中部アユッタヤー(アユタヤ)県ウタイ郡で4月21日午前5時半頃、道路わきで停車中のバスが炎上した。乗客は乗っておらず、死傷者は出なかった。
消火に駆け付けた警察や消防によると、燃えたのはロジャナ工業団地アユタヤに入居する工場の従業員用送迎バスで、ドライバーが道路わきの集合場所にエンジンをかけたままバスを停め、トイレに行って戻ってきたら、すでに火に包まれていたという。火は30分かかってようやく消し止められ、バスはほとんど全焼した。
従業員が集まってくる前だったため、人的被害を出さずに済んだ。
東部プラーチーンブリー県カビンブリー郡の国道304号線で4月21日午前1時20分頃、長距離バスが前方を走行中のトラックに突っ込んで炎上、乗客の7人が死亡し、20人以上がけがをした。事故原因はバスのブレーキの故障とみられる。
死亡者の中にドライバー2人が含まれているため、詳しい状況は分かっていないが、突っ込まれたトラックのドライバーは、「異様な速度でバスが近づいてきた」と話しているという。バスは東北部のノーンカーイ市から東部のラヨーン市に向かっていた。
事故現場は、日系企業が多く入居する304工業団地やカビンブリー工業団地を、304号線に沿って北上した辺りで、下り坂が続く山道。今年2月26日にはほとんど同じ場所で、乗客を乗せた大型バスが制御を失って崖に転落。8人が死亡、32人がけがをしている。タイのメディアは今回の事故を、いわゆるデジャヴ調で報じている。
タイのバスは良く事故を起こします。そして大勢の死傷者を毎回出しています。
今日の2台は火災事故です。
記憶に新しいのが昨年暮れに私の住む地域で。幼稚園児を多数乗せたスクールバスが突然爆発炎上しほぼ園児全員が亡くなった悲惨な事故です。
事故直後はバスのメンテナンスなどを強化するような法律へ変えるようなことを言っていますが何もせず、
のど元過ぎれば熱さを忘れまた同じ事故の繰り返すのがタイです。
タイでは長距離移動にバスやロットゥー(ワゴン)の利用は避けたほうがいいと思います。
高い確率で事故に遭遇します。もちろん保証などはまずありません。
話は変わりますが、例のチャトチャックの地震で倒壊したビルの死亡被害者への補償はたったの10万B(約40万円)だけです。
これはタイではかなりのいい補償金額です。
日本の感覚で何事も判断しませんように。