ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

また逢う日まで

2008年09月27日 | インド
 友人が来週、国(インド)に帰ることになり、不用になったスパイス類をもらいに行ってきました。


 彼女に会ったのは2年前。ミティーラの民族アート展を見に行った「たばこと塩の博物館」で見かけたので、話しかけたのがきっかけでした。それから、数回会ったけど、いつも彼女の話はおもしろい!きのうも、「日本に暮らしてみて、どうだった?おもしろかった?困ったことは?」などと聞くと、「すっごくいろいろなことを学んだわ~」と感慨深そうに話していました。

 彼女は日本語がかなりできますが、それでも、わからないことがたくさんあるとか。たとえば、部屋を借りたとき、押し入れの使い方がよくわからなかったとか、台所があんまり狭いので、チャパティーを作る台(チャクラ)を、どこにおけばいいのかわかならかった、歯医者に行って、「虫歯」という単語を聞いて、虫が歯にいるなんて、どういうことなのか、動転した(ベジタリアンだしねぇ)、引っ越したとき、隣近所に挨拶したのに、エレベーターで会っても、無反応で驚いた、ファミリーレストランでは、なぜ、「何人ですか」「おたばこはお吸いになりますか」とか、しくこく聞かれるのか、キウイは日本で初めて見たけど、インドのチックーという果物だと思って買ったら、期待していた味と全然違った(チックーは、甘い柿みたいな味)などなど。

 日本人にとっては当たり前すぎて、わざわざ教えるほどのことでもない、と思っていることの方が、難しかったようです。

 「じゃあ、最初に日本人の家に行って、どんな風に生活しているか見たらよかったわね」
 「日本人は招待してくれないもん!」

 そっか~。そういう私も、彼女の家には2度おじゃましたのに、我が家にはお招きしたことがありません。

 私が、「私はインドでは、自動販売機やコインロッカーやコンビニ、宅急便がなかったのが不便だった」というと、

 「コインロッカーは大都市ではたまにあるし、宅急便はみんな使っているわよ。電話かけて呼ぶの」とのことでした。


 彼女のご主人はソフトウエア会社の社長で、今度日本には、交代で弟さん一家が来るそうです。インドの会社での社員教育のために、日本から日本語教師をふたり連れて行くとか。その日本人教師の方は、これからムンバイでどんな生活をしていくのでしょう。

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