米英による対イラク攻撃に世界の目がイラクに集まっている間に、イスラエル占領軍(以下、イ軍)のパレスチナ住民たちに対する圧力がますます強くなっています。そして、住民に銃口を向けるイスラエル兵の前に立ちはだかる世界各地から駆けつけてきたヴォランティアへの姿勢も強硬さを増してきています。中でも私が関わるISM(国際連帯運動)に対するイ軍の強硬姿勢は、昨年まではイスラエル兵にかすかに感じられた「人間として . . . 本文を読む
米英のイラク攻撃が続く中、イスラエル軍(以下、イ軍)の占領下にあるパレスチナの人たちは、再び世界から忘れられてしまったようです。占領下では、イ軍によって容赦なくライフラインが突然断ち切られたり、外出禁止令が何日も出されたり、そして通勤、通学しようとしても西岸地区だけで二百数十箇所に設けられた検問所で何時間も足止めを食らったり、基本的人権すら“夢の世界”と思えるような惨状が今日も続いています。
そん . . . 本文を読む