故アラファト議長の遺体を収めた棺が12日、カイロでの葬儀を終えて、議長府のあるラマッラに到着、待ち構えた数千人の支持者に迎えられました。棺は支持者達の手に委ねられ、熱狂した群集の頭上を行き交いました。そしてその周りを戦闘員達が自動小銃を空に向けて乱射していました。
それを見た欧米のTVキャスターが、群集を追い払うためだと解説していますが、これはイスラームの伝統的な“儀式”なのです。これまで私は多 . . . 本文を読む
アラファト議長の死去に対して、仏政府は最大規模の敬意を払い、シラク大統領の参席こそなかったものの首相や外務大臣以下、主要閣僚が参加して葬儀を行なった後、パレスチナ「国歌」が演奏される中、ヴィラクブレイ空港からアラファト議長の棺を見送りました。これ程の扱いは、アラファト氏を相手にしなかったブッシュ政権へのあてつけと思われます。
棺を載せた仏政府専用機は11日深夜(日本時間6時)、エジプトの首都カイ . . . 本文を読む