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私の履歴書(作詞編) その10

「息吹」

前回作詞した「ポインセチア」から、もう7年か…。

この歌詞を作ったのは、今年の2月の終わり。
ボコちゃんが3歳になってすぐのときだった。

悪魔の2歳児…。
今でもそういうことはあるが、もう手が付けられなくて、私はとにかくいつもいつもイライラしていた。
理性で感情を抑えられなくて、毎日毎日、本当に毎日怒鳴ってばかりいて、自己嫌悪におちいっていた。

そんな自己嫌悪におちいっていた、夜中。

妊娠したときのことを思い出せよ。自分!
子供がいていいこともあっただろう。自分!
子供がいなきゃ味わえなかったこともあっただろう。自分!

そういえば、あのままの会社生活を続けていたら…。
無機質なオフィス。冷たい人間。モニターと空調の音に囲まれたマシン室。
気が狂いそうだったよね。

そんな心の声を聞きながら、一気にこの歌詞を書いた。
今までの中で最短時間。(まぁ、難しい表現は一切ないし…)
最短時間ではあったけど、それなりに暖めていた思いもあったので、一気にそれを吐き出した感じだった。

そして、出来たてほやほやの頃、たまたまmixiの「音楽を作ろう」系のコミュニティ(コミュニティとは掲示板の集まりのようなもの)で、「歌詞を公開しませんか」というトピックが立ち上がった。
すごいタイミングで立ち上がったので、ドキドキしながら初投稿してみた。
「まだ曲がついていないので、もしつけて下さる方がいたらご一報下さい。」
といった内容のコメントをつけて。
そんな人、いないだろうなぁと思いながらも、もしや…と。

すると、半日経たないうちに1通のメッセージが…。
それが、この歌詞に曲をつけてくださった、satoさんだった。

感激で震えた。

私の歌詞を読んでくださった事実。
私の歌詞に曲をつけてくださった事実。
そして、その曲のすばらしさ。
きれいなギターの音色。
丁寧な歌声。
一度聴いたら、鼻歌を歌いたくなるような耳に残るフレーズ。

まさに、命を吹き込んでくださった。

本来なら、歌詞の公開はライブで演奏するのをきっかけに行いたかったのだが、ボヤボヤしているうちに今年も終わりにさしかかってしまった。
なんとか、陽のあたる場所に出るきっかけになればと思い、歌詞を公開した。
勢いをつける意味でも。

satoさんの曲はこちらから聴くことができます。
ステキな曲ばかりですよ。
私はsatoさんのギターの旋律が好きです。

私もがんばらなきゃ。

「息吹」



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