SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

土曜アートベース『表現力がワンランクアップ!-豊かな陰影と透き通る光のベール-』2日目レポート

2016年04月23日 | 一日教室

本日は

土曜アートベース


『表現力がワンランクアップ!-豊かな陰影と透き通る光のベール-』


2日目を開催しました


前回は木炭で形をとり、ある程度 陰影をつけたところまで制作しました。

今回は色づけして作品を完成に近付けていきます!





本日もたくさんの方々にお越し頂きました★




講師は 大谷 郁代 先生です






まずはカレーパステルで背景とトゥシューズの大まかな色を塗っていきます。

前回木炭で描いた際の明暗をそのまま参考に、画材をのせていきます。





細かく 明確に表現したい部分はブランジールパステル鉛筆で描きます。





又、指の腹をつかって 優しく撫でであげるとふんわりとした印象を作ることが出来ます。

この技法をブレンディングといいます。





そして 暗い部分は木炭を加えて調整していきます。




「人それぞれ色の感じ方は違います。

それを大事にして作品に活かしてください。」






「モチーフの質感や色合いに重点を置いてばかりいると

全体の立体感が欠けてきます。

その場合は木炭を利用して明暗をはっきりとさせる作業をしましょう!」

大谷先生のお言葉です。




ハイライト部分はチャコールホワイトをハイライト部分に入れて質感を表現します。




それとは逆に影が濃くなっているきわの部分は

黒色のブランジュールパステル鉛筆などを使用すると形にシャープさが出ます。 




だんだんと

立体感や素材の質が出てまいりました。




画面の足らない部分を見極めながら、さらに細密に描き込んでいきます!!


~さて、そろそろ合評の時間です。~


大谷先生による講評会が始まりました



「皆さまそれぞれの素敵なトゥシューズ作品が出来上がりました。」







「ふんわりとした表現の中で 少しリアリティのある表現を入れると魅力的な作品になります。」





「又、本日のようなモチーフ、


自然物に取り組むと

自分だけの想像だけでは描けないものに
必然と遭遇します。

そこをどう描くかを考える
作業を繰り返していくと、

感覚が研ぎ澄まされていくと思います。」


先生の丁寧なひとことひとことが

皆さまの心に響いたのではないでしょうか

この講習会を

ぜひ今後の作品制作に活かしてください!



大谷先生の特別講習会、今後も開催を予定しております。

スケジュールは決まり次第、サクラアートサロンHPに掲載します。

よろしくお願い致します。


(まるもり)