11年ぶりに地図帳を買いました。
地図帳 旧(左)と新(右)
いつ地図帳を買い替えようかと、迷いに迷って11年。
だいたい、茶の間に置いては、テレビで聞いた地名を確認するために使うのがほとんどだったので、今回は、いつもの地図よりちょっと薄目の、「TVのそばに一冊」と、書かれた地図にしました。
前回(1995年)に買い替えた時は、ソ連→ロシア連邦、東西ドイツ→ドイツや、ユーゴの再編成が大きな変化でしたが、今回は、香港(イ)、マカオ(ポ)→香港、マカオ、東ティモール民主共和国、ユーゴスラビア→セルビア・モンテネグロなどが変わりました。それから、平成の大合併があったので、日本地図の市町村名にもかなり変化がありました。
私が欲しかったのは、インドの新地名が載っている地図。もちろん、旅行ガイドなどではとっくに変わっていますが、地図業界では、なかなか変わりませんでした。インドでは、10年くらい前から、英語的な地名を現地名に直すことが増えたし、2000年頃には、いくつかの州も分割して、州の数が増えたのですが、2004年くらいまでに発行された日本の地図には、反映されていなかったようです。
さっそく確認。
ムンバイ(ボンベイ)、コルカタ(カルカッタ)、チェンナイ(マドラス)に変わっています。新しい、ウッタランチャル州、ジャルカンド州、チャッティスガル州も追加。でも、ベンガルールになったと聞いているバンガロールは、バンガロールのまま。今年の11月1日からは、「ベンガルール」という地名になると聞いています。
今までの地図帳、「綜合 地歴新地図」(帝国書院)のインド部分には、インド(バーラト)と、なぜか( )内に、インドでの呼び方が書いてありましたが、今回の「エッセンシャル アトラス」(帝国書院)には、(バーラト)は書いてありません。まぁ、現地名が書いてあるのはインドだけだったので、そっちの方が不思議でしたが…。
どちらの地図にも、台湾は国として載っていませんでした。
旧町名も書いてあるといいんですが、そういうのは高そうだし・・・と迷ってます。
エッセンシャル・アトラスには、日本地図も載っています。2006年3月までの「平成の大合併」の新しい市の名前と、古い市町村名が、一覧表に記載されていました。でも、合併が決まったけど、まだ名前が決まっていないところなどもあるので、来年の地図を買った方がいいようです。