面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

時間の配分

2007年06月27日 | Weblog
 机の上には常時2種類の原稿用紙がスタンバイしている。
北斗舎製は脚本、伊東屋製は小説。ところが、この数ヶ月、
パソコンに書きこむことで原稿用紙はメモ用紙と化し、本来の
仕事をしていない。これでは原稿用紙が可哀想である。
 そこで、今夜から、例え1日ニ枚でも、原稿用紙の桝目を
埋めることにした。
 ブログを始めてから、パソコンの便利さに目覚めてしまった
のだろうか、何かというとすぐキーボードに向かってしまう。
 中指に出来たペンだこも、今や見る影も無い。
 さて、執筆時間の配分だが、寝る前の二時間と起き立ての
2時間では、同じ2時間が倍ほど違う。前の二時間はフルに
使えるが、後の2時間は半分は目が覚めていない。ところが、
書きあがった原稿用紙の枚数はほぼ同じなのだ。夜は5枚に
2時間かかり、朝は5枚を1時間で仕上げる。
あくまでも僕の場合なのだが、結局、朝でも夜でも一緒なのだ。
夜はフルに二時間、朝は1時間無駄にして残りの1時間で夜と
同じ仕事量、さて、さて、どちらにしようかと迷ったが、先に
片付けておいた方が良いだろうと、夜の二時間を使う事にした。
 40年以上小説を書き続けて、実は1冊も発表していない。
今年あたり処女小説なる1冊を送り出したいと、密かに企んで
はいるのだが、どうなる事やら、先は見えません。
 芝居の稽古は16時から21時と、実に効率良く進んでいる。
昨夜はポスター、チラシ用の撮影をした。メイクや衣装を着けた
女優さん方は一段とあでやかで、華やいだ空気は悪くない。
 お昼に某事務所から、20歳の青年の演技レッスンを頼まれ、
半年間の約束で引き受けた。大学三年生で、学業と両立させたい
と、当人は張りきっていた。来月から、他のレッスン生に加わる。
 劇団予科生と違い、短期のレッスン生は事務所の期待も大きい
ので、教える方の僕もプレッシャーは強い。しかし、いずれも
プロを目指す気持ちは一緒だ。言葉足らずにならぬよう、僕も
気をつけよう。