見てきました。ミック・ジャガーの『ナイチンゲール』。
アメリカで、1982年から1987年までの間に、放送されたテレビ番組、『フェアリーテール・シアター』シリーズの1本です。
アメリカで、1982年から1987年までの間に、放送されたテレビ番組、『フェアリーテール・シアター』シリーズの1本です。
お話は、みなさんご存知のとおり
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皇帝は美しい声で鳴く小鳥を愛していたが、ある日、美しい小鳥の形をしたオルゴールを手にいれてから、小鳥につれなくなり、小鳥は皇帝のもとを去ってしまう。しかし機械仕掛けの小鳥は壊れてしまい、皇帝は本物の小鳥の価値を再認識する…
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というものですが、フェアリーテール・シアターでは、ミックの役は「中国の皇帝」で、機械仕掛けの小鳥は、「日本の皇帝からの贈り物」という設定でした。
いやはや…。
なんというか…(笑)。
ミックのファンである私は、話のタネというか、ブログのネタとして、見ておいてよかったと思いますけど。ま、わざわざ見なくてもよろしんじゃないでしょうかね(笑)。ミックは可愛かったですよ。撮影当時はまだ29歳か30歳ですからね。ちょっととりすました感じで、かわいい声で。メイクもおもいっきり怪しいけど、メイクなしの方が中国の皇帝に見えたかも。
しかし、あまりにもチープな作りで…(^^;)。子供向けのテレビ番組といっても、セットは学芸会なみでしたわ。アメリカ人の抱く中国って、ああいうイメージなんですかね。
ひとことでいうと…
失笑 (^^;)?
2本見ると遅くなるので、ナイチンゲールだけで帰ってきましたが、もう1本、『クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男』と2本だてです。
渋谷のユーロスペースで15日まで。
白状しますと、ミックだから見たいのはもちろんですが、
先に誰か見てくれるといいなーと思っておりました。
(スイマセン)
当時って東洋のイメージは今以上にアイタタでテキトー
だったんでしょうね。
もしかして、ミックも猿顔系というだけでキャスティング
されたのかな? アイタタタ・・・
映画的にはザッパの方が気になります。
ミックのメイクはあんまり「高貴な方」という感じじゃなかったですけど、コンコンした英国風英語は、けっこう感じが出ていました。ボーイ・ジョージにドジョウ髭つけたら、そのまま(怪しげな)皇帝役になったんじゃないかな~?
インチキはメイクだけじゃなくて(笑)、本物の小鳥役のナイチンゲールからして、ちゃちな作り物。「世界で一番豪華な宮殿」の皇帝の寝室も、ビジネスホテルのダブルベッドくらいでした。