SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

世界遺産の仁徳天皇陵をチケット制・野外スケッチしてきました。

2019年11月12日 | 先生からのブログ
もう早くも、小春日和と言うべき季節ですが、本日も秋晴れ快晴のポカポカ陽気のもと、大阪が誇る世界遺産をスケッチしてきました。

こんにちは、講師の弓手です。


JRと南海の三国ヶ丘駅の屋上が本日のスケッチポイントです。

スペシャルDAYということで、いつもより2時間早く集合して、夕方までたっぷり5時間のチケット制・野外スケッチ入門授業です。


『みくにん広場』、三国ヶ丘の「みく」と仁徳天皇陵の「にん」を合わせただけのネーミング?、さすが大阪です・・世界遺産登録を記念して出来たらしい・・


エジプトのピラミッドより広い、世界一デカいお墓、仁徳天皇陵を対角線上に見下ろせるポイントです。


チケットを持って集合された皆さんも世界遺産の仁徳天皇陵を間近に見下ろせるポイントに興味津々です。


いつものように、まずは現場で本日のスケッチテクニックのポイントを解説しました。

・世界一大きなお墓である仁徳天皇陵を、ただの裏山に見せないようにするテクニック

・周りにある民家やビル、電車や線路を上手く対比させて仁徳天皇陵を厳かに魅せるテクニック

などをレクチャーしました。


本日は皆さま日向を選んでポカポカスケッチスタートです。





世界遺産が間近に見下ろせるポイントとはいえ、まだまだ知られていないようで、ほとんど貸切り状態で皆さんゆったり画材を広げて快適なコンディションです。


これは地上に降りてみたアングル。高さ38mある仁徳天皇陵ですが、そのスケール感はなかなか分かりません。


これは『みくにん広場』から。前方後円墳の『後円』が手前です。

仁徳天皇陵は5世紀中頃に作られました。ってことは、1500年以上前から在るってことです。すごいですね〜








たっぷり5時間もありましたが、皆さんお昼休憩もほどほどに黙々と仁徳天皇陵に挑まれてます。


小学校の遠足らしき集団が、『みくにん広場』には来ないで仁徳天皇陵を見学してはりました。

そう言えば、『みくにん広場』で遊んでいた地元キッズたちが・・

「こんなとこ絵描いてはるやん!!、やっぱ世界遺産やからすごいんやなぁ〜!!」

そうなんです!!、地元キッズたちにも誇るべき世界遺産の仁徳天皇陵はすごいのです!!

子どもたちが自分たちの暮らす町を誇りに思うっていいですね!、スケッチしてる姿を見せることも大切ですね・・


お日様が仁徳天皇陵に向かって傾いてきました。







皆さんラストスパートです。


『みくにん広場』より高いマンションが周りにはたくさんあります。たぶん、もっと良く見えるのでしょうね〜


スペシャルDAYでたっぷり5時間ありましたが、合評会の時間です。



皆さん仁徳天皇陵を厳かに、そして周りの生活感を対照的にリズミカルにまとめて、なかなか奥深いスケッチ作品が仕上がりました。


さて、本日はいつもより時間の余裕もありましたので、ちょっと大きめサイズに講師弓手もスケッチさせていただきました。




この風景をパノラマでスケッチさせていただき・・



『みくにん広場から仁徳天皇陵』


JR阪和線。遠景は和歌山です。



南海高野線。遠景には六甲山神戸方面が見えてます。


後円墳。


前方墳。

さて、

次回は早くも年内ラストのチケット制・野外スケッチ入門です。

12/6(金)に大阪市内ど真ん中のランドマーク、スカイビルの真下のクリスマスイルミネーションで賑やかな広場から、スカイビルを見上げてスケッチしよう!、というテーマです。

お気軽にお越しくださいませー


本日の仁徳天皇陵に沈む夕陽です。

皆さまおつかれさま。

チケット制・野外スケッチ入門で大阪の穴場の伝法漁港へ。

2019年11月01日 | 先生からのブログ
一年で一番気候が穏やかな秋晴れの季節ですね〜

こんにちは、毎度スケッチで登場いたします講師の弓手です。

本日は秋晴れ快晴のもと、大阪市内にある伝法漁港というところでチケット制・野外スケッチ入門講座を開催してきました。


市内のマンションや民家が立ち並ぶ中に、ポツンと漁港があります。


阪神伝法駅。めったなことが無いと降りない駅ですね。


お寺の多いのどかな住宅街を歩いて・・お寺があるってことはけっこう昔からある街なんですね・・


弓手大好物の洗濯物の向こうに青空が広がってます・・


伝法漁港見っけ!!


チケット制スケッチご参加の皆さんものんびり歩いて来られてます。


漁港の周りをぐるっと歩いてたらまたまた青空が美しい・・



水門もありました。



再び伝法漁港です。

本日はこの場所で街の建物と漁港を対比させてスケッチします。


いつものように現場で本日のスケッチテクニックのポイントを画材を使って説明しまして・・



皆さんスケッチスタート。こちらは日向派。



こちらは日陰派。


暑くもなく寒くもなく、最高のスケッチ日和です。



伝法漁港の水門のすぐ裏はこんな感じ。


ほんとに街中にポツンとある漁港です。

さて、

陽も傾いてきてラストスパートです。






影が長くなってきたところで・・



ズラリと並べて合評会のお時間です。




今回は、マンションなどの街の建物と漁船や漁港の水面を線や面の変化を工夫して、建物か漁港のどちらかの色調をあえてグレー調にしたりして、街中にポツンと漁港がある面白さを表現していただきました。

今回も皆さん、テーマと狙いを持って現場でたくさん感じ取りながら素敵なスケッチが仕上がりました。


本日も講師弓手も皆さんと一緒にスケッチさせていただきました。

今回は小さめの4号サイズです。

漁船と港がカラフルで、奥のマンションや民家がグレー調にまとめました。







次回は11/12の火曜日にスペシャルDAYとして、いつもより長く11時30分に現地集合してスケッチします。

場所は『三国ヶ丘駅から世界遺産に登録された仁徳天皇陵が見下ろせるスケッチポイント』です。

皆さまお誘い合わせの上、多数のご参加をスタッフ一同お待ちしております・・現場には講師弓手のみ同行ですが・・


ちょいと伝法漁港のオマケ。

「厳罰に処す」!!ってなかなかすごいですね〜


「クソ」わ?・・

スケッチご参加の皆さまは来た時よりも美しく、きちんとゴミをお持ち帰りされてました。


夕陽が美しい季節ですね〜

皆さまお疲れさまでした-

チケット制・野外スケッチ入門で超穴場スポット美章園へ!

2019年10月04日 | 先生からのブログ
皆さまこんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師のスケッチオタク?の弓手です。

本日はかなりのスケッチ穴場スポット、大阪市内美章園というところへ行ってきました。


すごい画欲をそそるでしょう!


天王寺駅から・・


JR阪和線、天王寺から一駅で美章園という普通電車しか止まらないマニア好みの駅があります。爽やかな秋晴れです。


美章園駅のすぐ下がこんなんです。


布団や洗濯物が干されていて、ガード下にどっぷり生活感が漂っています。超弓手好みです。



本日チケットでご参加の皆さまをディープスポットにご案内。


いつものように、現場にて本日のスケッチテクニックを解説レクチャーしました。

このディープなモチーフを・・

【本日のテクニック①】
生活感をデザイン的にセンス良く表すテクニック
【本日のテクニック②】
汚れ色をセンス良く表すテクニック 

ということで、マスキングテープやモデリングペーストなどを使って〝オシャレ〟に描いてみよう!ということでスタートしました。


現場レクチャーした場所には日陰がないので、皆さまそそくさと移動・・





皆さん見事に日陰をゲットしてスケッチスタートです。干してはったマクラが風に飛ばされて落ちてますが・・





現場レクチャーを参考にしつつ、皆さん思い思いの画材を使って描かれています。


道端には無雑作ですがプランターのお花も咲いてます。





下校時間の地元小学生にも見守られながら・・


あべのハルカスがすぐ近くに見える住宅街です。


皆さんラストスパートです。



ズラリ並べての合評会です。





どうです!

昭和戦後すぐの香り漂うディープスポットが、見事にオシャレに仕上げられました。





美章園、まだまだディープなアングルがいっぱいです!

さて、本日も皆さんと一緒に講師弓手もスケッチさせていただきました。


美章園駅ガード下です。



途中、ターレンス社のこんな秘密兵器画材も使っています。



部分はこんな感じ。


さてさて、

次回は10/24の木曜日にスペシャルデーとして開催します。

近鉄大阪線の安堂という駅から少し歩いたところに、秋の実り、葡萄や柿が実を付けた季節に、夕陽が美しい風景スポットがあります。またまた穴場スポットです!

ぜひぜひ、皆さまお誘い合わせてご参加くださいませ〜




チケット制・野外スケッチ入門再開!、大阪築港レンガ倉庫にて。

2019年09月20日 | 先生からのブログ
涼しくなってきましたね〜

お久しぶりです。講師の弓手です。

本日より、チケット制・野外スケッチ入門講座が夏休み明け再開いたしました。

が、またまた台風が大阪のお天気をくすぐってはりますね。

というわけで、本日は小雨の降る中、大阪築港のレンガ倉庫へ野外スケッチに行ってきました。


本日の狙いは錆びた色をピンポイントで構図にする、でした。


地下鉄大阪港駅に集合して、徒歩でレンガ倉庫へ・・この時はまだ晴れてました・・


レンガ倉庫が見えてきました。雲が怪しい感じ・・


お目当ての錆びた鉄の扉があるレンガ倉庫の裏側。いい感じの錆び加減に皆さんバシャバシャ撮影されてます。


この、今にも壊れそうな椅子がいい味出してます。







錆びっていいですね〜


いつものように、本日のスケッチテクニックとポイントを現場で画材を使ってレクチャーしました。

さあ描くぞー!!

というタイミングで・・


傘の登場です。


雨避けスペースにて・・


少々の雨にも負けず、皆さんレンガ倉庫を見ながらスケッチ開始です。


本日のテクニックの一つ、現場の錆びを細かく砕いてはります。


こちらは現場の砂を拾ってはります。







貼ったり、盛り上げたり、削ったり、ふりかけたり・・

スケッチと言えば鉛筆と水彩絵の具って、一般的なイメージがありますが、現場の砂や錆びだって画材になります。いろいろ使って描いても益々楽しいですよ。



雨は降ったり止んだりでしたが、皆さんなんとか仕上げ作業へ・・



レンガ倉庫の表側は、オシャレなお店やクラシックカーが並んでて、それもまあ魅力的ですが、錆び派には裏側がオススメです・・お店側ではスケッチは基本出来ないのもありますが・・


雨にも負けず合評会の時間です。


なかなか難しいコンディションの中、まだまだスケッチ初心者さんもおられますが、皆さん充分な出来栄えです。頑張っておられました。





皆さん凄いですね〜。

「こんなん私にはムリ!!」

って思われます??

いやいや、ほんとにまだまだ初心者さんも参加されてますよ。現場でポイントと誰にでもすぐ使えるテクニックをレクチャーいたしますので、初めてでも重厚で手ごたえのあるスケッチが描けてしまいますよ!!

ということで、次回は10月4日(金)です。

大阪・天王寺駅から一駅、美章園という駅の高架下に

『戦後バラック街の名残り』

をテーマに、渋くてオシャレな穴場モチーフを野外スケッチします。

・・前にも企画しましたが雨で中止でした・・次こそは!?・・



こちらは講師弓手のレンガ倉庫参考作品。

毎月第二・四水曜日(13時〜16時)の『新・弓手塾』クラスで、今回のレンガ倉庫の練習編として皆さんと一緒に描きました。

野外でスケッチするにはまだ勇気がぁ〜・・って方には、弓手塾でもさまざまなテーマと画材、テクニックをレクチャーいたします。

弓手塾の次回は、9月25日(水)。

『枯れ蓮池を描く』

です。

どちらもお気軽にご参加ください!!



長居植物園の蓮池を野外スケッチしてきました。

2019年07月05日 | 先生からのブログ
ようやく梅雨入りしましたら、たくさん降りますねー

こんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

梅雨入りしても、雨さえ降らなければ野外スケッチ授業はあります。数日前の長雨の時は、とても晴れるとは思えませんでしたが、本日は奇跡的に!?、梅雨の晴れ間となりました。


大阪市内の長居植物園の蓮池に行ってきました。

が・・


蓮の花が可憐に咲く季節ですが、今年の不純な天気のせいか、花はチラホラ・・


蓮の葉の隙間がいっぱい空いてます。


花がまだ咲いてないわけではなく、既に花びらが散って蓮台が現れている子もいます。

何度か訪れている長居植物園の蓮池ですが、今年は控えめです。

ですが、

実は本日のテーマには、むしろ都合の良い条件です。

「蓮の花や葉のシルエットを美しく捉えて描く」

ということが、水面がたくさん見えている方がより美しく見えてくれます。


いつものように、まずは皆さんに本日のテーマに沿ってスケッチテクニックとポイントをレクチャーしました。シルエットをマスキングテープで型取りして説明しました。


お散歩にきたかわあ園児たちも蓮の花?、いや、たくさん泳いでる亀さんたちに夢中です。


皆さんもスケッチスタート。


こちらは今回初ご参加。お友だちに誘われて、チケットを分け分けして来てくださいました。現場で初めての下地作りをされてます。


マスキングテープの型取り中。


初めての方も型取りされました。


こちらはベンガラと墨とお塩下地の上に型取りされました。


こちらは木炭と水彩絵の具で。


パステルを塗られてます。


墨や水彩やパステルを使って・・


大胆シンプルに・・


お友だち同士仲良く並んで・・

油性色鉛筆で・・


アクリル絵の具とクレパスで・・


皆さんいろいろな画材を思い思いに使って、シルエットを印象的にスケッチされてます。


唯一ちゃんと咲いていたこの子。皆さんの目線を一身に浴びて・・



仕上げへ追い込み中。



ズラリと並べて合評会です。




皆さん、 センス良く、野外スケッチならではの、絵の中でこそより魅力的に、目の前で咲いている蓮の花や葉を表現されました。


講師弓手も、指導レクチャーの傍らで描かせていただきました。


6号サイズです。





部分はこんな感じ。


さて、

まだまだ梅雨は明けなさそうですが、チケット制・野外スケッチ入門は本日でしばらく夏休みです。

次回はまた秋に、9/20から再開いたします。

次回は大阪南港のレンガの建物の錆びた壁を狙ってスケッチします。

夏休み中、水曜日には涼しいアートサロン教室で、野外スケッチで使えるテクニックを
練習出来る「弓手塾」(第2・4水曜日、13〜16時)もございます。

いろいろな画材やテクニックを練習して、ぜひぜひ楽しくスケッチするお勉強にいらしてくださいませ。

いつも空いてますよ。



大阪府咲洲庁舎55階からスケッチ

2019年06月21日 | 先生からのブログ

梅雨らしい天気になってきましたね〜

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

まだ、梅雨前線は遥かに南の方に居てはるらしく、近畿地方はまだ梅雨入りしてないらしい、ですが、この時期はいつでも降りそうな気配がありますから、

本日は、雨でも確実にスケッチが堪能出来る場所、高層ビルの展望台からの眺めをスケッチしてきました。


大阪府咲洲庁舎55階の展望台にて。


地下鉄ニュートラムのトレードセンター前駅から徒歩すぐです。咲洲庁舎がそびえてます。

目的地はすぐ近くなんですが、駅前から何やら物々しいことになってます。

おまわりさんがいっぱい。

(おまわりさんの写真・・・ただでさえ怪しい?画材バッグを担いで目立ってますから、写真を撮ったら怒られそうでやめときました。)


来週末に迫ったG20へ向けて、すでに大阪のあちこちは厳戒してます。

そんな中・・



予想通り?、ガラガラの大阪南港トレードセンター前駅から歩いて・・


咲洲庁舎の展望台へは入場券が必要です。


大人一人700円。まあまあしますね。


しかし、70歳以上は600円になるとのことで、お若い皆さまのほとんどはお安く入場されました。


高速エレベーターで一気に登ります。


そして展望台へは長いエレベーターで・・



素晴らしい展望台です。


G20前の平日の大阪南港の展望台は、ほぼ貸し切り状態です。

いつものように現場にて本日のスケッチテクニックとポイントをレクチャーして、皆さんに施設を汚さないように新聞紙をお配りして、55階展望台からのスケッチスタートです。(ここでスケッチをさせていただく許可は前もってアートサロンから連絡いただいてます。)




海遊館と遠くに梅田のビル群。


ハルカスも霞んで見えてます。


こんなところでも作業してはります。






皆さんパノラマ画面で、ガラガラの展望台でのびのびスケッチスタートです。



ガラガラ〜




先日のポルトガルで導入した弓手式の新たな画材、カラフル筆ペンをさっそく揃えられてます。




皆さん集中して描き込み中です。



西側の海が眩く輝いてきました。


スケッチしてたら時間の経つのは本当にあっと言う間・・


ガラガラの展望台でしたので、展望眺め用の階段に並べさせていただきました。



皆さんのびのびパノラマスケッチ完成です。55階の展望台から、人工島や沢山の建物を程よく抽象的に単純化して、センスの光る広がりのあるスケッチを描いていただきました。

雨でも描けるスポットです、本日は蒸し暑さもある梅雨晴れ?、いやまだ梅雨入りしてないらしいですが・・

クーラーの効いた快適な高層空間で贅沢な時間を過ごすことが出来ました。


さて、

次回は7/5金曜日。さすがに梅雨入りしてると思いますが、この季節にこそ、美しく咲く蓮の花を、大阪市内の長居植物園蓮池へスケッチに行きます。

皆さま、チケットを分け分けして、多数お誘い合わせの上ご参加をお待ち申し上げております。

では、

本日は講師弓手もサラサラっと展望台からスケッチさせていただきました。


施設を汚さない約束でしたので、コテコテ具合はちょっと控えめ。




この遠景の梅田ビル群の向こうがアートサロン・・


都会のビル群と船着場をスケッチしに淀川十三へ行ってきました。

2019年05月31日 | 先生からのブログ
皆さまこんにちは。

先日までのポルトガルスケッチ旅行同行から帰ってきて、日曜アートセミナーで『ポルトガルお帰りなさい講習会』をいたしました講師の弓手です。

本日は久しぶりのチケット制・野外スケッチ入門にて、近場の穴場スケッチポイントへ行ってきました。


アートサロン大阪からすぐ近くに、こんなスケッチポイントがあります。


阪急十三駅から少し歩いて・・


すぐに淀川の堤防が見えてきて、その向こうには梅田スカイビルが頭を覗いています。


堤防に登ると梅田のビル群が一望出来ます。

が、本日はさらに川辺まで行きます・・





小さな船着場と、堤防からも見えていたビル群が絵画的に面白く見えるアングルがあります。




この辺りは、実は料亭などにも卸される高級シジミが獲れる漁場でもあります。ですので船着場もあります。


皆さんをここまでご案内して・・


いつものように、本日のスケッチポイント、スケッチテクニックを現場レクチャーいたしました。





暑くもなく寒くもなく、都会のど真ん中とは思えないロケーションで・・


しかし本日は雲行きが怪しくて・・




曇りの予報でしたが、降ってきてしまいました・・


しのげないこともない程度の雨でしたが、各自の判断で近くの鉄橋ガード下へ移動して続きをスケッチ。


ガード下からもビル群は見えます。しかし電車が通るとスゴい音ですが・・






皆さん少々の雨には負けず、本日のポイントをいろいろな画材と現場レクチャーしたテクニックを取り入れて描かれています。


雨が通り過ぎたら現場にも戻って・・


いつものように、野外スケッチしてるとあっという間に合評会の時間です。


優しい雨に洗われた土手の草の上にズラリ並べて・・





本日のポイントは今まで何度かスケッチに来ている淀川十三野草地区ですが、船着場と梅田のビル群の組合せを狙うのはあえて初めてです。絵になる要素を充分に備えていますが、安易な絵作りに走らないように、線やタッチやリズム感を工夫する勉強をしていただきました。

途中の雨がちょうどいい具合に力みを取ってくれて、皆さんいい感じに仕上がっています。


さて、

次回は6/7(金)、またまた都会の中の穴場スポットです。今までまだ行っていない未開の地?、JR天王寺駅から阪和線で一駅、美章園駅というところです。大阪らしい?、でめ今までに無い不思議なガード下をスケッチします。

皆さまお誘い合わせの上、チケットを分け分けしてお越しくださいませ。スタッフ一同?、講師弓手がお待ち申し上げております。


おまけ。

本日の講師スケッチの一部分。本日は突然の雨でバタバタしてしまいました。

皆さまお疲れさま。

ポルトガル・アマランテのつづきから最終日のポルトスケッチへ。

2019年05月21日 | 先生からのブログ

ポルトガルスケッチ旅行リポートをご覧下さっている有り難き皆さま。今回の旅行もいよいよ最終佳境を迎えました。

おーら!(ポルトガル語で「どうも!」って感じ、関西弁ではありません。)同行講師の弓手です。


こちらはスケッチ最終日のポルトの町にて。

前回の投稿が途中で止まってましたので、そのつづきから。

・・・

合評会の後は、ポルトガル人がリアルにいつも食べてるレストランへ。





肉も魚も豊富です。


リアルなポルトガルらしい庶民的な雰囲気。


前菜はコロッケ盛合せ。コロッケってポルトガル語です。ポルトガル語はたくさん日本語になってます。こんぺいとう、たばこ、じょうろ、などなど沢山そのまんま日本語になってます。


ビールで乾杯!、皆さん毎度ブログ用にご協力ありがとうございます!


そして、ポルトガルのポルトと言えばポルトワイン。赤玉ポートワインのポルトです。


ポルトワインでも乾杯!。アルコール度数20度越えの甘ーいワインです。食前酒として。



リアルポルトガル庶民的料理が続々と・・



めっちゃ多いです。


大量のライスとポテトも・・


何とか平らげました。


弓手はかなり日焼けしており、皆さんにご心配いただき、オイルを塗っていただきました。おかげさまで随分楽になりました。すでに皮がめくれてきてます。


デザート・・


ホテルの窓からお月さま。

・・・

ここからが本日です。

ただ今、ポルトガルの首都リスボンに戻ってきました。現地時間の夜10時過ぎです。

本日は朝からポルトガル第二の都市ポルトでラストスケッチです。

まずは朝から・・


バスの中でポルトのスケッチポイントの地図が配られました。


ポルトの町もチンチン電車が活躍しています。


イベリア半島の内陸の川沿いの町ポルトのスケッチポイントへバスで向かってます。


鉄橋を渡って・・


朝陽が眩しい中をバスから降りて・・




絶景が広がっています。


今日は日曜日。カヌーの競技大会があるみたいです。


いつものように現在地の記しを地図に書いてもらって・・


ポルトガルスケッチ最終ポイントへ。


白いカモメが澄み渡る青空に映えてます。


屋台蚤の市に誘惑されつつ・・


とにかく青空。今回のポルトガル旅行は弓手旅行には珍しく?青空つづきです。



カモメちゃんが・・







合評会は終わりましたが、皆さんまだまだ描きます!、いや、描きたくなってしまいます!!



このポイント、二年前のマルタ島の首都バレッタに似てるような、もしくわスペインのトレドも・・・とにかく、こういう水辺にある巨大な町のスケール感が個人的に好きです。


全紙二枚を繋いで、長編150センチの80号サイズで現場スケッチしてみます。




とにかくよーく乾きます。80号サイズだと、塗ったらすぐに微調整しないと。


トイレは背後にあるポルトワインの老舗サンデマンさんの酒蔵をお借りして・・


とにかく青空が澄んでます。

ポルトガルスケッチ旅行最終、たっぷり4時間くらい描き込んで・・



長編150センチ、ポルト全景完成。クレパス大活躍。





ポルトガルでのラストスケッチにふさわしい場所。楽しく描かせていただきました。

詳しくは帰国後すぐの5/26日曜アートセミナーにて、ポルトガルお疲れ様です講習会にて。申し込み受付中です!!空席いっぱいあると思います。


周りの風景がデッカくて、スケッチ作品は小さく見えてしまってますが・・



ポルトの町をバックに記念撮影。画像は何となくボカしてます。



ポルトからリスボンへ移動中トイレ休憩に立ち寄って、スギーさんがヨーロッパの春をイメージするという赤いケシの花が道端で咲いてました。


バスの中でスギーさんがまたまたプレゼントしてくれました。


ポルトガルのどの家にもあるという幸せの鳥の置物。この鳥の言い伝えも詳しく解説してくれました。鳥の丸焼きが立ち上がって鳴いたそう・・ありがとうございます!


リスボンの空港のすぐ近くのホテルに到着。
バスオタのスギーさんがバスの写真?ではなくて、すごい安全運転だったアランドロンみたいな運転手さんと記念撮影を撮ってはります。



旅行中ラストの乾杯!まだ明るいですが夜8時を過ぎてます。





最終日の飲み物はサクラさんのおごり、ごちそう様です。

皆さんお疲れ様です。




アランドロンさんもありがとう!

いよいよ帰国します!!


 

                              
 

そして・・

弓手先生撮影:ヘルシンキ発の飛行機


今朝(5/21)9時ごろ、みなさん無事に帰国されました!(関西国際空港にて)

おかえりなさいませ

 

 

帰国してまもなくの今週末、弓手先生による一日講習会をサクラアートサロンにて開催します

ポルトガルにて実践した先生のドローイングテクニックを大公開します

 

5月26日(日)開催

日曜アートセミナー 

ポルトガルおかえりなさい企画 弓手式ドローイングテクニックを徹底的に学ぶ‼』

詳しくはコチラ

 

スケッチツアー後の、描きたてほやほやの技法を体験していただける、絶好の機会となっております

ぜひ、ご参加ください

 

お申し込みはコチラ

 

尚、このような特別講習会は会員様以外の方でもご参加いただけます。

みなさまのご参加、心よりお待ちしております。


 
 
 
 
 
 
 
 


ポルトガル、アマランテという川沿いの町でスケッチしてきました!

2019年05月19日 | 先生からのブログ
連日のポルトガルスケッチ旅行リポートです。

連日おじゃましております、同行講師の弓手です。

昨日は北部の町ポルトからバスで小一時間、アマランテという川沿いの町に行ってきました。


IMG_8816
澄んだ空気と澄んだ水、美しい教会と美しい新緑。皆さん最高のロケーションでスケッチを堪能されました。


まずはポルトのホテルで朝食をしっかり食べて・・

出発です。


いつものようにカリスマ添乗員スギーさんがマイクでいろいろガイドしてくれます。が、本日のスケジュールにホテルに戻ってからの合評会を予定してると話すと、皆さん沈黙のリアクションでした・・・まあ、「やったー!待ちに待った合評会やわぁー!」なんてリアクションはあるわけないですね。


アマランテの町が近づいてきました。いつもスギーさんのガイドで、その町の人口数を日本の市と比べて言わはりますが、アマランテは56000人で丁度大阪の四條畷市と同じだとか。なんかイメージが違うねんけど。ちなみに、大都市ポルトは宝塚市と寝屋川市と同じ人口数だそう。スギーさんは関東の人なのでなんか違うねんけど、って皆さんクスクス笑ってはりました。


アマランテ到着。


スケッチポイントの地図が配られます。スギーさんが現在地を一人一人に記しをつけてくれてます。


美しいタメガ川。新緑がまた美しい。


街中を歩いて・・


画材屋さんを発見!


10時30分から開店って書いてありましたが・・


川辺まで降りることも出来ます。


水も澄んでます。


皆さんはちゃぽんしたら危ないので上から見てはりました。


いろいろ案内していただき・・


まあまあ綺麗な公衆便所に立ち寄って・・


町の八百屋さん。


奥さま方は八百屋さんを見つけると条件反射で?お買い物されます。


1キロ1ユーロのチェリーを買ってはりました。安いですね。おすそ分けいただきましたが美味かったです。


素晴らしく美しいタメガ川と教会とアーチの石橋が見える風景が気に入りました。



新緑も美しい。日本とは何かが違う。


最高のロケーションで皆さんスケッチスタートです。








素晴らしいロケーションでゆっくりスケッチ出来るって、ほんとに幸せだと思います。

さて、皆さんのスケッチにアドバイスなどしまして・・

弓手も最高のロケーションで、スケッチスタートです。



現場でいろいろ下地作りして、今回お試し画材のカラフルな筆ペンなど使って・・



仕上げはクレパス大活躍で仕上がり。制作時間3時間強。






やっぱり現場です。現場の空気がいっぱい詰まってます。



先ほどの画材屋さんへ行ってみると、閉まってました。てきとーですね。


ウィンドーにレンブラントとアムステルダムの画材が飾られてました。ターレンス社さんさすがです。




ぶらぶら歩いて・・


ここで小一時間スケッチしました。



サラサラっとたまにはあっさり。




木炭とコンテペンシルと色鉛筆です。



集合時間に皆さんキッチリ集まってくださいます。


ポルトガルの大型スーパーへお買い物。



いわゆる、バラマキ用のお土産を大量爆買い。


弓手は文具画材をチェックしときました・・


お土産調達完了。


合評会のお時間です。ホテルのラウンジを貸し切りました。









皆さんたっぷり魅力的なスケッチです。今回初参加の方もおられますが、野外でのスケッチも初参加でしたが、このグループの中に入ると素晴らしくチカラが付いてます。たぶん。

そしてお約束の弓手作品も・・


お約束の光景。



バシャバシャ撮っていただきました。

無事合評会終了。

出発前、合評会を二回やって欲しいって声もいただきましたが、皆さんに問いますと、「二回なんて体力的にも精神的にも・・」って。


この後、レストランへ行って夕食ですが、ブログ更新時間切れ・・

相変わらず海外のWi-Fiは反応が遅くて、連日朝4時起きで書いてます。まあ、日本に居る時よりかなり早寝はしてますが。

またつづき書きますね。









ポルトガルのアヴェイロって町でスケッチしてきました!

2019年05月19日 | 先生からのブログ
ポルトガルの北部へ移動しました。

ポルトガルスケッチ旅行同行中の講師弓手です。

九州と四国を足したくらいの面積に人口1000万人ほどが暮らすポルトガル。南にある首都リスボンから車で3時間ほどで北部の町ポルトへ行けます。


途中、アヴェイロという運河の町でスケッチしました。


まずは朝から3連泊したオビドスを出発。


オビドスの町を車窓から眺めつつ・・


途中、トイレ休憩にポルトガルの高速道路のパーキングエリアにて。


結局、何だかんだお買い物してはります。


アヴェイロの運河が見えてきました。


アヴェイロ駅が魅力的とのことでちょっとフォトタイム。


改修工事中でしたが、たしかに絵になる駅舎です。


アズレージョというポルトガル独特の青い装飾タイルが施されたオシャレな駅舎です。

再びバスでお目当ての運河の町中へ。


カラフルな漁師の家並みが見えてきました。


イタリアのベニスのゴンドラみたいな、ベニス近くのカラフルな島ブラーノ島?だったかによく似てます。ちなみにこのゴンドラ、ポルトガルではモリセイロって言うそうです。山盛りのせいろ蕎麦って覚えました。べつに役立つ知識ではないですが・・


スカッと晴れてきました。雲も面白いです。


この黄色い漁師の家が魅力的。


スギーさんが前に来た時に撮った資料には弓手大好物の洗濯物が山盛りモリセイロの前に干されていましたが・・この日は朝から曇り空だったからか干されてませんでした・・


しかし、いい雲が気持ちよさそうに泳いで遊んでます。



肌寒さも何処へやら。皆さん日陰を選んでスケッチスタートです。




モリモリ弓手式でカラフルに下地作りしてはります。


お土産屋さんの横でも。


日向で乾かし中。「ほんまポルトガルはよーく乾くわぁー」って。


旅慣れておられるTさんはカフェで優雅にランチされてたり・・

コテコテ弓手もカラフルな漁師町を描きます。


モデペとフルイドでカラフルな下地を作って、ド派手にしてから墨などで汚して・・



クレパスの発色で仕上がり。




最新画材の威力で楽しい描けました。詳しくは5/26の日曜アートセミナーにて。




対岸から魅力的な雲をスケッチしました。



これもモデペとフルイドとインクとクレパスでサラサラ仕上がり。詳しくは5/26の日曜アートセミナーにて。



雲って現場で描かないと動きは出ませんね・・



皆さんはカフェで優雅にお茶しながらスケッチされてました。


バスに乗って・・


カリスマ添乗員スギーさんがアヴェイロ名産の大西洋のお塩を皆さんにプレゼントしてくれました。


一人一人柄の違う可愛い袋に入って、皆さん超ごきげんさんです。


車窓からポルトの町が見えてきました。


すっごい都会ですっごい古い町並みです。田舎町オビドスから来たので余計にビックリです。


狭い道路にデッカいバスを駐車してポルトのホテルに到着。バスの後ろは大渋滞でクラクション鳴らされまくりましたが、ポルトガル人の運転手さんは鼻歌歌って「ノンプロブレム!」って。さすがラテン系。うらやましい。


ポルトでも一二を争う高級四つ星ホテルです。



ロビーには抽象画などが飾られてました。


アクセサリーも展示販売されてました。食いつき抜群です。「安いわね~」って。


ホテルで一息ついて、再びバスでポルト市内のレストランへ。



ポルトの町を少し歩いて・・


川沿いのレストラン。



窓からの眺めもいい感じ。


いつものように乾杯!!、皆さん弓手が乾杯写真を撮るのが分かっていて手慣れたものです。


スープ。



デッカい鱸のメイン料理。

お腹いっぱい。アルコールもいい感じに入って・・


夜のポルトの町を少し歩いて・・


お約束の寄り道お買い物などされて・・




ポルトの町も魅力的です。

つづく。

・・海外では相変わらずWi-Fiの反応が遅くて、なかなか更新できなくすみません・・





ポルトガルからおーら!オビドスの二日間レポート。

2019年05月18日 | 先生からのブログ

ただ今ポルトガルスケッチ旅行同行中。日焼けしたお肌がイタイ講師の弓手です。

ポルトガルの田舎町オビドスでの滞在二日間のようすをご紹介します。


爽やかな木陰で、幸せなひとときを過ごしておられます。



オビドス1日目は、カリスマ添乗員スギーさんお手製の地図を見ながらロケハンからスタートです。



ホテルからすぐに城壁の中の町に入ります。

朝は薄っすら曇ってました。ちょっぴり肌寒いくらい。


人口800人ほどのオビドスの町は、今では連日観光客で賑わっています。

昔、王様夫妻が新婚旅行にオビドスを訪れて、王女さまがこの町をたいそう気に入って、それ以来歴代の王女さまが訪れるようになって、王女さまの町って言われて人気があるそうです。


チェリー酒も名物です。


ラクガキもいい感じ。


晴れてきました。





皆さん思い思いの場所をロケハン中。


ちょっと高台に登って弓手好みの俯瞰ポイントを発見。


さくらんぼが実をつけてました。千切って食べたら酸っぱかったそうです。



いろいろ描きたいポイント盛りだくさんのオビドスです。


馬車も走ってます。観光用ですが・・


先ほど見つけた弓手好み俯瞰ポイントからオビドス一枚目。



いろいろ新たな画材も試して楽しく描けました。

詳しくは帰国後すぐの5/26日曜アートセミナーにて。お申込み受付中!!空席たっぷりあるようです!!



スギーさんから水分補給でいただいたドリンク。31年連続金賞の泡の出るドリンクだそうです。


さらに高台では、最高に気持ちよさそうに皆さんもスケッチされてます。




爽やかな木陰で、なんて幸せなひとときでしょう。



このポイント、明日も描きに来ようと思いつつ・・


お猫さまもノンビリしてあります。



皆さんも、思い思いのポイントでノンビリとスケッチしてはります。


逆光のポイントでオビドス2枚目スケッチ。



逆光のオビドス仕上がり。




カラフルな筆ペンと木炭や、仕上げにクレパスとソリッドマーカーを使ってます。現場感は出たかな。

詳しくは帰国後すぐの5/26日曜アートセミナーにて!


ここでもスギーさんから水分補給のドリンクを差し入れしていただき・・腕が真っ赤に焼けております。


夕食はホテルから出て近くのレストランへ。



いい感じの洞窟風レストランです。



盛大に乾杯!



いろいろなポルトガル地元料理を皆んなでシェアしていただきました。


ペロリ。



楽しい宴は続いて・・


弓手的には悪夢の時間。


コーヒーもいただきました。


宴が終わると、日の長いポルトガルもやっとこ夜になってました。


二日目。

朝から、日焼けし過ぎたお肌にはちょうどいい感じの肌寒さです。



1日目に高台ポイントに来れてない方々を案内して、またまた絶景ポイントへやってきました。

「うわぁ!ここええわー」

って言っていただき・・


屋根をメインにオビドス二日目スケッチスタートです。






オビドスの屋根にピッタリのベンガラ色お塩下地です。

モデペにフルイドにカラフルな筆ペンに、木炭やらパステルやらでじっくり3時間ほど描き込み・・


仕上がり。





まあまあ気に入りました。

スケッチ中、背後からは心地よいギターと歌声が聞こえてました。

観光客相手の路上ライブ。いい感じのバックミュージックでした。スギーさんが皆んなの分もまとめてチップを払ってくれて、

「オブリガード!オブリガード!、アリガトー!」

って言ってくれました。




ここ地良いメロディを聴きながら・・

「ここは眺めもええし、バックミュージックもええし、極楽やわ〜、まだ死ねへんけど!」

って、ご満足いただけました。


ちびっ子たちもはしゃいでました。


二日目もオビドスの町は賑やかです。



城壁が見える側のアングルから・・


カラフルな筆ペンを水で溶かしながら・・


サラサラっと二日目2枚目。







皆さんのスケッチも観て周りアドバイスしつつ・・


生活感のある路地。


グレーの筆ペンと黒の筆ペンで下描きして・・


カラフルな筆ペンで着彩して・・



主にクレパスで仕上がり。



いい感じに晴れてきました。


まだ明るいですが19時過ぎです。二日目も近くのレストランへ。


イタリアンのお店です。



連日連夜の乾杯!


味噌汁みたいな色の野菜スープ。





この日も皆んなでいろいろシェアしてたっぷりいただきました。


あまりにたっぷり食べて飲んで、悪夢の時間は端折っていただけました。




いい感じの楕円形のお月さまが浮かんでおりました。

皆さんごきげんです。

またつづく・・











ポルトガルからこんにちは!

2019年05月15日 | 先生からのブログ
ベストシーズンのポルトガルからこんにちは。ポルトガル語で便利なあいさつ語で「おら!」。関西弁ではなくて、おはよう、こんにちは、まいど、みたいな意味らしいです。ですので、

「おーら!、ただ今ポルトガルスケッチ同行中の講師の弓手研平です!」


一昨日の5/13に関空を出発して、フィンランドのヘルシンキで乗り継いで、長旅の末にヨーロッパの端っこポルトガルに到着いたしまして・・

現地1日目のようすからリポートします。


ポルトガル1日目からスカッと南欧らしい快晴です。11人のグループですが、バスは巨大な12メートルもあります。


バスオタのいつものカリスマ添乗員さん、スギーさんが、まずはお約束のバス解説中。ボディはスペイン製でエンジンはスウェーデン製だそうです。テンション上がってはりました。


空港近くのホテルを出発して・・

ポルトガル初日、まずは観光して目を慣らします。


午後からスケッチをするベレンの塔を下見中。


ポルトガル全盛期、大航海時代の象徴的な海沿いの灯台的なベレンの塔。世界遺産です。


現地在住の日本人ガイドさんにポルトガル基礎知識を分かりやすく教えていただきました。


大航海時代の解説中。大理石の世界地図。


日本もありました。1541年?、あれ?1543年に種子島にザビエルさんが来たって習ったような・・


ポルトガル大航海時代の偉い人たちのモニュメント。


パレットを持って、大航海に同行した写真のない時代の記録画家さんもモニュメント像の一員です。


続いて大人気の世界遺産、ジェロニモス修道院へ。



ポルトガル大航海時代、全盛期の栄華今に伝えるジェロニモス修道院のゴージャス感。


ガイドさんにイヤホンガイドしてもらいました。


入り口見張り?の女の子。スマホに夢中です。


手足の長いガイジンさん。ヨーロッパの町によく似合って見えてしまいますねー


ガイジンさんのおばあさんが記念撮影してはったので、「ワタシも入れてぇー!」って、関西弁で一緒に撮ってもらってはりました。



修道院内をいろいろ見学。


大航海時代からの世界の記録コーナーもあり・・


種子島に到着はやはり1543年でした。さっきの大理石地図は間違いらしい。さすがラテン系。


このライオン像の頭をナデナデするとアタマが良くなるらしいです。アタマのいい方ほどナデナデしてはりました。



お土産で買いはりましたトランプ。いちいちオシャレですね。


バスの車窓から。セグウェイで移動してはります。


ただ今あちこちでジャカランタの花が咲いてます。


ポルトガルは今観光バブルらしいです。3000人くらいのお客さんを乗せた豪華客船が毎日何隻も来てるそうです。人口の少ない田舎国ポルトガルは治安も良くテロも無く人気だそうです。


リスボンの下町アルファマ地区を見学。




弓手大好物の万国共通の人間生活感の象徴、洗濯物が盛りだくさん干されてました。ポルトガルの洗濯物はさぞかしよーく乾きそうです。


洗濯屋さんもありました。


見学出来ました。が、チップを要求されました。スギーさんがまとめて払ってくださいました・・




アルファマ地区ではまもなくお祭りがあるそうです。塩焼きのイワシと赤ワインで騒ぎまくるお祭りだそう。楽しそう。匂いそう。


お昼のレストラン。



とりあえず生ビールを飲みました。


リスボン観光を案内してくれた日本人女性ガイドさんはここまで。スギーさんとの旅行ではいつもガイドさんも当たりです。みんなすぐに仲良くなってはりました。ガイドさんも、皆さん熱心に聞いてくれて嬉しいですって言ってくださいました。絵を描くグループですから、好奇心旺盛です。



カラプーナっていうブイアベース風の海鮮カレーみたいなお料理でした。ポルトガル料理は日本人の口に合います。


ケーブル列車をパチリして・・


午後からは逆光になったベレンの塔。


反対側は純光です。

いよいよ今回のポルトガルスケッチ旅行1枚目スタートです。




皆さん思い思いの場所、主に日陰で気持ちよさそうにスケッチ一枚目を軽ーく描き始められました。


講師弓手も、今回は帰ったらすぐに日曜アートセミナーの弓手式スケッチのポルトガルバージョン講習会がありますので、新たなテクニックを実験しなくてはなりません。


下地作りしてきた水彩紙に・・



とにかくよーく乾きます。さすが洗濯物大国?ポルトガルです。


今回は実験的にカラフルな筆ペンを隠し味に使う実験をしてみました。

染料インクの筆ペンがよく滲みます。

2時間ほど何やかんやん実験して・・


仕上がり。


とりあえず一枚描きました。

まだまだポルトガルで新たなテクニックを実験してきます。

5/26の講習会はまだまだ受付中です。空席あります。たぶん。



バスで首都リスボンから1時間ほど移動して・・

ポルトガル二日目から3連泊する人口800人ほどの田舎町オビドスへ・・



小さな町の四つ星ホテルへ・・



ホテルのすぐ前も充分絵になりそうです。




皆さんそれぞれのお部屋をチェックしてキャッキャしてはりました。


夕食の乾杯記念撮影。ホテルの方が撮ってくれました。




ポルトガル初日お疲れさま。

つづく・・









大阪池田の五月山公園で「新緑を徹底的に描く」スケッチ授業してきました。

2019年04月23日 | 先生からのブログ
先週につづいてこんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

桜の花がひらひらと舞って、山々の木々の若葉がキラキラ眩しい、山笑う季節。

一年で最も緑のトーンが豊かなこの一瞬を描くべく、本日は大阪池田の五月山公園へスケッチに出かけてきました。


なんて爽やかな季節でしょう。皆さん野外スケッチ満喫中です。


本日はスペシャルDAYで、いつもより早い午前中に阪急池田駅に集合して、のんびり歩いて五月山を目指します。



平日午前中、のどかな商店街をワイワイ言いながら歩いて・・


池田の酒蔵「呉春」の前を通って・・


弓手好みのボロボロ民家もあったりしますが・・


本日のテーマ「徹底的に新緑を描く」の目的地、五月山公園に到着。



本日のスケッチテクニックのポイントを、スペシャルDAYなのでいつも以上にじっくり解説してから、皆さん「徹底的に新緑を描く」アングルを探します。

神社の境内がなかなかいい感じでしたが、境内のお掃除中でスケッチは出来ずちょっぴり残念。


本日は休園日の五月山動物園の方へテクテク歩いて・・


アルパカさんがお散歩してました・・



新緑を眺めながらしばしぶらぶら。


いい感じのロケーションを見つけました。


バーベキュー用のテーブルもあって、まさに青空新緑教室がスタートです。皆さんピクニック気分です。










◎緑色以外の色を使って新緑を表現する。

◎ハーフトーンの幅を広げる。

という、本日の課題に皆さん一生懸命に取り組んでます。



いつもより長い野外スケッチ授業でしたが、スケッチしてたら時間の経つのはあっという間。



ほとんど貸切状態の広い五月山公園の一隅で、ズラリ並べて合評会です。






「緑色が美しく描けたら一人前」と言われるほど難解な「徹底的に新緑を描く」課題でしたが、写真ではなく野外現場で、自分の目で感じた美しい新緑を見事に仕上げられました。



講師弓手も皆さんと一緒に新緑と格闘させていただきました。


最初はまるで紅葉のような下地から・・



なんとか緑色に仕上げました。






もうすぐゴールデンウィークですね。

教室も野外スケッチも連休中はお休みで、連休が明けましたら今年は「ポルトガルスケッチ旅行」に皆さまと一緒に行ってきます。

ですので、本日はスペシャルDAYのチケット制・野外スケッチ授業でしたが、

次回は少し間が空いて、

5/31(金)に淀川十三河川敷から「ひなびた船着場と大阪都心のビル群」を対照的にスケッチします。

皆さまチケットを分け分けしてお誘い合わせの上、ご参加をお待ち申し上げております!

ポルトガルからのスケッチ紀行もお楽しみに〜


大阪城北詰・旧藤田邸跡公園をかわいくスケッチ

2019年04月19日 | 先生からのブログ
すっかり春ですね〜

こんにちは。講師の弓手です。

本日はチケット制・野外スケッチ入門講座で、大阪市内の静かな穴場スポット、旧藤田邸跡公園に春を描きに行ってきました。


馬酔木の花もそろそろ見納めです。ここ大阪都心ど真ん中です。


JR東西線、大阪城北詰駅下車、ほとんど人の降りない新しい駅から地上へ・・


皆さんお集まりです。


駅を出てすぐに旧藤田邸跡公園があります。


徒歩すぐですが、皆さん迷わないようにご案内します。



新芽が開いたばかりの初々しい新緑がお出迎えしてくれてます。


葉桜もまだちらほら咲いてます。


いつものように、野外現場で本日のスケッチテクニックをレクチャーしました。

本日は、

「春らしく、優しく、やわらかく、かわいく描きましょう!」

って、ゆんでせんせい的でない珍しい?テーマです。


皆さんさっそく思い思いのポイントへ・・




馬酔木の花も優しく見守ってくれてます。





皆さん、優しくかわいく、形を単純化してハーフトーンを丁寧に広げて気持ち良さそうに描かれてます。


こちらは今回初参加さん。初めてですが、授業始めのレクチャーをしっかり理解されて春らしい表現になってます。




今回は安易にメリハリを付けず、やわらかさを最後まで大切に仕上げていきます。


静かな都心の公園で・・


午後4時で閉園になるので、ちょっと急いで公園出口に集まって合評会となりました。







皆さん春らしい、かわいく優しくスケッチが仕上がりました。

日本人ならではの季節感で、やはり野外ならではのキラキラした感覚で描くスケッチはいいものですね。




講師弓手もかわいく?サラサラっとスケッチさせていただきました。


珍しい色あい?です。





さて、

次回はさっそく来週4/23の火曜日です。

スペシャルデーということで、一年に数回だけの午前集合の一日中スケッチざんまいの日です。

阪急池田駅に集合して近くの五月山公園で、

『徹底的に新緑を描く』

というテーマで、おそらくは目に優しい絶妙な若葉色の木々を、じっくりゆっくり一日かけてスケッチします。

皆さまお誘い合わせの上、ご参加お待ちしております!


服部緑地公園にて「桜と馬」を描いてきました。

2019年03月30日 | 先生からのブログ

大阪の桜も咲き始めましたね〜

皆さまこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

本日は「桜と馬」の組み合わせをスケッチできるポイント、桜の咲き始めた服部緑地公園の乗馬センター付近に行ってきました。


桜は三分咲きくらい。でも、ポカポカ陽気の中、皆さん気持ち良くスケッチされてました。


ちらほら咲いてる桜の木に気持ちも高ぶりながらスケッチポイントへ。



乗馬センターでは颯爽と馬が駆けてます。

肝心の桜さまは・・


乗馬センター近くの桜林へ・・


おかげさまで、まあまあ咲いてます!!



まあまあ咲いてる桜林の中で、皆さん颯爽とスケッチ開始です。



桜の木の向こうに馬が見えてます。写真では上手く収まりませんが、スケッチならバッチリです!!





皆さん快適なコンディションで、野外スケッチならではの捉え方で、気持ち良く描き込まれてますね〜



野外でスケッチしてると時間の経つのはあっという間。桜の蕾も、幾分か開いてきたような気もします。


公園のベンチ前にズラーッと並べて合評会です。








「桜と馬」、どちらか一方だけでも充分魅力的で且つ難しいモチーフですが、現場スケッチならではの、説明的にならず柔らかく軽快なタッチを心がけて、皆さんなかなかいい感じに仕上がっています。

今回も、初参加の方もおられましたが、授業始めのポイント説明をしっかりご理解いただき、また、周りの方々から適度に刺激も受けられながら、のびのびとしたスケッチ作品を描かれていました。


乗馬の練習も楽しそうでした。

さて、

次回のチケット制・野外スケッチ入門は4/19(金)となります。大阪城北詰の「旧藤田邸庭園」にて春色の庭園をスケッチします。


いつもの第一金曜日4/5は講師個展のためお休みとなり、別日の4/23(水)にスペシャルデーとして午前午後と、池田市の五月山公園にて新緑のベストタイミングに、徹底的に柔らかな新緑をスケッチします。

皆さまお誘い合わせの上、チケットを分け分けして、ご参加をお待ちしております!

やっぱり野外、やっぱり現場は大切です。野外現場でじっくりスケッチすると、たくさんの発見がありますよ!!