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暮らしの中のhandmade&homemade

2012.9.ソウル旅行 2日目 <2>

2012-10-05 | 2012.Sep.ソウル


朝から歩いて仁寺洞に着いた時間が、
思ったよりも早かったので、
その分朝食も早く終わり、
10時ごろには仁寺洞を散策しようとしましたが、
ほとんどのお店がまだ準備中で(10時半開店が多い)、
またボチボチと仁寺洞からすぐの景福宮(キョンボックン)まで歩くことにしました。



大統領官邸に行ってみたいというコウさんの希望で、
1ヶ月ほど前に予約しておいた集合場所は、景福宮のすぐ横にあります。
普通は入ることの出来ない大統領官邸ですが、
曜日が決まっている日に3~4回、
外国人はパスポートを持って、事前予約した人だけ見学することができます。



↑大統領官邸は、青瓦台(チョンワデ)って呼ばれています。
集合場所に行くと、
よくTVなんかで見るような、無線を耳に付けたSPっていうのかな、
そんな屈強なビシッとしたスーツ姿の男性が数人待っていました。

パスポートを確認後、首から下げるパスを渡されて、
目的地はすぐそこなんだけどバスに乗って官邸に連れて行ってくださいます。
私達の他にも、韓国の男子高校生や、おじさんおばさんグループ、
外国人は私達以外に中国人のカップルなど。
大型バスがすぐにいっぱいになって私達は2台目のバスだったので、
けっこう見学の人って居るんだな~ってビックリ。

青瓦台入り口に着くと、
これまた厳重な重たい門をギギギーっと開けて敷地内へ…
ここからはもう写真撮影は禁止なのですよ。
バスを降りたら、厳しいセキュリティーチェックがありました。
その後、係りのお姉さんが私のバックの中の化粧ポーチまで開けて見るし、
カメラとも起動させて、最近の数枚に何が写っているか確認されました。
空港よりも厳しいチェックです。
そうそう、その前に記念品をいただきました。
青瓦台の絵のマグカップ。

そうしたら、やっと中へ…

青瓦台の短い紹介映画を観たら(私達は日本語の解説で)、
日本人には日本語のツアー説明レコーダーを渡してくださいました。
さて、いよいよ官邸へ…



ここは、大統領が、朝夕にお散歩されている緑地園(ノッチウォン)。
写真OKということで、大統領がお散歩されている様子を想像しながらパチリ。
良く見ると、あちこちに警備の人がいて、こっちを見ていますし、
私達の一団も前、中、後をぴったり監視されながら、はぐれないように進みます。



こちらが大統領官邸。
この位置からしか撮影は出来ないのですが、
肉眼で見るとかなり迫力ある建造物でした。
後の北岳山(プガクサン)とばっちり1つの絵のようになって、素晴らしかったです。
あとは迎賓館を見物して敷地から出て、バスで最初の集合場所まで送ってくれますが、
私達は青瓦台よりその先の山手に行きたかったので、
そこで青瓦台ツアーとは、さようならしました。

青瓦台の前にある噴水台の前で、
昼食を食べる予定のお店には、
ココからどうやって行けばいいかな~って確認していると、
近くに居た駐車場警備のお兄さんが、
「どこに行きたいの?」って感じで聞いてきてくださったので、
ガイドブックを見せたところ、
「あっちの道をずっとまっすぐだ」って教えてくださいました。

でも、歩いて行ける距離ではないと聞いていたので、
「タクシー乗り場はどこに?」って聞くと、
「そんなの、ここからもう歩いても10分くらいだよ」って言うので、
そうか!景福宮駅からは歩けないけど、青瓦台からだと半分くらい来てて、
きっと歩ける距離になってるんだね~っと納得して、二人で歩き始めました。



気温もずいぶん涼しくなっていて、
お散歩するには気持ちいいね~なんて言いながら。



ちょっと坂道になってるけど、
もうちょっとかしら…
あの…
さっきからバスが数台、私達を追い越して行くんだけど、
あれに乗ったらどこまで行くのかな…
前から歩いて来る2人、山登りの帰りみたいに見えるんだけど;

 

よこの景色を見ると、
ずいぶんと坂を登ってきたみたいです。
もう10分以上は歩いてるよ~;
ほら、街があんなに下に見えるもんっ。

あの元気な警備のお兄さんなら10分だと思うけど、
普段から坂道を歩かない私達だと、結局20分くらいだったかな~~。
まぁ、振り返ればあれもいい運動になりました。



この銅像が見えれば彰義門で、ここまで来ればもうすぐ。
今までの山の坂道から一転、町が現れます。
そうすれば、右側に見える坂道を登ればすぐに、
付岩洞(プアムドン)の紫霞(チャハ)ソンマンドゥに着きました。



周りは静かなところなんだけど、ここのお店だけ人でいっぱい!
ソウルの人たちは車でくるところらしく(というか、歩いて来たの私達くらいかな?!)、
車係のおじさんが数人いたほど。
みなさんニコニコ、
「紫霞(チャハ)ソンマンドゥですよー。いらっしゃいませー!」と出迎えてくださいました。



そうそう、このポジャギの看板が目印よね~って、
やっと到着したことに感動したなぁ♪



混雑のピーク時間は過ぎていたので、すぐに席に通していただきました。
やっと座って、メニューを開くとずらりとおいしそうなマンドゥの数々。



まずは、キムチとカクテキが並べられ、ビールで乾杯。
歩いた後の冷えたビールのおいしかったこと!
少しかかとの高い靴で登って来て足も痛かったので、
靴を脱いで上がるお店でリラックス出来ました。



焼きたてのチヂミ。外はサックリ中はモチモチ。



これが韓国風餃子のマンドゥです。
野菜たっぷりのマンドゥとキムチと豆腐のマンドゥ。
皮がモチモチしていて、具がギュウギュウに入っていました。
味がついているので、このままで。



たくさん入ってる野菜の中にキュウリがあって、
これがパリパリと歯ごたえがよく、青臭くもなくてとっても美味しかったです。
キュウリは絶対生派でしたが、
「火を通してもこんなに美味しいんだ~?!」と目からウロコでした。
今度、家で餃子をする時にキュウリを入れてみるつもり。



これが食べたかった餅入りの餃子スープ「トッマンドゥクッ」。
カラフルな色のマンドゥはもちろん、全てのメニューが自然の色の手作りで、
化学調味料も一切使っていないそう。



コロコロの小さいお餅は北朝鮮風だそうで、
食べやすかったので買って帰りたかった…。
お持ち帰りもありましたが、冷凍だったので断念。

コロンとかわいらしいマンドゥは、
味も好みの薄味で、その上さっぱりしていて、
どれもこれもおいしくいただきました。



後から聞いた話だと、
私達の座った席は、
韓流ドラマの主人公達が座って食事をした席だったそうで、
混んでいるときは予約が必要なくらい人気の席なんですって。
今度そのドラマが、TVで放送していたら観てみたいな^^



素敵なお店とおいしいマンドゥのおかげで、
やっとこさ登ってきた辛い坂道のこともすっかり忘れてしまいました。

さぁ、帰り道…
彰義門のバス停にバスが停まったので、
コウさんが「たぶんコレで大丈夫だよ!」と言うので(ほんまかいな~とは言えず)飛び乗ったら、
バスは坂道を転げるように下って、
ものの5分で景福宮の前に到着しました。
すごい、適当が当たった!




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