浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

ドルーズ派指導者がヒズボラーを批判

2008年02月10日 | Weblog
 レバノンのドルーズ派勢力指導者、ワリード・ジュンブラート氏は10日、テレビ放送でシーア派ヒズボラーの指導者ハッサン・ナスララー氏を批難、レバノン国民を驚かせた。

 ジュンブラート氏の発言は、「戦争を(ヒズボラーが)ヤル気ならそれに応える用意がある」といったように、これまでにない激しいものだ。これは、大統領選の投票が14回目の延期と発表された直後に放映されたもので、この扇動的な発言に対する今後のヒズボラーの反応に注目が集まっている。

最新の画像もっと見る