A’s h.m.

暮らしの中のhandmade&homemade

遠い記憶

2013-02-28 | お菓子





子供の頃、祖母の家に行くと、
普段、私の家にはないような、
こんなゼリーのお菓子が置いてありました。

「おばあちゃんになったらこんなお菓子が好きになるのかな…」
なんて思いながら、
上あごにくっつくオブラートをはがして、
何となく1つ2つつまんでいたように思います。

お中元やお歳暮に届くのは、ビールやお酒ばかりでした。
(父が酒豪だからだと母が言っていました)
「お父さんが、カルピス好きだったらいいのにな~」なんて思ったものです。

それでもたまに、ずっしりと重たい缶詰の詰め合わせが届いて、
その頃には珍しいマスカットや枇杷の缶詰に心躍らせました。
でも中に1~2缶、みつ豆の缶詰が入っていました。
そんなに美味しくもないので、
「全部果物の缶だったらいいのに…」
なんて思いながら、黒い豆と白い寒天は避けて、
ピンクとグリーンの寒天をすくって食べました。

今は、こんなお菓子がおいしいなぁと思うようになりました。
ゼリーをぐるりと包んでいたオブラートは無く、
ひとつひとつジューシーな果物の味がします。

みつ豆は、天草でできた丁度良い歯ごたえの寒天と、
ほんのり塩味のおいしいお豆さんが相性良く、
果物や芋餡と食べるとホッとする味です。
このときだけは、みかんは缶詰で。

この2つを食べる時、
必ず思い出すこどもの頃の記憶です。





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2 コメント

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Unknown (かいぬし)
2013-02-28 21:30:29
わぁ~!懐かしい!
オレンジとか緑のこんなゼリー、ありましたね~(o^^o)
少し歯が痛くなる気がする様な、それ程甘いゼリーだった気がします。
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かいぬしさんへ (あき)
2013-03-04 12:43:30
かいぬしさん、こんにちは^^

そうでしょう?!
私が知っていたのも色付けされて人口甘味料的な香りと甘さのゼリーだったけれど、
保存料着色料ゼロのこんなやさしいゼリーもあるんですね。
やさしいだけに、食べすぎ注意なんですけれども…(汗)
信州のお菓子ですが、
物産展などで見つけたら食べてみてね♪
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