タイ保健省は、7月~9月のタイの海は毒クラゲが発生することから、遊泳には注意をするように呼びかけを行っています。ビーチで観光客がクラゲに刺される事故が時々発生し、死亡に至る場合もあります。
日本でもそうですが、お盆過ぎには海に入るなと昔からよく言われたもので、理由はクラゲが大量発生するからです。
お盆になると海に海坊主が現れると言われていますが、これは多分クラゲのことだと思います。
クラゲに刺された人は良くわかりますが、かなりの激痛で、足のつかない深さのところで電気クラゲなどに刺されると結構やばいです。
特に子供や高齢者は刺されるとショックで心肺停止になる場合が多くあります。
タイでも外国人の子供がクラゲに刺され時折なくなっています。
私がまだ若いころ、波乗りが大好きでよく友達と出かけました。(一人でも行きますが)
既に季節は9月も半ば、海水浴客はほとんどおらず、波乗りに専念できるいい時期です。
が、私のグループではありませんが、他のグループの一人がクラゲに刺され、心肺停止で亡くなりました。
触手の異常に長いクラゲで「カツオノエボシ」という奴です。
日本の海だとサメの心配はオーストラリアほどではないですが、クラゲは本当に9月には大量発生してきます。(特に雨の後には)
寒い時期だとウエットスーツを着ているのですが、9月ぐらいだと日焼けしたいのもあり、海パン一つでみんな波乗りをします。
昔は今と違って小麦色の日焼けした肌に誰もが憧れていました。
それがいけないのですね。
ウエットを着ていれば肌の露出が最低限に抑えられるので刺される可能性もかなり減ります。
もし刺されたらすぐ沖には上がるか運んで、救急車を呼んでください。
どんなクラゲだったかを覚えておくと、治療に役立てます。(毒蛇に噛まれたときも同じで、蛇の種類で血清が変わるようです)
絶対刺された箇所をこすらないで、水やアルコールをかけることもダメのようです。
クラゲでも虫でもそうですが、こすると刺された針がどんどん体内に入っていってしまいます。
この針を早く抜けば痛みも軽くて済みようです。
他にもヒョウモンダコやウミヘビなど猛毒の生物が海にはたくさんいます。
お子さんずれの方は子供から絶対目を離さないようにしてください。
タイ料理
今日の我が家の昼ごはんです。
上がトムヤムガイ(骨付き鶏肉のトムヤム)、下がトーマクア(タイなすびの揚げ物、衣は卵のみ)
トムヤムガイにはエノキがよく合います。
トーマクアはタイの天ぷらのようなおかずで、ナムプリックロンルア(やや酸っぱい)やナムプリックプラトゥー(焼き鯵入り)などの唐辛子エキスをつけて食べます。
トムヤムクンはエビが高くて一般家庭ではほとんど食べません。
トムヤムは日本の味噌汁と同じで、タイ人の心のふるさとなのです。