美大受験クラス(京都芸大専科)立体課題のテーマは「「壁」のイメージからの発想を、具体的かつ立体的な造形物としてとらえ、立体表現しなさい。」
1983年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回は表題のように具体的表現ができたか。が問われる課題でしたが、テーマ性が弱い作品が多かった印象です。
何度も練習した完璧な技術を駆使しても、出題内容に関係ない作品は評価には繋がりません。
ただ自分の『表現方法』、『パターン』、『引き出し』を増やすことは非常に大切ですので、常に新たなアイデアにチャレンジをしましょう。
さて、この時期になると現役生が急激に伸びてきます。
例えば右下の作品を制作したIさん。(入会して1年以上経ちますが、ブログに作品が載るのは今回が初めて。)
毎回対策レッスンで制作された作品の中でブログにアップされるのは上位組だけです。
厳しいですが、これが現実であり、当然毎回上位の生徒の方が合格率が高いことも事実です。
上位になるためには?他の生徒の参考になる作品とは?
まずは「自分に何が足りないのか」、「どう改善すべきか」、「どう練習すれば効率よく上手になれるか」
そして「今、自分は何を最優先にすべきか」をよく考えることです。
『練習は裏切らないという言葉があるが、頭を使わないと普通に裏切る。』
『努力は裏切らないっていう言葉は不正確。正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない。』
という有名な言葉がありますが、僕も熟熟その通りだと思います。