面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

僕の最強パートナー「作曲家神津裕之」

2007年06月01日 | Weblog
 作詞・作曲のコンビを組んで20年が過ぎた。
商品となった曲数も200は越えていると思うが
数えたことはない。
 15年前の劇団創立から、勿論、僕の舞台作品の
音楽は全て神津裕之だ。稽古中に、そこいらにある
紙切れに殴り書いた詩を渡すこともある。
 今回、「スタント」のテーマ曲の詞を渡すとき、
あまりに勝手な詞を書いてしまった負い目から、
「作り難かったら削っていいよ」と言ってしまった
僕は「今まで一字一句変えたことがありますか?」と、
さらりと言われ「ゴメンナサイ」と謝った。
そうなのです。彼は、脚本を渡された俳優にもまして、
僕の言葉を大切に使ってくれるのです。そのかわり、
彼の書いたメロディをしっかり歌わない歌手には容赦
しません。さて、「スタント」のテーマ、神津、朝倉の
コンビに堀川りょうがボーカル初参加の作品です。
 暗転音楽も含めて、神津裕之の音楽を楽しむだけでも、
観劇の価値は充分あります。
 残すは金土日の3日間、アトリエでお待ちしています。