・ガザのパレスチナ武装勢力が使っていたトンネルに入っていたイスラエル軍兵士2人がトンネルの崩落により閉じ込められ、1人が死亡、もう1人が負傷しました。
・パレスチナ武装グループが29日、ガザ地区のシデロットなど数ヶ所の入植地にロケット砲を撃ち込みました。イスラエル側の発表によると、被害は軽微とのことです。
・28日夜、ガザ地区のラファでイスラエル軍に銃撃された少年が29日、息を引き取りました。
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戦車を先頭にイスラエル軍は28日、ガザ地区のラファ難民キャンプに侵略し、医師1人、少年1人を射殺、他にも5名を負傷させました。
38歳になる医師は診療から自宅に帰る途中であったとする家族に対して、イスラエル側は、不審な動きをしていたから撃ったと釈明しています。あくまでも私の取材体験に基づく想像ですが、このような状況ですと、まずイスラエル軍は予告もなしに突然、それも一方的に現場を「closed . . . 本文を読む
アッバース議長は訪問先のカイロで28日、来年5月に自治評議会(議会にあたる)議員選挙を行なう予定であることを明らかにしました。
ハマースやジハードといった組織は、1月の議長選挙には反対しているものの自治評議会選挙には前向きであることから、アッバース氏が議長選挙に賛同させるためにハマースなどに出した譲歩と取ることも出来ます。 . . . 本文を読む
アラファト前議長の後継者として有力視されているアッバースPLO議長は28日、訪問先のカイロで記者団に、イスラエルのシャロン首相といつでも会う用意があると述べました。
一方、シャロン首相もアッバース氏との会談を、申し出があれば受け入れるとしています。
こうなると、かなり早い時期に両首脳の会談が実現する可能性が出てきました。ただ、事前交渉で前提を取り決めることなく拙速に会談にこじつければ、やがて . . . 本文を読む
議長選への立候補を表明していた候補者が27日、また辞退しました。この人物は、元ハマースの幹部タラール・スィダー氏です。スィダー氏は、先に立候補を辞退したマルワン・バルグーティ氏のように、有力候補であるアッバース前首相を脅かす存在ではありませんが、何か嫌なムードが漂っていますね。
その一方で、ムスターファ・アル・バルグーティ氏が立候補しました。バルグーティ氏は立候補を辞退したマルワンとは遠戚にあ . . . 本文を読む
パレスチナ自治政府の現職と前職の首相二人が27日、エジプトを訪問、ムバラク大統領と会談を始めました。これは、1月9日に予定されている議長選挙と、反主流派が求めている議会選挙の話し合いをするためとメディアは伝えています。
しかし、実際は、クレイ首相もアッバース前首相もイスラエルや米国と太いパイプを持っており、「アラブの盟主」エジプト抜きで和平交渉をする恐れがあるとみたムバラク氏が二人を呼びつけた . . . 本文を読む
・27日朝、ガザ市南部でイスラエル軍が数十分間、民家に向けて発砲。
・パレスチナ選挙管理委員会は、これまでに外出禁止令などで選挙人登録が出来なかった住民のた めに1週間登録手続きを延長。
・イスラエル軍は26日、ヘブロンにある故マリク・ナセル・アディーン氏の実家を爆破。アディー ン氏は7ヶ月前、イスラエル軍により殺害。
・ガザで27歳の大学教授ヤスィル・アル・マドフーン氏が乗る車が爆発、同氏は死亡 . . . 本文を読む
パレスチナ自治政府閣僚で、アル・ファタハの幹部であるカドゥラ・ファリス氏ば26日、突如記者会見して、かねてより議長選への立候補を噂されていたマルワン・バルグーティ氏が立候補をせず、アッバース前首相の支援にまわったことを明らかにしました。
バルグーティ氏は一昨年4月に投獄されてから現在もなおイスラエルの獄中にありますが、面会に来たファリス氏にその旨を発表するよう頼んだと、ファリス氏が記者会見でバ . . . 本文を読む
PLO(パレスチナ解放機構)の議長に選ばれ、自治政府の議長(大統領)に立候補したアッバース前首相に対して、現在イスラエルの獄中にあるマルワン・バルーグティ氏が対立候補として立つことを表明、パレスチナ社会が揺れに揺れています。
バルグーティ氏は45歳と年齢的にも69歳のアッバアース氏に比べ新鮮味があり、またその人気も若者の間では絶大です。それだけにバルグーティ氏が実際に立候補すれば、かなりの票が . . . 本文を読む
PLO(パレスチナ解放機構)最大政治組織のアル・ファタハはアラファト議長の後継者としてアッバース氏を自治政府議長(パレスチナ人たちは大統領と呼ぶ)選挙戦に出馬させることを決めましたが、青壮年層から不満の声が上がり、2年半前からイスラエルの獄中にあるマルワン・バルグーティ氏を担ぎ出そうとする動きが見られます。
バルグーティ氏の逮捕時、私は丁度パレスチナで取材中でしたが、逮捕理由が曖昧で、パレスチ . . . 本文を読む