PLO議長も選ばれ、パウエル国務長官による中東和平への動きも再開する中、パレスチナでは相変わらず、インティファーダ(民族蜂起:石による革命)の炎は消えていません。
20日も自治区各地でインティファーダが起きました。西岸地区の主要都市ナブロスでは投石するパレスチナ人に対し、イスラエル軍が実弾で鎮圧を図り、15歳の少年2人を殺害しました。また、ガザのラファでは、60代の男性と2人の子供を含む4人が . . . 本文を読む
アラファト議長の死後に注目される中東和平の行方ですが、辞意を表明したパウエル国務長官が「最後のお勤め」とばかりに22日にもパレスチナ入りする事が明らかになりました。パウエル氏に先駆けて中東入りしたバーンズ中東問題補佐官は20日、アッバースPLO議長を含むパレスチナ指導部と会談しています。
パレスチナ指導部は、ブッシュ政権が前期に敷いた行程表(ロードマップ)を交渉テーブルに持ち込もうとしているよ . . . 本文を読む
1月に行なわれる予定の議長選挙を行なうために、パレスチナ自治政府幹部は20日、相次いでイスラエルに対して協力を要請しました。その協力内容は、イスラエル占領軍の撤退です。自治区内のあちこちにイスラエル軍検問所がある現状では、パレスチナ住民の行動の自由は保障されておらず、とても選挙が行える状況ではありません。
エレカット交渉担当相は、第二次インティファーダが始まった2000年9月の前の時点にまで、 . . . 本文を読む