ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

VINTAGE WINOS

2010年12月19日 | ローリング・ストーンズ

1日遅れちゃいましたが、お誕生日おめでとう >キース

 

2010年も終わろうとしていますが、今年一番めだった活躍をしたストーンはキースさま。永遠に出ないんじゃないかと思われていた自伝もすんなり出ちゃったし、パイレーツ・オブ・カリビアン4にも気分良く出演したみたいだし、数年前愛妻パティーが癌にかかっていたことが公表され、キースの愛情あふれる看護(というか精神的な励まし?)の話ももれ聞こえてまいりました。自伝の中でもなんだかんだとミックの悪口を書いて、「いつも仲が悪いロッカーNo.1」にも選ばれましたが、端からは長年連れ添った古女房のグチにしか見えません…。

で、たぶん自伝「Life」のプロモーション活動の一環なんでしょうけど、唐突に出たこのベスト盤。ベスト盤たって、ライヴ盤入れて3枚しかソロは出していないし(内ジャケットは、もろその3枚のジャケット写真)、タイトルは「VINTAGE WINOS」だけど、Talk Is Cheap と MAIN OFFENDERはワイノーズとしてではなく、キースのソロアルバムなんじゃなかったけ?まぁ、演奏しているメンバーはほとんどワイノーズだし、ミックのソロと違って毎回のようにメンバーを変えるのではなく、バンドにこだわるキースらしいような気もします。

 


それにしてもこのジャケット?と、なんだか不思議。

 

ジャケットと歌詞カード

ミックのソロ4枚目、Goddes in the Doorwayのジャケットも後ろ姿だったけど、なんかやっぱり後ろ姿はさびしい~!後ろ姿でいうと、キースの方が足も長いしカッコいいけど。(もう最近はブーツじゃなくてスニーカーだし、持っているお酒が瓶じゃなくて、グラスだっていうのも今風ですな)

さらに不可解なのは選曲。Time Is On My Sideも入れると、14曲中、ストーンズの持ち歌が4曲、Hurricaneも入れると5曲になります。それならThe Harder They Comeとか、Before They Make Me Runとか、Run Run Rudolph、You Gotta Silver とか、いろいろありそうな気もするんですけど。ストーンズの持ち歌4曲はライヴで、歌詞なしね。しかもキースはギタリストなんだけど、素人が聞いても、ギタリストとしてもベストアルバムではないような気がします。バンドにこだわっているから、別に自分のギターだけ目立たなくてもいい、という意味なのかもしれないけど、スティーヴ・ジョーダンのドラム、目立っていますよね。

これ、Life読んだ人にはなっとくのラインアップなのかな~。日本で翻訳版が出るのは4月らしいけど、謎はそれまでわからないままかも。

 

なんかね、かっこいいんだけど、やっぱりバラードを渋く歌うキースより、ロックンロールを飛ばすキースの方が好き。VINTAGE WINOSを聞いた後、ミックのVery Best of Mick Jaggerを聞いたら、ミックがヒイヒイ声を張り上げながら、余裕なく歌っていたど、不思議にそっちの方が生命力を感じましたわ。やー、どう見ても、キースの方がいい男なんですけどねー。

 

 


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