伊丹のことを知り、この画塾の料金ならと入会を決断した経緯があります。

頭の回転と理解力が高いというのが最初の印象でしたが、実技は勿論初めてだったので現役合格は正直難しいと思っていました。というのもアトリエ伊丹では高校3年生の7月以降に入会して京都市立芸術大学に現役合格したのは美術系高校に通っている人か、他塾から転塾した人しか過去にいなかったためです。

入会してからは毎日受験本番のように必死に制作している姿を見て相当な努力家であることもわかりました。

急成長したものの、受験直前期でも実技の練習期間が長い浪人生や現役生とは差があったのも事実です。Mくんが現役合格出来た理由は『受験本番で最高の3作品を制作したから』に他なりません。

受験は自分の実力を出したもん勝ちだと思います。ですが実際Mくんのように実力を出し切れる人がどれだけいるでしょうか。

受験はメンタル勝負でもあります。そのため受験本番では前向きな気持ちが大切です。失敗したらどうしようとか、不合格になったらどうしようとかマイナスなことを考えたところで良い作品が出来ますか?僕は『死ぬこと以外はかすり傷』、『生きてるだけで丸儲け』などの言葉で意外とポジティブになれたりします。

どうすれば合格出来るのかを必死考え、精一杯努力し、受験本番を楽しんで臨むことによってMくんのように短期間で国公立美大に合格することも出来ます。

最後にMくんの合格者の声を記載しておきますので参考にしてください。(Mくんは描写210点を獲得し、余剰点数100点で余裕の合格でした。)

「私は入会したのが高校3年生の7月で、それまでほとんど受験対策の制作をしたことがありませんでした。他の人よりも圧倒的に経験値も技術も劣っていたし、始めた時期的に歴が長い人よりも多く作ることが難しいと感じていたので、とにかく、ひとつひとつの作品を他の人よりも考えて、復習するよう意識していました。また経験豊富な先生方が沢山いらっしゃるので、沢山質問したり同じ作品を色んな先生に見てもらうようにしていました。アトリエ伊丹は参考作品が豊富なので、心惹かれるものは写真をとり、プリントアウトしてノートにまとめて、隙間時間にひたすら見たり、どういうところが良いのか分析してメモをとったりしていました。生徒数も多く、みんなレベルが高いので、いつも上位の人の横に座って、どのように制作しているのかを考え真似するようにしていました。周りとの差に不安になったり悩んでも、多くの先生、作品、生徒の力を借りて、より多くのことを得るように意識すれば必ず上達します。 アトリエ伊丹ならそれが十分に可能です。使えるものをすべて使いましょう!!」

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大盛況

2024年07月07日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

7月上旬。前回のブログに続き、さらに5名の描写作品をアップします。

今年度の受験コースも実技レベルが高い生徒が多く、優れた作品が沢山並んでいますね。特に最近は現役生が物凄く伸びている印象です。8月のコンクールも楽しみです。

さて現在、教室は生徒数が例年よりもかなり多く、体験教室や無料説明会の予約も殺到している状況です。すでに7月の説明会が全枠が埋まってしまったため、急遽平日ではありますが、7月31日(水)の13時~20時に7枠追加しました。8月になる前に画塾の入会を検討している方は是非お申し込みください。

本日は夏期講習会2024に宿泊参加を予定されている方への案内です。

毎年アトリエ伊丹の夏期講習会(入試直前講習会)には全国から沢山の参加者が集まります。

これまで宿泊参加を希望される方には教室に近い伊丹市のウィークリーマンションを紹介していたのですが、宿泊できる年齢が改正され今年から満18歳以上となりました。

そのため高校3年生も可能ですが、8月1日までに誕生日を迎えている必要があり、9月以降生まれの方は基本的に1人で宿泊ができなくなりました。

そのため高校1、2年生と誕生日を迎えていない高校3年生は近隣の川西市、西宮市、尼崎市などで17歳以下の方でも宿泊可能なウィークリーマンションがありますので、現在そちらを案内させて頂いております。

その他詳しい内容はこちら➡︎下宿・宿泊先紹介

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2024年07月04日 | 美大受験クラス

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/対策レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

5名の描写作品をまとめてアップします。全て受験生(高校3年生と浪人生)の作品です。さて今年度は形取りに苦戦している生徒が多いので、本日は『形』についてのお話です。

①モチーフの構造を理解する

デッサンで形が上手く取れない人は、モチーフの構造に着目してみましょう。

例えばモチーフが電球だとします。電球は、①フィラメント、それを保護する②ガラス球、そして③口金から成り立っています。

電球を手に持って縦向きにすると中心軸に対して左右対称であることがわかります。

またじっくり観察すると口金のネジ部分は中心軸に対して、対角線が90度ではなく斜めになっています。次になぜ斜めになっているのかを考えることで構造を理解することが出来ます。答えは受け口(ソケット部分)に取り付けがしやすいためです。モチーフは基本人間が使いやすいように出来ています。

そのためモチーフは毎回必ず手に取って、色んな向きから観察することで構造を理解しやすくなります。

②繰り返し修正する

デッサンで形を取る時は、一度で正確な形を取ろうとするのではなく、何度も修正を繰り返して形を取ることが重要です。

上手に形を取るためには、初めに目安となるアタリを描き、ズレている箇所を修正→確認→修正→確認を繰り返して、正確な形へと近づけていきます。形のズレは間違い探しのようなものなので、定期的に離れて客観的に形を見比べてみましょう。

またデッサンは熟練した人ほどモチーフを見る回数が多く、初心者ほど回数が少ない傾向にあります。経験が少ない人はモチーフをあまり見ずに自分の中のイメージで描き進めていることが多いです。デッサンの答えは目の前に置いてあります。最終的な目標は見たままの形を再現することです。

などなど形取りのほんの少しの話(具体的な内容はブログでは割愛)でしたが、アトリエ伊丹の教室ではさらに詳しい内容をわかりやすく指導しています。

(受験生作品/対策レッスン)

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2024年7月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年06月29日 | 対策レッスン

7月の対策レッスンスケジュールをアップします。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

 

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生) 

7月6日(土)立体 TA先生 テーマ「2つの円柱を関係づける1つの立体」 (2017年度京芸過去問)

7月7日(日)描写 TS先生  モチーフ「ドクターペッパー、アルミシート、軍手」

7月13日(土)色彩 TA先生 テーマ「対比」(2018年度京芸過去問)

7月14日(日)描写 N先生 モチーフ「白扇3本(1983年度京芸過去問)」

7月20日(土)描写 TA先生 モチーフ「手と鉛筆」

7月21日(日)色彩 N先生 テーマ「サーカス」(1996年度京芸過去問) 

7月27日(土)描写 TA先生 モチーフ「紙風船2個(1980年度京芸過去問)」

7月28日(日)立体 N先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

7月6日(土)描写 I先生 モチーフ「帽子、トイレットペーパー、カボチャ」

7月7日(日)①色彩 N先生 「与えられたカボチャを不透明水彩を使用し、色面で表現しなさい。(2011年度京芸過去問)②描写 TS先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月13日(土)描写 I先生 モチーフ「ファンタグレープ、アルミホイル、枡」

7月14日(日)①立体 TS先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)②描写 N先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月20日(土)①色彩 I先生 「「アジア」をテーマに和紙に彩色しコラージュしなさい。」(1996年度京芸過去問)②描写 TA先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月21日(日)描写 TS先生 モチーフ「アサヒスーパードライ、木材、ギンガムチェックタオル」

7月27日(土)①立体 O先生 ①テーマ「京都市立芸術大学の新学舎移転記念のモニュメント(記念として造られる立体物)を与えられた油土を使って作りなさい。(1981年度京芸過去問)」②描写 TA先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月28日(日)描写 TS先生   モチーフ「手と折り紙」

 

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好きな作家

2024年06月28日 | 美大受験クラス

(左から小磯良平大賞展、青木繁記念大賞展、現代アート販売ページからそれぞれ引用)

(下田ひかり展、古河原泉展、リチャード•エステス展からそれぞれ引用)

(三重野慶X、青木繁記念大賞展、ルネ.マグリット展からそれぞれ引用)

(デイビッド・ハンセン展、フンデルトヴァッサー展、チャック・クロース展からそれぞれ引用)

(泉谷淑夫展、池田学展からそれぞれ引用)

(アンドリュー・ワイエス、ギュスターヴ・カイユボット)

(城愛音展、鮫島大輔展からそれぞれ引用)

(大森浩平展、雨宮庸介展、朝日陶芸展からそれぞれ引用)

(ウンベルト・ボッチョーニ展、レイモン・デュシャン=ヴィヨン展、フランク・ステラ展からそれぞれ引用)

(伊藤博敏展、松枝悠希展からそれぞれ引用)

6月末。もう半袖で過ごせる日が続いており、季節はあっという間に夏になりました。本日は僕の好きな作家26名を紹介します。(本当はもっと山ほど紹介したいのですが、今回はほんの少しだけ)

かなり昔の作家から現代作家まで、「この作品見たことある」ってのは結構多いのではないでしょうか。X、美術コンクール、個展などで特に有名な方々ですから。勿論美術の教科書に載っている大巨匠の方もおられます。

僕自身がラテラルシンキングとロジカルシンキングを混ぜたような思考なので、時間をかけて考え工夫した新しい発想の作品が特に好きです。好きな作家から割と性格が出るものですね。

先日、浪人生の何人かに好きな立体作家は?という質問をしてみたのですが、みんな全然知らなくて、、、。

オーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーア、アルベルト・ジャコメッティなど超有名作家すら知らないというのは、ちょっとショックです。

周りの京芸志望のライバルや先輩の作品ばかり気にして、それより遥かに優れたプロ作家に興味を示さないのは非常に勿体無いです。自分の好きな作家を語れてこそ美大受験生です。特に浪人生は好きな作家探しに出かけてみてはどうでしょうか?

※なお画像の著作権に関しては、引用ルールを適応し出典元を明らかにしています。(作家の死後70年経過を除く)Xの引用リポストと解釈頂ければと思います。

知り合いの作家さんには直接声をかけて画像使用の許可を得ています。予めご理解ください。

 

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休まない人

2024年06月21日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

6月下旬。高校生は文化祭が終わった後すぐに期末テスト1週間前となり、まだまだ落ち着かない日々が続きそうですね。

本日は浪人生についてのお話。

今年度は他塾から入会してくれた浪人生が過去最多で、例年以上に浪人生が多い年度です。伊丹に引っ越しして受験に臨む人、和歌山、京都府、奈良県など遠方から通学してくれている人も多数います。

他塾からの移籍した教室の数は何と『18』。1番多い教室からは5名がうちに来てくれています。

浪人を選んだ理由もそれぞれですが、全員絶対今年度は第一志望校に合格したいと思っているはずです。合格の確率を上げる一つの方法が「画塾を休まないこと」です。毎年一年間で一番出席率が高かった人は必ず第一志望校に合格しています。

昨年度Hさん(京都市立芸術大学工芸科現役合格)は、定期テスト期間も一切休まず、学科模試の後も遅刻参加するなど年間に2回ほどしか休みませんでした。

2年前はOくん。3年前はAさん。4年前はIさん。5年前はTさんと全員第一志望である京都市立芸術大学に合格しています。

今年度も今現在までほとんど休まずに参加してくれている人がいます。その中の一人が紙コップ画像のFくん。(ブログで作品をアップしたのは初めてかな。)

教室の制作だけではなく、自宅で描いた作品も定期的に持ってきてくれるので、最近特に伸びている印象ですね。

夏からはバイト頑張り組の浪人生と講習会組が一気に参加しますので、教室も大盛況(今でもかなりいっぱいですが。)になりそうで楽しみです。

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良い問題、悪い問題、これからの問題

2024年06月13日 | 美大受験クラス

(ネット生作品/今年度のネット生は過去最多!夏期講習会参加者も過去最多!)

(ネット生作品/毎月200作品以上が集まります。)

6月中旬。先日から募集を開始したばかりの夏期講習会2024は1週間ほどで外部から約20名の参加申込がありました。例年を大きく上回るハイペースで応募が殺到しています。

沢山申し込み頂きありがとうございます。今年度は兵庫県、大阪府の他の画塾に通っている方の申し込みが特に多いです。コンクール兼京芸模試2024の募集も残り僅かとなっておりますのでお早めにお問い合わせください。

さて本日は昨年度の京都市立芸術大学の実技試験問題について。

描写課題「止まっている水、動いている水」は過去に例のないとても優れた良い問題だったと思いました。それに比べ立体課題は悪い問題だと感じました。その理由は下記画像(2021年の金沢美術工芸大学過去問)です。

昨年度の京都市立芸術大学と非常に良く似ていると思いませんか?使用されている4種類の画用紙の色も全く同じため、「これ【明快な立体】の作品じゃないの?」と勘違いした人も多いはずです。

(金沢美術工芸大学2021年度環境デザイン過去問:引用)

また2015年度東京藝術大学で「ケント紙を使用し、『空気』をテーマに立体構成をしなさい。」という課題が出されたことがあります。これも2020年度に京都市立芸術大学から「空気を支える立体」という似た課題が出題されています。

偶然問題が似てしまったのか、参考にしたのかはわかりませんが、受験生の人生がかかっている試験でこのように他大学と類似した問題を出すこと自体賛成できないです。今後は今まで見たことがない問題の作成に期待したいと思います。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

さて少し先の未来の話をします。これから10年後、15年後の美大受験はどうなっているのでしょうか。

前にもブログに書いたことがありますが、2040年頃には京都市立芸術大学を含め関西の美大は努力しなくても誰でも入学できるようになっていると予想しています。

京都市立芸術大学も後2~3年ぐらいは新校舎移転の影響で今の倍率を保つと思いますが、5年後には以前の倍率に戻り、10年後には過去最低倍率を更新しているはずです。

理由はまず少子化。昨年度の受験生である2005年の出生数が約106万人。2023年は72万人です。18年間でなんと2/3(67%)になっています。

次に一般大学から美術系学部の開設の動きが出始めていることです。例えば来年度開設予定の立命館大学のデザイン・アート学部もその一つです。これから色んな大学から美術系学部が増えるのも間違いないです。

さて京都市立芸術大学は今後どのように変わっていくのでしょうか?おそらく数年後には優秀な受験生の確保のため、推薦入試制度を導入する可能性が高いです。

昨年度のアトリエ伊丹で一番実技が上手いと言われていたMさんの第一志望は京都市立芸術大学でした。しかし先に実施された推薦入試で第二志望の金沢美術工芸大学に合格したことで、第一志望校を受けることが出来ませんでした。(国公立大学の公募推薦は専願型)

Mさんは金沢美術工芸大学の推薦入試がなければ、京都市立芸術大学を受験し確実に合格していたはずです。

美大受験のシステムは毎年少しずつ変化しています。画塾はその変化に柔軟に対応していかなければ経営を継続することはできません。アトリエ伊丹が毎年人数が増え続けているのは「未来を予測する力」が優れているからです。

 

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