SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

一日教室 アクリルガッシュで「大好きなスイーツを描く」レポート

2016年09月30日 | アートサロン大阪

本日は一日教室「大好きなスイーツを描く」を開催しております。


アクリルガッシュを使って、スイーツを描こう、という今回の一日教室。
基本的なアクリルガッシュの使い方から習っていきます。


ご自身もアクリルガッシュで作品を制作、発表されている山縣寛子先生。
本日もよろしくお願いいたします。


まずはスイーツの写真資料などを見ながら、
ラフスケッチで配置を決めていきます。


キャンバスに色鉛筆の白で下描き。
(キャンバスはカラーファンデーションで地塗り済)


アクリルガッシュは通常のアクリル絵具よりも彩度と不透明度が強く、
乾燥後は艶消しの仕上がりとなるのが特徴です。


水溶性で乾燥も早く、短い時間で描き重ねが出来る反面、
画面の上で色同志を混ぜるなどの作業には不向きです。


ベタ塗りで、大きな面から塗っていき


厚みを持たせる下地材やクラッキングペーストなども使って、
スイーツと背景を描き分けつつ・・・


どんどん塗り重ねていきます。
 


全面に色が入ったら、少し遠目に作品全体を観て、
強調したい部分と背景との明暗コントラスト、
彩度のバランスなどもチェックしていきます。


スイーツの種類によっては、複雑な形態や


包装紙のレタリングの有無などで、作業量が変わってきます。


そろそろタイムアップ・・・


可愛らしくも、美味しそうなスイーツの作品が出来上がりました。

段階的に細部へ、より細部へ と描き込みを進めていく山縣先生の手法も習いつつ、
アクリルガッシュの塗り方、使い方がよく分かる一日教室となりました~

(WA)


渡辺聡先生、秋の一日講習会決定です☆

2016年09月29日 | 一日教室

芸術の秋が近づいて参りました‥

サクラアートサロンでは続々と新しい講習会が決まっております

 

昨日に続き、本日も秋の特別講習会をご案内します!

10月29日(土)開催

おしゃれなカフェ ~ 透明水彩 補色を使いこなす~

講師 は渡辺聡先生です。

 


渡辺聡先生

 

渡辺先生が専任講師を務める一日講習会「日曜画材研究」では透明水彩から油彩まで、様々な

技法を学ぶ講習会を開催しています。

そして、「日曜画材研究」のスピンオフとして透明水彩技法を使った一日講習会もこれまで数々

開催し、好評を博してきました

 

今回制作する作品はこちら☟


講師参考作品

パリのカフェ風景を透明水彩で鮮やかに描き上げた先生の作品です。

そして「補色を使いこなす」というテーマのもと、コバルトブルーを効果的に扱いながら

おしゃれな水彩画を制作します

渡辺先生の丁寧で分かりやすい指導で進めていきますので、初心者の方も安心して受講していただけます。

また、新しい引出しを増やしたい経験者の方にももちろんオススメです!

 

 お申し込みはコチラから 

 

尚、このような1日講習会や短期講習会は会員でなくとも、どなたでもご参加いただけます。

皆さまのお申込み、心よりお待ちしております。

 

(まりも)


中川知美先生の講習会のご案内☆

2016年09月28日 | お知らせ

本日は新しい講習会をご案内します!

10月23日(日)開催、日曜アートセミナー

名画からアプローチする抽象画-転写技法に挑戦してみよう-

講師 は中川知美先生です。

抽象画をテーマとした講習会でおなじみの中川知美先生、4月に開催した「名画からアプローチする抽象画」の第2弾となりました

前回はパウルクレーの作品をヒントにイメージを膨らませていきました。

今回、先生が取り上げた名画はマーク・ロスコの抽象画です

さらに、描くだけではなく写真を転写する技法を加えてさらに面白い作品作りを学んでいきます。

 
中川知美先生

 

 
マーク・ロスコの抽象作品

 

[中川先生による制作過程]

 ⇒ 
ロスコの作品を参考に下地を作ります


転写用の写真

 ⇒ 
写真をキャンバスに転写


アクリル絵具で加筆して完成です。

 

このような制作過程を踏んで作品を仕上げていきます。

写真という素材を使うことで抽象画という表現が身近に感じられるかもしれませんね。

絵画制作へのヒントが詰まった講習会になりそうです

 

 お申し込みはコチラから 

※10月4日(火)までの期間で定員を超えるお申し込みがあった場合は抽選になります。

 

尚、このような1日講習会や短期講習会は会員でなくとも、どなたでもご参加いただけます。

皆さまのお申込み、心よりお待ちしております。

(まりも)

 


締め切り間近!台湾スケッチツアーご案内☆

2016年09月27日 | アートサロン大阪

みなさま。こんにちわ

本日は、11月に開催予定の海外スケッチツアーのご案内をさせていただきます!!

お申込み締め切りまで、残りわずか・・・

今回は、ツアー行程と台湾魅力溢れるスケッチポイントをご紹介します

 

☆スケッチツアー日程は、こちら・・・⇓☆

11月27日(日)

台北へ向け出発!

到着後は、故宮博物院を参観します。

明や清を中心に60万点以上の皇帝コレクションが展示されています。

作品のモチーフとして大いに役立ちそうですね♪

 

11月28日(月)

弓手先生お勧めの「九份」にて終日スケッチ

☆「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったといわれている 「九份」

山を背景に海に面し 斜面に立ち並ぶ古風な町並みと坂道、細い路地など風情溢れる街です。

 

11月29日(火)

高雄市

☆湖に浮かぶ2本の塔が印象的な 左営蓮池(さえいれんちたん)をはじめ

市内のスケッチポイントを下見を兼ねて見学。

 

11月30日(水)

台南

 台湾開祖の地 である「安平地区」に小旅行です。

「ほんとうの台湾」に出会う 昔日の面影が漂う街並みです。

 

12月1日(木)

最終日 高雄市内にてスケッチ後 関西空港へ・・帰路に就きます。

 

ご同行いただきます 弓手研平先生です。

 

弓手先生は、過去に何度も スケッチや海外スケッチツアー にご同行いただき

海外スケッチツアーのご経験も豊富でいらっしゃいます。

(弓手先生スケッチ参考作品)

 

様々な画材を使ったテクニックなども弓手先生の特色のひとつです。

日頃 出会えない景色に出会い 現地での空気を感じながら スケッチしていく・・・

素晴らしいスケッチツアーとなること 間違い無しです

 

お申込み締め切りは 9月30日(金)となっております

締め切り間近!!みなさまのご参加を心よりお待ちしております☆

お問い合わせ お申込みは アートサロン(tel・0662927080)まで

(歌姫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンゴーかき氷の有名店です。日本のかき氷とは違ってふわふわの氷が特徴で、かき氷のまわりにもマンゴーが乗っています。とにかくマンゴーを食べたい!というときにはこのお店がぴったりです。


上手くて巧い絵③「静物を描くⅡー色彩の基本ー」

2016年09月26日 | 一日教室

本日はアートベースの開催日でした!

上手くて巧い絵-色彩論を身につけて描く-』

講師は永津照見先生です。

第3回目のテーマは

静物を描くⅡ-色彩の基本-」です。

静物を描く講習会は二回目となりました。

本日は「色彩の基本」として、色彩パステル画の制作を学んでいきます。


本日の先生による参考作品です

始めの講義ではまず遠近法の種類と明暗法について説明がありました。

遠近法には、

①幾何学的遠近法 ②空気遠近法 ③色彩遠近法 の三種類があります。

描く場面でこの遠近法のどれを使っていくかがポイントです

続いてパステルペンシル、ソフトパステルの描画方法を演習。

筆圧やタッチで明暗の変化をつけていきます

制作に入ります。

一枚目は「白い紙の上に置いたレモン一つ」を描いていきます。

まずはパステルペンシルで下描きです。

形態を大まかな箱型に当てはめ、明部と暗部に分けます。

 

 

続いて色彩決定のプロセスは、

明度 ⇒ 色相 ⇒ 彩度 という順に行っていきます。

まず明暗で立体的に描き(明度)、明るい所と暗い所の差をつけて(色相)、

最後に鮮やかさ(彩度)を出していきます

先生が一人ずつ順番に見て回って指導していきます。

爽やかな黄色いレモンが出来上がりました

 


二枚目のモチーフはこちらです。

「ガラスビン、オレンジ、半分に切ったグレープフルーツ」です。

まずは先生のデモンストレーションです。

今回作品を描くポイントとして先生がおっしゃられたことは、

「対象物のいいところを引き出していく」、「大げさに特徴を引きずり出す」

そして、一番大事なのはやはり「美味しそうに描くこと」です

下描きで明暗をしっかりつけてから着彩していきます。

そしてモチーフは一個ずつ描くのではなく、全体を見て描くことが大事です。

明度のバランスを崩さないように色を付けていきます。

いきなり鮮やかな色を使わず、徐々に塗っていくことも大事です

 

完成しました!

今回も短い制作時間で二枚の絵が仕上がりました。

手を入れ過ぎないシンプルな絵の魅力も感じられます


最後にフィキサチーフをかけて終了となりました。

 

皆さまお疲れさまでした

 

『上手くて巧い絵』第4回目は10/10(月)「女性を描くⅠ-ホワイトコスチューム-」です

実際に外国人女性モデルを迎えての講習会となります。

お申し込みはコチラ

 

 永津先生の講習会は一回完結型で開催しています。

残り2回も皆さまのご参加お待ちしております!

 

詳しい案内はコチラ

 

次回のブログレポートもどうぞお楽しみに~

 

(まりも)


表現力がワンランクアップ!-女性の横顔- 豊かな陰影で描く vol.2 レポート

2016年09月25日 | アートサロン大阪

本日は日曜アートセミナー
「表現力がワンランクアップ!-女性の横顔-豊かな陰影で描く vol.2」
を開催しております。

大谷郁代先生による、写実的でありながら情感を感じさせるパステルの描き方、第二弾です。

前回はバレエのトゥ シューズを描きました。 今回は「人物の横顔」を描いていきます。


まずは木炭で陰影を付けていきます。


元絵となる、大谷先生の作品を見つつ、線よりも面、
陰影によって生じる立体感を重視していきます。


描きつつ


消しつつ


なじませていきます。


木炭での明暗が出来たら、フィキサティーフなどで定着せずにそのまま着色していきます。


硬めのパステルで、木炭と混ぜ合わせながら着色していくことで


木炭での明暗がそのまま反映されていきます。(混ぜすぎ注意)
※支持体であるパネル貼り木炭紙には、水で薄めた極薄のアクリル絵の具を塗布してあり、
木炭が混ざりすぎない効果も影響しています。


明るい部分~中間の明るさの部分には、さらに白やパステルを加えて


塗りつぶしすぎない「層の重なり」で厚みを表現していきます。


細部の描き込みには、パステル色鉛筆も使います。


持ち込み資料で制作を進められている、和風の人物などもあります。


最後にまつ毛などの最も細部も描き込みつつ


完成へと向かっていきます。


大谷先生の作品を見ながら・・・ではありますが、みなさんそれぞれの個性を持った
「女性の横顔」が出来上がりました。






大谷先生 いわく
「木炭ドローイングでも丹念に段階を作ることで、れっきとした『作品』となっていきます。
そこにパステルで色味を加えていく事で、いっそう絵の世界が広がっていくと思います。」

今回、大谷先生ご自身の制作工程を体験された参加者のみなさんには、
とても実感出来る、説得力をもった 総評となりました~

(WA)


「山縣寛子 展」のご案内

2016年09月24日 | アートサロン大阪
本日は現在開催中の山縣寛子先生の個展のご紹介です。 


京都・アートスペースMEISEIにて開催中


山縣先生ならではの渋い色味と、「和」でも「洋」でもない、《折衷》がお好きな先生の世界が溢れています。


必ず本が登場する山縣作品、 『本がないと不安』と語る山縣先生は、古本屋巡りがご趣味とか。


読書も、古書探しも、制作の一部だそうです。



個展会場はまさしく「ヒロコの部屋」! 独創的な作品群は一見の価値あり‼︎ ぜひ、お立ち寄りください。


「ともに歩む油彩画&水彩画」講座のご案内

2016年09月23日 | アートサロン大阪

本日は「ともに歩む油彩画&水彩画」講座のご案内 です。

なるべく自然光に近い状態で、静物を描きます

油絵で、丹念に描いていく方が多い講座で

超写実的な、リアリズム描写の手法が習えます

とりわけ、「形の取り方」や「明暗の捉え方」と言った
写実描写のための基礎からバッチリ習えます

また、油絵のみならず、水彩なども習えます

講師 池田 誠史 先生ご自身の作品にもみられる、
リアリズム描写の手法を基礎から習っていけます!

池田誠史先生作品

まずは見学体験、そうして気に入ったら入会!です。

見学、体験は随時承っておりますので、
是非一度サクラアートサロンまでご来校くださ~い。
スタッフ一同心よりお待ちしております

◆講座名 「ともに歩む油彩画&水彩画」
◆開講日時 第二、四 金曜日 午前10:00~午後12:30

(WA)


クレパス技法エクセレント講習会『色のコンポジション』

2016年09月21日 | 一日教室

本日はクレパス技法エクセレント講習会の開催日でした!

色のコンポジション -調整 ・ 統一 ・ 創造-

講師は田伏勉先生です。

三日間講習会の一日目の様子をご紹介します

「エクセレント講習会」は、日曜アートセミナー「クレパス技法」、「クレパス技法プレミア講習会」

受講された方限定で、年に一度開催しています。

 

今年のクレパス技法は様々な「色」をテーマに開催してきました、その集大成となる今回の

エクセレント講習会では「色のコンポジション」と題しまして、様々な色の構成をテーマに一つの

作品を描き上げていきます

今回の制作のルールとして、

赤 ・青 ・黄の三原色と、その反対色を使うこと。

そしてそのつなぎの色を入れること。

これを守って描くことが条件となっています


田伏先生の参考作品です

モチーフ写真はこの先生が描かれた風景写真を使いますが、構図は自由となっています。

こちらの先生の参考作品では左上の黄色い教会に向かって坂道が伸びていく、

下から上への構図となっていますね


制作手順です。

左上がエスキースで、その隣のデッサンから始まり、初回の本日は一層目の色を塗っていく

ところまでの流れです。

制作開始です。

各自で構図を決めて木炭でデッサンをしていきます。

エクセレント講習会は3日間あるため作品サイズも大きく、F15号となっております。

講習会で制作するサイズとしては最大級ではありますが、これが可能なのも

これまでクレパス技法で制作を重ねてきた参加者の皆さんの経験の賜物と言えますね

 

じっくり時間をかけて下描きが完成しました。

フィキサチーフで定着してクレパスによる着彩に入ります。

 

今回は色の構成がテーマなので、実際の写真の色は意識せずに自由に色を置いていきます

その上でのルールとして、始めに黄色を入れれば次はその反対色、さらにその反対色、というように

色をただやみくもに散らすのではなく、正しく構成していくことが大事になってきます。

モチーフ写真があるので普通はそれに合わせてしまいますが、それに逆らって色を置いていくことが

難しい部分ですね。

「立体感をだすことよりも色を優先に」とのことです

一層目が一通り塗れたらオイルで伸ばしていきます。

カラフルな画面が全体に馴染んできました。

オイルで伸ばしたらさらに描き続けていきます。

徐々に濃い色を乗せていきます。


カラフルな画面が鮮やかで、まるで抽象作品のようにも感じられます。

どんどん色が増えて、重なっていきます。

この先どうなっていくかとても楽しみになってきました

本日はここまでとなりました‼

次回は10月5日(水)です。

ブログレポートを乞うご期待ください

(まりも)

 

 


台風による本日の講座について

2016年09月20日 | アートサロン大阪

現在台風16号が接近中の大阪です。

これから夕方にかけて、大阪府の中~南部は暴風圏入ると予想されています。

午後2時現在、サクラアートサロン大阪は営業中ですが、
台風による講座振り替えも受付しております。

外出が困難な方は、お出かけ前にサクラアートサロン大阪までお電話下さ~い

サクラアートサロン大阪電話番号 06-6292-7080

(WA)


永津照見先生の講習会動画が完成しました!

2016年09月19日 | 一日教室

本日は、講習会『上手くて巧い絵-色彩論を身に付けて描く-』の第1回、第2回の動画を紹介します!

講師は津照見先生でした

 

第1回 8月22日開催 『「静物を描く」Ⅰ-モノクロとカラーー』

レモンとトマトをパステルで描きました

動画はこちらをクリック


第2回 9月12日開催 『「顔を描く」-外国人女性ー』

外国人女性をモデルに迎え、パステルで描きました。

★動画はこちらをクリック

 

講習会の様子ぜひ、ご覧ください

 

今後の『上手くて巧い絵-色彩論を身に付けて描く-』の予定

●9月26日(月)「静物を描く」Ⅱ-色彩の基本-

●10月10日(月)「女性を描くⅠ-外国人女性 ホワイトコスチューム-」

●10月24日(月)「女性を描くⅡ-外国人女性 ブルーコスチューム-」


どちらも募集しております!!

★お申し込みはこちらから

講習会は、会員様以外の方、どなた様でもご参加いただけます。

お待ちしております

 

(lila)


 

 

 



 

 

 


日曜画材研究『水彩 画面構成・構図を考える』

2016年09月18日 | 一日教室

本日は日曜画材研究の開催日でした!

『水彩 画面構成・構図を考える(名画を分解・構築)』

講師は渡辺聡先生です。


渡辺先生本日もよろしくお願いします!

 

今回の講座は画面構成構図について学んでいきます

午前中は座学で、様々な絵画を例に出しながら講義を行います。

午後からは講義に基づき小作品を制作していきます。

構図とは風景の切り取り方であり、

構成とは作品の総体とも言え、作者の意図を示すものになります。

講習会タイトルにもあるように、名画を「分解・構築」して様々な構成の仕方を解説していきます。

例えば、

三角形の構図には「安定感」や「静か」といった印象があります。

また、逆三角形の構図にすると「非安定」や「動き」、「不安」といった三角形とは逆の印象を受けます。


渡辺先生作成の資料。名画と、それを分解して変化を加えて構成したものを並べています。

 

その他の構成として、

対立の構図 : 緊張感 ・ ドラマティック

囲い込みの構図 : 安心感 ・ 穏やか

といったものがあります

 

「黄金比」についての解説や、黄金分割といった絵画の画面構成の仕方などの説明もありました。

 

続いて小作品制作に入ります。

モチーフ写真にそれより小さく切ったトレーシングペーパーをあて、切り取る構図を決めていきます。

トレーシングペーパーは九分割されてあり、その線上交差点にモチーフがくるように配置します。

元の写真は古民家を少し遠景で捉えており、作品として描くにはパッとしない構図と言えます。

それを切り取ることでちょうどいい構図にして描きます

それぞれ構図が決まれば下描き⇒透明水彩による着彩になります。

この小作品では、講義で解説があったスーラの絵画『グランド・ジャット島の日曜日の午後』を参考に、

風景を「近景・中景・遠景」に分けて色彩の変化を意識しながら描いていきます。

 

渡辺先生も一人ずつ丁寧に指導していきます。

構図・構成といった理論的な作業が一通り決まってくると、あとは普段の水彩技法を活かした

制作に集中していきます。

皆さん少しずつ違った構図になることによって、作者の意志というのが感じられてきます。

 

素敵な作品ができあがりました!


生徒さんの完成作品です。

最後に先生が一人ずつ講評して回り、終了となりました!

皆さまお疲れさまでした

 

次回の画材研究は10/2(日)『物の描き方 初めてのアスファルトと車』です。

 

お申し込みはこちら

残席わずかとなってます!

 

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

(まりも)

 

 


夏休み特別講習会の動画が完成しました☆

2016年09月17日 | 一日教室

日に日に夏から秋へと移り変わってゆくのを感じますが、日中はまだまだ汗ばむ陽気です

 

そんな本日は、八月のお盆休み中に開催した一日講習会の動画を紹介します!

8月13日開催

塗り絵!透明水彩の塗り重ねで表現する-棚田の風景-』

講師は渡辺聡先生でした。


透明水彩技法講座ではおなじみの渡辺聡先生です。

今回は「塗り絵」スタイルで風景画を描きました

 動画は☞こちらをクリック

 

講習会の様子、ぜひご覧ください

 

尚、これまでの講習会の動画はサクラアートサロンHPのアーカイブページでご覧いただけます。

アートサロンアーカイブ

 

今後も新たな講習会が続々アップされていきます。

楽しみにお待ちください

(まりも)

 

 


チケット制・野外スケッチ入門再開!、奈良の超穴場スポット土佐街道へ!

2016年09月16日 | 先生からのブログ
サクラアートサロン大阪ブログをご覧の、野外スケッチファンの皆さまこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師、弓手研平です。

灼熱の夏休みも終わり、ようやく過ごしやすい季節となりまして、いよいよ野外スケッチのシーズンとなりました。

夏休み明け一発目は、これまでの野外スケッチ講座を振り返っても、かなりの超穴場スポット!、奈良の山奥!?、高取町にある土佐街道に行ってきました。


奈良らしい古い町屋が並んでいますが、奈良の中でもかなりマニアックな界隈です。


近鉄南大阪線、吉野まで行くちょい手前の壺阪山駅が最寄りです。


いちおう駅前メインストリート?。


遠路はるばるお越し頂いた参加者の皆さん(チケットをお持ちでしたらどなた様でも参加出来ます)が、さっそく土佐街道を目指します。


駅から徒歩で100mほどで土佐街道に到着。

陀羅尼助などでも知られる土佐街道の、薬商さんの前で、チケット制・野外スケッチ入門恒例の、本日の現場スケッチテクニックのレクチャーをしました。


レクチャー中の写真は撮れませんでした。が、今回は先日の日曜アートセミナーでも取り上げた「ベンガラ」を使って、ひなびた奈良の山奥の歴史ある土佐街道を、「あえて古くさく描く」テクニックの現場レクチャーをしました。土佐街道の石畳は、阪神淡路大震災の時の阪神路面鉄道の敷石が使われているそうです。

講師デモスケッチの工程をご紹介します。


ベンガラをアクリルメディウムで下地塗りして、街道の形をインク切れボールペンで引っ掻き、そこに墨を流してトーンを付け、さらに木炭で引き締めます。


カレーパステルで軽く着色します。



完成。


部分はこんな感じ。


サササッとデモスケッチは仕上げて、皆さんのスケッチ現場へ・・

路地の隅でなかなか面白いアングルを狙ってはります。



沢山の人集り!?


案山子に見守られて楽しくスケッチされてます。

案山子!?


「町屋のかかし巡り」という、この時季だけの土佐街道の町興しイベントで案山子があちこちに飾られてました。


案山子さんたちに見守られて「描いてたら、いつも後ろから見られてるみたい〜」とか仰いながら・・電動車椅子の地元の方に、「あの瓦は高取藩主の・・」と、土佐街道のポイントを教えて頂いたりしました。




「一山」?、高取藩主の家紋だそうです。絵になるボロボロの民家の瓦にありました。

他にもいろいろ見所がありました。

富山に次いで古いらしい土佐街道の薬商さんにも案山子が・・


「人面石」!?、たしかに・・








さすがにまだまだ9月。日向は暑いくらいの一日でした。


本日の合評会は、今回だけ特別バージョンです。土佐街道近くの画家I先生のお宅へ・・


あれ!?、サンドイッチ!?が・・


皆さんの土佐街道スケッチを準備して・・


素敵なリビングで、特別バージョンの合評会を開催させて頂きました。


本日は、はるばる奈良の山奥までお越し頂いて、

「今日は得したわぁ〜」

って皆さんに言って頂きました。


1点ずつベンガラを使った土佐街道スケッチを鑑賞合評して、サンドイッチとコーヒー紅茶を美味しく頂いて、I先生に丁寧にお礼を申し上げてお開きとなりました。

サクラアートサロン大阪でもお世話になっているI先生、本日は有難うございました。

そして、はるばるご参加頂きました皆さま、まだまだ暑い中、お疲れ様でございました。

土佐街道は大和時代に高知土佐まで繋がる道だったそうで「土佐」って言うそうです。現在では、毎年3月の雛祭りで、町屋に雛人形がヅラリと並ぶことでも有名です。

さて、

次回は大阪にて10月7日です。

チケット制・野外スケッチ入門は、どなた様でもチケットをお持ちでしたらご参加頂けます。

是非是非お友達とお誘い合わせて、お気軽に楽しくお越し下さいませ〜


人面石・・


「チケット制 野外スケッチ入門」いよいよ始まります♪

2016年09月16日 | アートサロン大阪

 

おはようございます!!

本日開催分から再開するチケット制 野外スケッチ入門

お天道様からGOサインを頂き、無事本日の開催が確定しました

 

 

いよいよ、弓手研平先生の野外スケッチ入門に適した季節に

心待ちにしていたみなさま、お待たせいたしました

弓手先生、気合を入れて出発準備をされています

 

本日訪れるのは、奈良 高取町 土佐街道です

 

街の空気を味わいながら 「建物が美しく並ぶ古い街道を、しっとりと描くテクニック」を

習得しちゃいましょう

 

集合場所・時間:近鉄南大阪線 壺阪山駅 13:20 

◇開催日時:2016年9月16日(金) 13:30~16:30

◇テーマ:ひなびた奈良の穴場 街道をしっとりと歩く

◇スケッチ場所:奈良県 高市郡 高取町 土佐街道

◇講師:弓手 研平 先生

◇当日のスケッチ講師指導テクニック :

  美しく並ぶ古い街道をしっとりと描くテクニックほか

 

 

 

事前にチケットをご購入いただきご参加いただいているため、
  現地でのチケット販売、現金での受講はご利用いただけません。
  

 

お気を付けて行ってらっしゃいませ!楽しんで来てくださいね

 

「チケット制 野外スケッチ入門」詳細、10月以降のスケジュールについてはコチラ

 

 

◆お問い合わせ
サクラアートサロン大阪 06-6292-7080

 

(ちょこりん)