ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

月イチの楽しみ

2012年07月30日 | まいにちのできごと

 きょうは月に1度のヒンディーの日。会社が終わってから都内に行くので、私が到着するのは、クラスが始まって1時間も経ってから。終わって家に帰ると、10時半。私を含む高齢者が多いので、健康管理のため、毎年8月はお休みなので、次は9月。

 

 7~8年前までは、毎週、カルチャー・センターのヒンディー・クラスに通っていましたが、私が通っていたクラスは受講生が減り、閉鎖されてしまいました。土曜日のクラスに移るという手もあったけど、ウィーク・デーに働いている主婦としては、土日は貴重で、夕方の授業のためにわざわざ都心に通う気がしなくて、やめてしまいました。その後、失業を機に、月イチやっているヒンディー語の小説の翻訳会に参加することにしました。

 最初は、会話するわけでもない、ただヒンディー語の小説を読むだけのクラスのどこが楽しいのか?と、自分でも不思議に思いながら通っていました。小説ともなると、知らない単語ばっかりで、引いても引いても単語を覚えるわけでもないし。月に1回きりなので、ヒンディー語力も向上するより退化しているような気もするし。

 でも、最近は、これが貴重で、かけがえのないものだという気がします。「とりあえず通じれば可」という、(私の)ヒンディー語会話とは違い、助動詞のひとつひとつのニュアンスを丁寧で解説していただき、「最後、主人公が道を曲がるとき、なぜ右ではなく、左方向だということをあえて書いているか」な~んて、細かいことまでとりあげる…そういう浮き世を忘れる時間が、今の私にはこのヒンディー語の翻訳会の時しかないような気がするのです。

 参加したとき、3人いた80代の同級生は、それぞれの理由で2人減りました。残りのメンバーも40代、50代、70代なので、やっぱり猛暑の8月は休講にした方が無難。そんなペースなので、短編小説をひとつ読むだけで、数か月かかりますが、なんとか続けていきたいと思っています。この月イチもあきらめなくちゃならなくなると、現実生活の運営を処理だけになりそう。それが大人というものかもしれないけど。


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