ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

the very best of MICK JAGGER

2007年10月25日 | ローリング・ストーンズ

 ミック・ジャガーの4枚のソロ・アルバム、その他からのベストアルバム。DVD付のデラックス版。 


the very best of MICK JAGGER

 ミーハー・ファンなので、まずDVDから(^^)。

 かなり長いミックのインタヴューと、過去のミュージック・クリップ集。ベストアルバムについて語るミックは、シワも深い、痩せた初老の男ですが、とってもチャーミング。音楽や映画の話をしているうちに、しだいに表情が輝いてくるのがわかります。それにしても、最近のミックの目って、透明感があるというか…無垢…でないのはわかっていますが、崇高というか、…ボノとはまた違った意味で、宗教的な感じがします。

 ミュージック・クリップは、「Don't Look Back」を除いて、ミックが40歳を過ぎてからのものばかりですが、それでも今見ると、若い!
 ライヴ・エイド用にデヴィッド・ボウイーと作った「Dancing In The Street」は、私のお気に入りのひとつで、いつも iPodのトップ25に入っています。1985年の映像で、ミックも言っているように、ファッションはかなり古くさく感じますが、サイコー!! このふたりで、宇宙人ものアニメか、ゲームソフトか作れそうです。
 ピーター・トッシュとのデュエット、「Don't Look Back」は、アテレコじゃないので、間違えたところもそのまま。1曲でCD版と2度楽しめます。このビデオで、ミックが靴を脱ぐところが好きだったわ~。久しぶりに見ることができて、嬉しかったです。

 映像がないけど、貴重なテイクもたくさんあります。ミックの長女キャリスがバックボーカルをしている「Charmed Life」、映画アルフィーからの「Old Habits Die Hard」、ジョン・レノンとの「Too Many Cooks」(←「Too Many Co*ks」と見間違えて、1人で焦っていました・バカ)、「Checkin' Up On My Baby」は、ブルースバンド、レッド・デヴィルス(浦和のサポーターみたいな名前ですが)とのコラボ。このバンドに、ゲストとして出ていた、ブルース・ウィルスが、ブルースハープの名手だとは驚き!あのミックに、「僕もハーモニカ吹きたかったど、ヘタだから…」と、言わせるとは!

 このベストアルバム発売に合わせて、ミックのサイトもリニューアルされました。いままでのもかっこよかったけど、これもまたカッコイイですね~。ストーンズは、たぶん、あえて、ドロくささを残しているので、ソロでは、デザインから、自分の好きなようにしたかったんでしょうね。

 まだ聞き込んでいないので、しばらく集中的に楽しみます。日本での発売は、ワーナー・ミュージック・ジャパン。いい仕事しています。東芝EMIもこのくらいちゃんとしてくれたら、輸入盤買わなかったのに。


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2 コメント

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今聴くとイイ! (HIKISHIO)
2007-11-24 01:56:14
昔は、ミックのソロってあまり好きじゃなかったですが、今聴くとキャッチーで佳曲揃いですよね。
「♪ジャスタナザナイッ」とか覚えやすく思わず口ずさんでしまうような、親しみやすいフレーズが多いし、やはりこの人は他とは色んな意味で違う。

「Dancing In The Street」
ゴキゲンですね!
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?な選曲 (とーこ)
2007-11-24 09:49:27
HIKISHIOさん

ミックのソロアルバムは、3枚目、4枚目と、だんだんよくなっていると思うのですが、このベスト盤の選曲、曲順のセンスって、ちょっとナゾ(笑)です。

マイケル・ジャクソン(ジャクソンズ?)とのコラボ、State of Shockも、ついでに収録してほしかったなぁ。
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