絵と文:西岡直樹
「インド花綴り」を買うのは2度目です。10数年前に、「インド花綴り 正」と「インド花綴り 続」を買いましたが、当時インドに住んでいた友人(日本人)に進呈しました。この本があればインドライフも楽しさ倍増だと思ったので。「正」と「続」が1冊になって再発刊されました。
インドの植物の細密画と、その植物にまつわるエッセイが書いてあります。カラーじゃないのが残念ですが、緻密な細密画を見ていると、知っている花は色まで思い出します。花の名前は、日本名の他、ベンガル語、ヒンディー語、サンスクリット、英語、ラテン語で表記されています。
前に「インド花綴り」を買ったときもそうでしたが、手元にあるだけで安心してしまいます。ときどきペラペラめくって、指の止まったページを読んで、また閉じる。最初から順番に読み進めていくのは、何だかもったいないような気がします。この本は汚したくないので、カバーをつけて、人には貸さないでおこう。貸してもいいような人にはもう1冊買ってプレゼントしたくなるような本です。
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