故アラファト氏の「カネ」の問題がメディアで取り上げられています。また、この件に関する読者からの問い合わせもいただきました。そこで、私が知っている範囲内ですがご説明させていただきます。
「小切手の全てはアラファト氏が切った」という言い方は、大げさにしても、大きなカネの動きの中心には必ずアラファト氏がいたことは事実だと思います。つまり、多額の資金を必要とする事業や活動は、アラファト氏のサインがなけ . . . 本文を読む
ガザ地区で14日に行なわれた「故アラファト議長弔問式典」に数十名の武装した男が乱入、「アブ・マーゼン(アッバース議長の別名)に死を!」と叫びながら突然発砲して場内は一時大混乱になりました。警察官が応戦して武装グループを退散させましたが、2人の警察官が死亡しました。アッバース議長にけがはありませんでした。
これを見ても分かるように、アッバース氏はパレスチナ人の間で大きな支持を得ている人物ではあり . . . 本文を読む