浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

シャロン、シリアの和平提案を拒否

2004年11月25日 | Weblog
 シリア訪問中のラーセン国連中東特別調整官がアサド大統領から「無条件でイスラエルと話し合う用意がある」との提案を引き出したのを受けて、シャロン首相は24日、「何も目新しいものがない」として退けました。  両国の間には、パレスチナ問題があるだけではなく、イスラエルが67年戦争以来占領し続けているゴラン高原を巡る領土(治水)問題があります。2000年には、当時のバラク首相の提案をシリア側が蹴っており、 . . . 本文を読む