フランス政府は19日、故アラファト議長の未亡人スーハさんに、故人の死因を含む診断情報を手渡しました。
アラファト氏の死因については、この場で何度もお伝えしていますが、毒殺説がパレスチナ社会のみならずアラブ・イスラーム諸国にまで波及しています。仏政府は、未亡人、娘、おいに死因を知る権利がある、としており、未亡人の他に、パレスチナ自治政府の国連代表を務めるおいのアル・キドワ氏に渡される見込みです。 . . . 本文を読む
アラブ諸国とパレスチナ自治政府で構成されるアラブ連盟のアムル・ムーサ事務局長は18日、故アラファト議長をテロリスト呼ばわりするアメリカとイスラエルに対し強硬に抗議、発言を改めるように求めました。ムーサ事務局長は、イスラエルのシャロン首相こそが、アラファト氏をおとしめて中東和平をだめにしたと名指しで批判しています。
これがOPEC(石油輸出機構)と共にアラブ連盟が世界を震撼させていた70年代後半 . . . 本文を読む