浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

ヒズボラー幹部 暗殺

2008年02月14日 | Weblog
 レバノンのシーア派最大勢力で、イスラエルが宿敵と憎むヒズボラーの軍事部門指導者が12日、隣国シリアの首都ダマスカスで起きた車に仕掛けられた爆破で殺害された。

 これは、ヒズボラーが運営するTV局が伝えたもので、現地では早くもこの爆破事件に対する報復攻撃を心配する声が上がっている。

 殺されたのは、イマド・モガニヤ氏で、これまでに多くの外国人誘拐やイスラエルに対する軍事活動を指揮してきたと言われる人物である。ヒズボラーは、爆破事件をイスラエルの仕業としている。

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