西岸地区のラマッラー刑務所で22日、ハマースのメンバーで宗教的指導者であるマージェド・アル・バルグーティ師が心臓発作で死去した。
突然の獄中死に、シーア派の信者やハマースの支持者たちは、死因は他にあるとしてパレスチナ自治政府に対して抗議の声を上げ始めている。23日には、同師の出身地であるコバル村でデモがあり、制圧に出たパレスチナ警察の発砲で参加者2人が負傷した。
アッバース大統領はこの事態を重く見て実態調査をするように命じた。それを受けて、パレスチナ警察は特別班を作った。
だが、シーア派住民は、今回の獄中死をアッバース大統領を筆頭とした指導層がハマースつぶしの一環に企んだ暴挙だとしているだけに、スンニとシーアの対立構造が今後ますます悪化することが懸念される。
突然の獄中死に、シーア派の信者やハマースの支持者たちは、死因は他にあるとしてパレスチナ自治政府に対して抗議の声を上げ始めている。23日には、同師の出身地であるコバル村でデモがあり、制圧に出たパレスチナ警察の発砲で参加者2人が負傷した。
アッバース大統領はこの事態を重く見て実態調査をするように命じた。それを受けて、パレスチナ警察は特別班を作った。
だが、シーア派住民は、今回の獄中死をアッバース大統領を筆頭とした指導層がハマースつぶしの一環に企んだ暴挙だとしているだけに、スンニとシーアの対立構造が今後ますます悪化することが懸念される。