お正月にヒストリーチャンネルで、ミュージシャン特集をやっていました。2日の深夜(というか、3日の午前2時から)は、ミック・ジャガー。
どうも2003年くらいに制作したものを、日本では2005年あたりに、黒鉄ヒロシの解説(?)をつけて、放映したらしく、今回はその再放送だったようです。
日頃、あまりCSを見ていないので、「もったいない」、と思う貧乏性で、録画しましたが、まぁ、どーでもいいような番組。ミックが13才の頃、パパ・ジョーのアシスタントで出演したテレビ番組が一部登場したあたりが貴重な映像ですが、You Tubeにも出ちゃっていますね。
制作はイギリスだかアメリカのようですが、翻訳の間違い、多すぎ。後で、つじつま合わなくなるのに、ミックは1953年生まれとか、「ムジョウな性格」だとか。
ムジョウって、なんでしょ?無上?無常?「様々な経験を通じて、しだいにムジョウになっていった」とか言っていたので、無情か?無情な性格ねえ。こういうこと言ったりするから?普通の日本語なら、「物事に動じない」とか、せいぜい「冷徹な」ですけど、英語ではなんて言っていたんでしょうかね。heartless とか hardhearted、cruel あたりでしょうか?ムジョウ、気になります。
解説(?)の黒鉄ヒロシに至っては、番組をちゃんと見ていないのか、「ミックとキースのふたりが経済学部の学生というのは…」などと、へーきで間違ったことをしゃべっています。
「ヒストリー・チャンネル」という名前なんだから、歴史を変えちゃいけません。もしかして、自動翻訳機を使っている?英語のチェックもだけど、なぜ黒鉄ヒロシ?ストーンズ・ファンなら、キースが経済学部の学生だなんて言わないでしょう。ストーンズに詳しくない人がわざわざ解説して、間違ったことを言っても、チェックすらしないヒストリー・チャンネル・ジャパンって、どういうテレビ局なんでしょ。
まぁ、所詮、ロック・スターの話であって、多少間違ったところで、社会に影響はないですけど、この調子で、他の番組も放送しているとしたら、ヒストリー・チャンネルの情報は信頼できないってことになります。おもしろそうな番組もあるんですけどね~。
日本の番組でもテロップ(日本語であっても最近は必ず強調のためにつけてますよね)の間違い多いですよね。これではコメントの意味がまるで逆になってしまうよ!っていうのも。それによってコメント発する人の印象もガラリと変わってしまう…。こういう事でマスコミに煽動されているんだろうかと怖くなる時があります。ちょっと大げさですが(笑)
あ~またスカパーに加入したいですわ~!
翻訳間違いと言えるのかどうか、わかりませんが、「無情な性格」は、普通の日本語では使わないような気がしますね~。
マレーシア産のインド映画のDVDで、自動翻訳機でつけたらしい日本語字幕がついているものもあります。翻訳がひどいうえに、女言葉と男言葉を逆にしたものを見たことがあります。面倒なので、英語字幕で見ちゃった。英語もわからないけど、壊れた日本語よりはマシです。