アーメットを偲んで

　cindyさんの崖っぷちエンタメ生活で、ストーンズのベルリン入りの映像がふたつ紹介されていました。そのひとつ、トルコの国営放送ntvの番組は長いけど、面白かったので、私も、まねして貼らせていただきます。
　Special Thanks to cindy !




 　去年、レッド・ツッペリンの再結成で盛り上がった、アーメット・アーティガンの追悼コンサートですが、そのアーメットが亡くなる原因となったのが、ストーンズのコンサート。ベルリン映画祭のオープニングを飾った映画、Shine A Light に収録された、ビーコン・シアターでやるコンサートを見に来たアーメットは、バックステージで転倒して頭を強打しました。「アトランティック・レコード物語」に書いてあるように、ストーンズとアーメットの関係は長くて深い。アトランティック・レコードの創立40周年コンサートにも、アーメットの追悼コンサートにも出演しなかったストーンズを、（らしいな～）と、思っていましたが、ひょっとすると、このShine A Light は、アーメットに対するストーンズ流のオマージュなのかも。

　まだShine A Light の一部をネット上で見ただけなので、わかりませんが、ビーコンに来たアーメットの姿が映っていたりしたら、生前最後の姿かもしれません。

　アーメットがトルコ人だからからなのか、映画に出ているのか、ntvのインタヴュアーは、ストーンズのメンバー全員に、アーメットについて尋ねています（チャーリーの答えが、彼らしくておかしい）。

　実利的なストーンズのことですから、オマージュよりも、収益の方が重要だと思いますが、実利的なのはアーメットも同じ。ちょっとでも自分に関係ある映画がヒットしなかったら、ガッカリすると思います。似たもの同士のストーンズとアーメットのためにも、Shine A Light がおもしろいことを祈ります。あ～、早く見たい！