気持ちのよい日曜日です(*´ω`*)
本日は、日曜アートセミナー
「日本画風に花を描く」が行われております☆
ほぼ満席の盛況ぶり・・・
講師は、青木秀明先生です。
先生の参考作品です。
青木先生から絹本の魅力、難しい点などお話がありました。
その後、まずは、練習をしていきます。
最初は、「墨流し」です。
ブレンダン紙にハケで水を塗り拡げます。
その上に墨を自由に流します。
「コツは、やりすぎないこと。上手くいったと思ったらすぐやめることです。笑」
スタッフがドライヤーで乾かしている間に 木枠に絹本の貼り方の実演です。
「絹本は、一度貼ってしまったら、剥がして貼り直したりすることができません。」
という言葉に「出来るかなあ・・・」と不安げな表情も見られましたが
そんな心配も吹き飛ぶぐらい、丁寧な実演がされました。
木枠に、糊を適量 塗り伸ばします。
「このぐらいです」
おひとりずつ実際に触って量を確かめます。
糊が塗れたら
木枠に貼られている マスキングテープを剥がしていきます。
一番上は、画鋲で止めます。
丸まった絹本を引っ張るのではなく、自然に下に下ろしていきます。
「絹本は、後々縮んでいくので (特に短辺)あまりシワをなくそう!として伸ばしたり
触りすぎない事です。深追いしないのがポイントです」と先生。
淵を指でこすって、黒っぽくなればOKです☆
★絹本の貼る時のポイント★
?糊を塗りつける量(薄すぎてはダメ!選ぶ糊は、不易糊など。洗濯糊は×)
?絹本を貼る時、シワを伸ばそうとして引っ張りすぎない
皆さん 上手に貼られていました
糊を乾かす間に、練習用の墨流しの上に描く花のスケッチです。
紙の裏を全面チョークで塗り、先ほど墨流しをした紙に、スケッチした花を
転写していきます。
次に・・・
アクリルガッシュで
花の部分に白のグラデーションを作っていきます。
この時、ポイントとなるのは、
水の量 (薄くするところは、一度筆を水で洗いのばしていきます。)
ぼかし方 (相性のいい筆を選ぶ)です。
練習が終われば、
絹本にドーサ液(にじみ止め)を塗り広げて、乾かします。
お昼休みの間。。。
全力でドライヤーで乾かすスタッフ(*´ω`*)
ゴォーーーーーッ!ゴォーーーーーッ!!
モチーフ写真をコピーしていってます~(*´ω`*)
午後からは、
まずは、練習通り、絹本に水を塗り広げるところからです。
今回は、8種類の花のモチーフ写真が用意されました。
その中から1枚選んで、カラーコピーをしたものを参考に絹本に描いていきます。
まずは、背景の色から。
モチーフ写真を当てながら、構図を決めたら、
墨流しをする箇所やアクリルガッシュを塗る箇所・・・
背景の色を塗っていきます。
絹本への墨流しは 紙の場合と違い、
どれだけ濃く墨を流しても透明感があります。
ドライヤーで乾かします。
乾いたら先ほど練習したように 花を描いていきます。
「仏画を描くようですね・・・。心を落ち着けて描いていっていくださいね。」
皆さん、とても集中して描かれていました。
とても、素敵に仕上がって来ました。
奥ゆかしい すてきな作品が沢山できました☆
日曜アートサロンのスケジュールは
こちらからご確認いただけます。
為になる!楽しい!一日講習が、盛りだくさん(*´ω`*)
尚、こちらの日曜アートサロン含め、日曜画材研究、
野外スケッチ、月曜アートマニア
などの一日講習会は、会員様でなくても、
どなたさまでもご参加いただけます!!!
皆さまのご参加、心よりお待ちいたしております☆
(歌姫)