SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

森井宏青先生個展のご案内

2015年11月30日 | 講師による展覧会のご案内

 現在大阪市内で開催中の

アートサロン講師、森井宏青先生の個展をご案内します。

森井先生は

『北欧絵画』、とくにノルウェー出身の偉大な作家「エドヴァルド・ムンク」の影響を

大きく受けられ、そこから独自の世界感を広げ、確立、制作されています。

『人物』が多く登場する森井先生の作品ですが、

観る人を飽きさせない、伸びやかな表現と色遣いがとても印象的です。

 

                             (部分)

こたつ・・??

厳しい冬でも、家中が暖かい北欧には・・こたつはないそうです。

                              (部分)

ユーモラス溢れる作風も森井先生ならでは!ですね。

毎回、観るたびに違った印象を受ける森井先生の作品、

ぜひ実物をご覧下さい。

↑古民家を改造したおしゃれなギャラリーも必見です。

 

「森井宏青展」は

12月7日(月)まで開催中です!

ぜひ、お立ち寄りください。

 

(クオモ)

 

『森井宏青』展 ~12月7日(月)まで

spectrum gallery/スペクトラムギャラリー

開廊時間:金~月曜日 13:00~19:30

日・祭・最終日 13:00~18:00

※火・水・木曜日は休廊

大阪市中央区瓦屋町1-6-2「惣」2階

TEL 06-6710-4648

地下鉄谷町線「谷町6丁目」④出口 または

長堀鶴見緑地線「松屋町」③出口より徒歩5分

 

 

 


日曜アートセミナー「層を重ねて見えてくる本質の色」

2015年11月29日 | アートサロン大阪

11月も残り2日となりました。今日は「いい肉の日」です

 

アートサロンでは

弓手研平先生によります「層を重ねて見えてくる本質の色」が行われております。

 

まずは

最初にこのような グラフに各自記入していきます。

幼少期~現在までの人生をグラフです

 

これが、今日の講習会の鍵のひとつ となります

 

「このグラフに沿って 層を重ねていく・・・ということをしていきます。

今日はそれぞれご自身の人生と照らし合わせて・・・

上昇期は、厚め 下降期は、薄め 安定期は、おつゆがけという風に 層を重ねたマチエールを「人生」に例えていきます。

薄い層と、厚い層を繰り返し重ねていきます。」

 

層の重ね方のポイントの説明です。

「層を重ねるときは、必ず凹凸を作ることが重要です。

凹凸がないと層を重ねていくにつれて、ひび割れを起こしやすくなります」

 

凹凸の作り方は、二ードルや櫛で引っ掻く

 

砂を混ぜる 糸を使う

 ローラーを使うなど 様々な方法が紹介されました。

 

「もうひとつ大切なポイントです。層を重ねる意義です。」

 

「今日は、ひとり一つずつ”今の自分に繋がるモチーフ”を選んでいただきます。

そのモチーフの成り立ちを考えて層を重ねていく・・・という事をしていきましょう。」

 

例えばこの陶器。

「土から、粘土になり、釉薬を塗って、窯で焼いてこの風合いになるまでを・・・層の重なりに照らし合わせていきます。」

「柿だったら 実が実るまでの季節の移り変わりを照らし合わせて・・・

また、最初に書いた 

ご自分の人生のグラフとも照らし合わせて 層を重ねていきましょう。」

 

各自モチーフを選び・・・

制作スタート!!!

 

色々な画材が用意されています

 

まずは、幼少期の層から・・・

ドライヤーもフル稼働です!!!

どんどん層が重なっていきます・・・

薄い層は水彩絵の具なども使って・・・

くしで引っ掻いたりして凹凸を作っています。

 

午前中には、6層ほど重なりました。

休憩時間をはさみ、午後の講習会のスタート。

 

「人生グラフにしたら だいたい40代ぐらいまできましたでしょうか・・・。笑」と弓手先生。

 

「描いては潰し・・・を繰り返していると 下の層からにじみ出てくる表現もが出来てきます。

それを大切にしていきましょう。」

 

描いては・・・

潰し・・・

 

完成・・・と思いきや・・・

更に重ねて 加筆。

潰してから柿・・・(描き・・・

 

下の層から引き出される表現を大切に・・・

どんどん層が重なってきます

 

「仕上げにかかっていると思いますが まだまだ 続く・・・という気持ちを持って 画面に向き合ってみてください。

力作がずらりと並びました!!!

 

「今は、1番最初に置いた下地は見えないかもしれませんが その層が次の層を引き出して それが繋がって

ここにたどり着いたという訳ですね」

 

どんどん画面が変化して

まるで 絵が呼吸しているようでした。

見ていて、とても面白かったです

 

参加された皆さま、お疲れ様でした★

このような特別教室は、会員様以外の方でもご参加頂けます。

スケジュールは、こちら からご確認ください

 

(歌姫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


土曜アートプレミアム「リアリティって何だろう?」3日目レポート

2015年11月28日 | 一日教室

11月末となり、冷たい風が吹いております・・・

風邪にはお気を付け下さい。


本日、一日教室、土曜アートプレミアム「リアリティって何だろう?」 3日目が開催されました。



講師は井上勝彦先生です☆





前回前々回と同様に、

利き手とは反対の手でモチーフを描く、ウォーミングアップからスタートしました。

力強く描くことで自分が意図しない線が生まれていきます。






そこにクレパスやアクリルガッシュなどで色をのせていきます。

勢いある線を活かした作品が完成です。


~~~


そして、手が温まってきたところで本番 

前回、前々回から続き、ユリの絵画制作を開始




ウォーミングアップ時に描いた勢いある線を意識しながら制作していきます。





色をのせて潰した部分にまた、線をのせて‥の繰り返しをします。





潜在意識を活かした線が際立ってきました!

そろそろ完成です。






~合評風景~





「大胆かつ丁寧な作品が仕上がりました。」





「勢いある線だけでなく、作品全体の明暗や構図もうまくいきましたね。」


先生のお言葉です。





みなさん、普段描いている作品とはまた違った味わいの素敵な作品が出来たと喜んでおられました。

もっと大胆に描いても良いのだということがわかった、ということもおっしゃられていました。





アートサロンでは今後もこのような特別教室を開催予定です!

会員以外の方でも受講できます。


次回以降のスケジュールはコチラです


皆様のご参加を心よりお待ちしております!

(まるもり)


日曜アートセミナー、動画できました!

2015年11月27日 | アートサロン大阪

本日は新しく公開した動画をご紹介します。

10月11日開催 日曜アートセミナー

スケッチ現場で悩まない!構図」の決め方~パノラマ編~

講師は弓手研平先生でした‼

 

毎月第2・4水曜の弓手先生クラス『テクてく!スケッチ弓手塾』の特別版として、日曜アートセミナーにて開催されました

8月に開催された弓手先生の「北イタリアスケッチツアー」

そのときに先生が撮られたパノラマ写真がこの日のモチーフとなり、100倍に拡大したものが教室に貼られています!

 

様々なテクニックを使い、楽しみながらスケッチ技法を学べる一日となりました

 

 動画は⇒こちらをクリック 

 

講習会の様子、ぜひご覧ください!

(まりも)

 

 


「リアルに人物を描く」のご紹介☆

2015年11月26日 | お知らせ

本日は来週土曜日から開催する講習会のご案内をします!

12/5日・12日(土)開催 土曜アートプレミアム

『透明水彩技法を最大限に活かしてリアルに人物を描く

講師は渡辺聡先生です。

 

 

丁寧で分かりやすい指導が評判の渡辺先生の講習会、土曜アートプレミアムの枠で初登場です!

 

 

今回描くテーマはこちら…☟

 


渡辺先生による参考作品

どことなくノーマン・ロックウェルの絵を連想させる、かわいらしい少年が水彩で鮮やかに描かれています

 

今回は、少しイラスト風な表現も意識しつつ、2日間で“人物”作品を1枚完成させましょう

 

詳しい案内はこちら

 

毎月第1・3日曜日に開催している渡辺先生の1日講習会「日曜画材研究」は毎回満席の人気講座です。

そのなかでもよく取り上げられる透明水彩技法、今回はその技法全般を活用しながら制作していきます

もちろん、初参加の方でも丁寧に指導して頂けますのでご安心ください‼

 

少人数制の講座ですのでより丁寧な指導が受けられ、なおかつ先生の人柄も相まっ

落ち着いた雰囲気なのが特徴的な教室です


↑日曜画材研究で使用されたホワイトボードには先生の解説がぎっしり

 


10月に開催された透明水彩技法を最大限に活かしてかわいくお店を描く』の講習会風景 

『透明水彩技法を最大限に活かす』シリーズとして、これまで「牧場の風景」、「海に浮かぶ船」、「かわいい店先」などを

描く講習会が開催され、いずれも好評を博してきました

 

今回の「リアルに人物を描く」も楽しみな内容になっております!

瑞々しく美しい水彩作品の描き方を、渡辺先生の講座でぜひご体験ください

 

 

現在、お申込み受付中です!まだ若干の空席あります…!

 

お申し込みは⇒こちらをクリック

 

皆さまのお申込み、心よりお待ちしております

 

 

(まりも)


てくテク!スケッチ弓手塾★

2015年11月25日 | 本日のアトリエ

本日は弓手研平先生によるてくテク!スケッチ弓手塾の教室をご紹介します!


講師の弓手先生です

 

この『てくテク!スケッチ弓手塾』では、野外スケッチで役立つスケッチ技法を教室にて研究・制作していきます。

そして、その技術を活かす場として、弓手先生の『チケット制・野外スケッチ入門』と連動して開催しております。

 

『てくテク!スケッチ弓手塾』で予習をし、『チケット制・野外スケッチ入門』で実践するという流れで受講していただくと

より理解が深まります

 

今回は12/4(金)に開催します、

『チケット制・野外スケッチ入門』(テーマは坂のある1300年前から続く商店街 奈良・下御門商店街

の予習として

「アーケードの中の坂道を描くテクニック」をテーマに開講されました

 

授業は先生と一緒に進めていきます。

手順ごとに詳しく説明があり、皆さん同時進行で描いていくのでとても分かりやすくなっています

 


テーブルには画材がずらっと並んでいます

 


↑こちらの写真を見ているとアウトラインの色が一色ではなく、また独特のタッチで引かれているのが分かります。

これは下地の上からインク切れボールペンで引いた溝に、墨を流してできる表現だそうです

 


こちらには歯ブラシが置いてあります‥一体何に使っているのかといいますと…☟


☝こちらの道のボコボコ感を、歯ブラシで叩くことによって表現しています

 

このように、普段描画では使わないようなアイテムを用いたり、アイデアに富んだ技法を駆使して制作していくのも

この講座ならではの特徴となっています

 

 

生徒さんの完成作品をご覧ください


道の先に幻想的な世界を想像してしまうような、不思議な雰囲気が漂っていますね。


拡大写真

道路標識も味のあるワンポイントとしてとても印象的です

 


ラフなタッチで描かれてるようですが、統一感もあってとても目を引く画面になっていますね。


拡大写真

インク切れボールペンのタッチが活きています

 

 

先生の完成までの流れをご覧ください☟


①下地が作られます


②アウトラインが引かれました


③色が入っていきます


④完成!

野外スケッチで実際現場で描くときにはどんな絵になるのか、楽しみですね

 

次回のてくテクスケッチのテーマは「土壁を描く」です!

染み込むような土壁を描くテクニックなどを研究します

野外スケッチが冬休みの間は、予習ではなく特別版として様々なテーマを用意して開催していきます。

 

 

 

最後に『てくテク!スケッチ弓手塾』のおすすめポイントをまとめますと‥☟

 

①会員様はもちろん、一般の方でもお好きな講習日1日だけの参加が可能!

②『チケット制・野外スケッチ入門』に参加されなくても受講が可能です!

③講師の弓手先生もみなさんと一緒に描かれます!

 

少人数でじっくりと学べる講座になっていますので、この機会にぜひ体験してみてください

他にはないオリジナルな技法と出会えるチャンスです‼

 

『てくテク!スケッチ弓手塾』

講師:弓手研平先生

開講日:第2・4水曜日(月2回)

開講日時:13:00~16:00

 

お問い合わせはサクラアートサロン大阪まで

TEL:06-6292-7080


(まりも)


日曜アートセミナー「創作アイディアを引き出す方法」のご案内☆

2015年11月24日 | アートサロン大阪

11月24日は、オペラの日

1894(明治27)年 日本で初めてオペラが上演されました

 

そんな本日、ご案内させていただきますのは、

 12月12日(土) 13日(日) 2日間に渡り開催予定の

 「創作アイディアを引き出す方法」 です。

 

 

この講習会をご担当いただきますのは  森井宏青先生。

 

 昨年も同じく、12月に森井先生に同行頂き
国立民俗学博物館(万博公園内)で開催された
「イメージの力展」を取材しました。

さまざまな国や民族の文化、生活の違いにより 「創造」、「創作」にも大きな違いが生まれ、 その面白さに大いに刺激を受けました。 

展覧会で受けた刺激と感動をもとに ワークショップでも自由にのびのびと 創作イメージを形にしました。
キャンバスや紙の支持体に思い思いの画材で描いていきます。










 

イメージの力展で刺激が多く面白い作品が並んでいた様子が伝わってきますね。
 

今年は、12月12日(土) 大英博物館展に 「取材」 に行きます。 

 

 

この展覧会では 

モノが語りかける「歴史の断片」というコンセプトのもと、

英国、大英博物館に展示されている 厳選された100作品が展示してあります。

 

森井先生による 解説を交えながら 

展覧会を取材し、制作アイディアを引き出す方法を学びます。

 

翌日、13日、アートサロンにて 取材をもとに制作します。

F6パネルに、アクリル絵具、油絵具のどちらかで描きます。

 

なお、

12日の取材のみ(5000円 入場券 税込)

13日のアートサロンでのワークショップのみ(7000円 税込)

のどちらかでも 受講可能です!!!

 

 プロの作家の「創作の起源」は、
どこから来るのでしょうか?絵にするためのアイデアは・・・?

 

 

(森井宏青先生 参考作品)

いろんな刺激を受けて 独自の表現にチャレンジしませんか!?

 是非とも この機会をお見逃しなく・・・

お申し込みは コチラ から・・・

みなさまのご参加、お待ちしております

(歌姫)

 

 


「青木秀明の写実からモダンアートⅠ、Ⅱ」のご紹介

2015年11月23日 | 本日のアトリエ

皆様、こんにちは。
雨模様の大阪ですが本日もたくさんの会員様にお越しいただいております



本日は第2、4月曜日に開講しております、


「青木秀明の写実からモダンアートⅠ」

「青木秀明の写実からモダンアートⅡ」


こちらの講座をご紹介致します。





講師は青木秀明先生です。

こちらの講座は日本画、水彩画、アクリルガッシュ画等の作品制作に取り組んで頂けます。

初心者の方から経験者まで受講していただけます。



受講者の方の中には、「水墨画」を制作されている方も

下地にところどころ、モデリングペースト(盛上げ材)を使用されていて、

面白い風合いになっています!




↑ 真鍮の箔を貼られた上からアクリルガッシュで色をつけられて、

アンティーク調の画面を作っておられる会員様

歴史を感じさせる画面が出来上がりつつあります。



こちらの赤の作品には箔貼りやコラージュなど様々な技法が施されております。

青木先生は様々な知識そして技術をお持ちの方ですので、

普段の作品制作に何か『プラス』を加えたい方にもオススメの講座です



青木秀明の写実からモダンアートⅠ

第2、4月曜 13:00~15:00


青木秀明の写実からモダンアートⅡ
第2、4月曜 15:30~17:30



ご見学、体験承っております!
お気軽にお問い合わせください


サクラアートサロン大阪
電話06-6292-7080


(まるもり)


日曜アートセミナー「層を重ねて上質に魅せる 風景画」2

2015年11月22日 | アートサロン大阪

本日11月22日は、いい夫婦の日♡です♡

 

アートサロンでは、日曜アートセミナー「層を重ねて魅せる風景画」の2回目が行われております。

前回の様子は コチラ からご覧いただけます☆

今日は、描き込み~仕上げていきます。

 

講師は、高橋雅史先生。

 

「前回は下書きから オイルを混ぜて下塗り・・・までの段階でした。

今日の午前中は、さらに描き込みをしていきます。」

 

 

「前回は、亜麻仁油が含まれているオイル・・・いわゆる”軽いオイル”を使って描いていきました。

今日は、”重いオイル”(ペインチングワニスなど)使って仕上げていきます」

最初に一日の流れと、オイルの説明がありました。

 

「今は、画面に光沢がない状態が良い状態です。

光っていたら油の量が多かったということになります。

層を重ねるにつれて 光沢の出るオイルを使っていきます」

 

 

制作スタート!!

 

先生も 皆さんと同じ作品を制作されています。

 

 

 

「速く乾くというオイルを使用していますが

画面の状態を見ながら 焦らず進めていくことが 大切です。」

 

 

 

グラデーションの作り方や・・・

 

水を使って描くやり方の説明もされました。

 

 

午後からは、いよいよ仕上げの段階に入っていきます

 

グラシを施していきます。

(油絵具+メディウムでおつゆがけ)

グラシとは、透明色を上から重ねて 下の色を透か出す技法です。

全体的に 1段階暗いトーンになっていきます。

 

この時のポイントは

絵具の濃度は 「擦れるくらい」にすることです。

色をのせたら、柔らかい筆で 軽く叩いて画面を整えていきます。

続いて

スカンプル+油彩による描き込みです。

(不透明色 半透明色を重ねて )

不透明色をのせることで 下の層の色の効果を活かす・・・という技法です。

 

 

スカンブルの効果が出ていますね。

 

 

力作揃いです

 終わりの時間、ギリギリまで みなさん とても集中して制作されていました

2日間、お疲れ様でした 

 

このような一日講習会は、会員様以外の方、どなた様でもご参加頂けます。

今後のスケジュールは、 コチラ からご確認ください☆

 

(歌姫)

 

 

 

 

 

 

 


土曜アートプレミアム「リアリティって何だろう?」2日目レポート

2015年11月21日 | アートサロン大阪

本日十一月二十一日は インターネット記念日 だそうです。
1969年インターネットの元型「ARPAネット」の公開実験が開始された日、とのことです・・・
1969 ショウワ46ネン…ワタクシ モウ ウマレテマス

そんな本日は一日教室、土曜アートプレミアム「リアリティって何だろう?」2日目が開催されております。


実技と講習 井上 勝彦 先生。

前回の講義と実習をふまえて、今回もウォーミングアップから。


利き手と反対の手で、握りこむようにコンテ鉛筆を持ち、2分で描き、


透明水彩やクレパスで大きく着色。


意図しない線が生み出す「魅力」を見出す訓練です。

そうしてここからが本番です。


前回、普通に描き、キレイな色味を置いたユリの花。


いったん潰してしまいます。


全面を潰しすぎず・・・勢いで潰しつつも残すべき所は冷静に残します。


その上にウォーミングアップで描いた強い輪郭を思い出しつつ、
アウトラインを入れていきます。


モチーフを見つつも、スピードに乗せた筆致で


情熱と冷静の間に、制作していくのです。


今回はここまで、次回の様子もまたブログでお伝えしていきま~す

(WA)


ブドウ畑と石畳のある柏原・安堂に行ってきました。

2015年11月20日 | 先生からのブログ
皆さんこんにちは。秋の野外スケッチシーズンをいかがお過ごしでしょうか?

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

本日は、小春日和の爽やかな秋晴れのもと、大阪柏原の安堂というスケッチ穴場スポットへ行ってきました。



大阪平野を一望できるビューポイントまで、小汗をかいて頑張って歩きました。




秋真っ盛りの柏原の丘陵地には、そそられるモチーフが満載です。


ちょっと前までは茅葺きの民家もあったそうです。この民家は1998年の台風で崩れてしまったそうです。


皆さんも気持ちよさそうに描かれてました。


本日の講師見本スケッチはこんな感じです。

部分は

こんな感じ。

日本の秋のこの季節って、ヨーロッパと同じくらいの緯度の光になって、全てのものが美しく見える気がします。


野外スケッチが終わって合評会が終わって、ふと眺めると夕陽が綺麗でした。

次回はチケット制・野外スケッチ入門、最終回です。(年内)

奈良の穴場、日本でおそらくは一番古い商店街へ師走に出かけます。1300年前からあるらしいです・・

合評風景☆

2015年11月20日 | チケット制・野外スケッチ入門
野外スケッチは毎回、合評を実施しております。
その模様をお伝え致します。

本日も素敵な作品が出来上がりました。







今回は高台からの風景を描きました。

遠近感を出すことが構図をとるにあたって、重要なポイント



手前に広がるブドウ畑と手前から遠方にのびる石畳の道。そこに広がる瓦屋根の家。



紅葉したブドウの葉も取り入れられて、観て楽しい、鮮やかな画面の作品たちが生まれました。



次回は12月4日、奈良 もちいど商店街アーケードの中の坂道を描きます。
今年最後になります、チケット制野外スケッチ入門。みなさまのご参加、お待ちしております。

(まるもり)

スケッチ講師指導テクニック☆

2015年11月20日 | チケット制・野外スケッチ入門
本日の野外スケッチ入門、
弓手研平先生 指導テクニックは…



古い建物、新しい建物、ブドウ畑そして石畳などモチーフによって、下地のマチエールや色を変えます。




輪郭を引っかき傷で表し、そこに墨を流しておきます。そうすると、へっ込んだ部分に墨が入り込みます。



画面が乾きましたら電柱線やブドウの枝など、独特な線を秘密道具を用いて、表面を引っかいて印象付けます。


(まるもり)