面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

言うのも何だが…

2008年03月12日 | Weblog
 都会暮らしの便利さを享受していて言うのも何だが、僕の住まいから三方ほぼ同距離に郵便局がある。南、東、北、いずれも徒歩3,4分である。捜せば西にも同距離であるかもしれない。妙なところにこだわりがあって、速達などに郵便物の対応が良いのは北の郵便局、口座の振りこみ手続きがスムーズなのは東、自動支払機が空いているのは南、と、記憶してそれぞれを使い分けているのだが、時々忘れてしまい失敗する事がある。玄関を出て、一瞬迷った時はほぼ間違える。今日はこれから速達を出しに行くので、玄関を出る前に北へ向かうと決めている。

 郵便局に限らず、便利過ぎて疲れることは、果たして便利といえるのだろうかと考えてしまう。マンションの郵便受けには毎日DMが束になっていて、申し訳ないがその殆どがゴミ箱に直行する。デリバリーシステムは網の目のように完璧で、宅配のバイクが路地を飛び交う。うかうか歩けば跳ね飛ばされかねない。まるで田舎のねずみ状態だと苦笑いするしかない。

 では、速達を出して来ます。玄関を出て、…

異常な日常に気付くのだ!

2008年03月12日 | Weblog
 深夜2時にようやく脳が活動を始めるなんて、尋常ではない。眠るのが朝のニュースを聞いた後だなんて、どうかしている。目覚ましなんていらない、二時間も眠れば自然に目が覚め、コーヒーを沸かしている。なのに半分眠っている。

 例えば昨日の一日。10時に銀行へ行って、11時に新宿で打ち合せ、14時にもう一件の打ち合わせを済ませて16時に稽古場へ。ずうっと朦朧としている。20時、稽古を抜けて打ち合わせ、21時再び稽古場へ。22時半稽古終了。友人が訪ねてきて24時まで雑談。約束していた電話がかかってきて30分も話込む。

 で、帰宅して今パソコンに向かっている。脳の霧が晴れてようやくすっきりしてきた。これから朝まで原稿を書くつもりだが、ふと考えた。何かが違う、何かが足りない。この心地良い自堕落感は、本物ではない。この日常は異常なのだ。脳がすっきりするのが深夜だけとは情けない。僕はこんな日常から脱出するのだ。何処へ?いや、意識の問題である。稽古場にいる時が最も聡明であるように、生活を改善しなくてはならない。