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開通

今朝、ボコちゃんは無事に開通した。
浣腸の世話にはならずに、お腹のマッサージと、出すときの私の介助でなんとか。
とりあえず、よかった。

開通したあとは本人もご機嫌だった。
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私の履歴書(作詞編) その4

「寄り道」

「君の赤ちゃん」「今夜から」「あなたと」と作詞してきて、なんだか、あまりにもぶりぶり幸せ系の詩ばかりができてしまった。
そこで今度は、不幸を題材にした詩に挑戦してみようと思って作ったのがこれ。

あれ、「あなたと」は3曲目にできあがった曲だと思っていたがちがうな。
こっちが先だ。
ほぼ同時期に出来上がって、同じライブでのお披露目だったことは覚えている。

テーマは「中絶」。

構想を練ったのは、暑い暑い7月だった。
昼間、確か顧客先に向かうために会社のビルを出たときだった。
ビルの敷地には両側に青々とした芝生のスペースがあり、そこには木が何本か立っている。
それとは対照的に中央にはコンクリートの通路。
照り返しがきつい日陰のない道である。
その道を歩いていてふと目にとまったのが、せみ。
まだ蝉にとってはこれからという季節に、そのせみはコンクリートの上で、仰向けになって動かずにいた。
それをみてテーマを決めた。

私にとってはあまりにも重すぎるテーマだった。
こんな私が書いてしまってもいいのだろうか、とも迷ったのだが、経験していないからこそ書けるものもあろう。という思いで一気に書いた。

遊んだ結果にはしたくなったので、それなりにまじめに恋愛した20代前半の女の子を主人公にしていながら、その後ろには何も考えていない愚かで残酷な男の姿を書きたかった。男の心無い行動で苦しむのは女なんだというメッセージを込めて書いたつもり。

「寄り道」という題名は、一番先に決まった。
まじめに恋愛していた主人公の女の子は、恋の終わりを迎えて、傷つき、それを「寄り道」していたんだと考えることによって、立ち直ろうとする心の動きを表したかった。

曲のイメージは、虎舞竜の「ロード」。
しかし、リーダーが思いのほか前向きな曲にしてくれた。
最初は意外な気がしたけど、今となっては、あれ意外の曲は考えられないというくらいなじんでいるような気がする。
編曲も好き。ストリングスで入っているキーボードもすっごくいいんだ。
また、当時歌ってくれた、はこべのハスキーボイスもこの詩にマッチしていた気がする。
自分では曲が作れないので合作するしかないのだが、合作って本当におもしろいなと感じた作品だ。

リーダーと一緒に創作活動に携われて本当によかった。

「寄り道」
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私の履歴書(作詞編) その3

「今夜から」

「君の赤ちゃん」の出来のよさ(くどいようだが、リーダーがほとんど作ってくれた)にすっかり気をよくした私は、2曲目にチャレンジすることにした。
それがこの曲。

テーマは「結婚式」。
結婚式の日に新郎は何を考えているんだろう、ということを詩にしたかった。
理由は単純で、「君の赤ちゃん」の前段階の曲がほしかったから。

ちょうど、私の周りでは結婚ラッシュだったかそうでなかったか…。
よく覚えていないが、先輩の結婚式の2次会によく招待されていた頃だったと思う。

しかし、まだ結婚式のことをよくわかっていなかったんだよね。
あの詩の中にはうそがある!
(すでにお気づきの人はいらっしゃると思うが、それはおいておいて)

この曲に関しては、リーダーを振り回すことになってしまった。
あまりイメージを固めていない状態で、リーダーに箇条書きを渡してしまいリーダーを混乱させてしまった。
そして、曲がついてくると、それはそれはいい曲で、詩もかなり手直ししてもらっていたのだけど…。

実は、曲を聴いてからまたイメージが湧くわ湧くわ…。
リーダーが手直ししてくれていた詩に、赤ペンを入れてかなり書き換えちゃった。
リーダーのプライドはボロボロになった(かどうかはわかならいが、不愉快であったことには変わりない)と思う。

「あなたと」はこの曲の後に作ったのだが、これら2つの曲には

(ああぁ~、私も(相手の男性も)、結婚するときにこんな素敵なことを思ってできらたいいよなぁ…。)

という理想が込められている。

そして、この曲、リーダーが私の結婚式で歌ってくれたんだよね。しかもサプライズ。
結婚式でリーダーに歌ってもらうことは、馬君のたっての希望であった。
当時、リーダーはベースとプロデュースに注力していたのだが、馬君が初めて見たAGPのライブ(はこべがメインで歌ったが、1曲だけリーダーが歌った)でリーダーの歌に衝撃を受けたらしい。
初めてのライブのあと、「あの歌は"リーダー"にしか歌えないよ!」
なんて、わかったよなことを言っていたっけ。何度も。

そんなこんなで、この曲は私たちの一生の思い出の曲となってしまった。

「今夜から」
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