金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 2月10日~11日

2024-02-11 16:11:57 | 競馬

 土曜日は小倉2R芝1800mを勝ったルーラーシップ産駒ジェロニモス6番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたドレフォン産駒オレンジダンサーがそのまま押し切りを図ります。それを馬場の中央からジェロニモスが追いかけて、残り100mのところで交わして、そのまま2馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分49秒6。2着オレンジダンサーからハナ差の3着には、後方から追い込んできたディープブリランテ産駒ソウルプラウド

 

 京都5R芝2000mを勝ったリアルスティール産駒テーオーダグラス好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。2番手からジャスタウェイ産駒レディーヴァリューが迫りますが、これにクビ差凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分2秒5。2着レディーヴァリューからクビ差の3着には、後方から差してきたサトノアラジン産駒タマモランプ

 

 東京5R芝1400mを勝ったハクサンムーン産駒ハクサンイーグル好スタートから3番手追走へ。直線に入るとまず、2番手からロンロ産駒モズマサニャンが先頭に立ちますが、その内側からハクサンイーグルが前を交わして抜け出します。そのまま後続に3馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分21秒6。2着には、6番手から差してきたドゥラメンテ産駒メリージェーン、3/4馬身差の3着にはモズマサニャン

 

 小倉6R芝1800mを勝ったリアルスティール産駒モンディーン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、馬場の中央を選択して先頭に立ちます。内側からスワーヴリチャード産駒ホウオウペトリュスが迫りますが、これをクビ差凌いで勝利。良の勝ちタイムは1分49秒8。2着ホウオウペトリュスから1馬身1/4差の3着には、後方から追い込んできたグレーターロンドン産駒リケアオランジュ

 

 東京6R芝1800m牝馬限定を勝ったキタサンブラック産駒ミスティア好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。そのまま3馬身差で快勝。良の勝ちタイムは1分47秒1。2着には、5番手から差してきたロードカナロア産駒パロサント、1馬身差の3着には、中団から追い込んできたショウナンバッハ産駒ショウナンナツゾラ

 

 東京7R芝1400m(3歳1勝クラス)を勝ったナイトオブサンダー産駒ソンシ5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からスワーヴリチャード産駒スパークリシャールが先頭に立ちますが、その外からソンシがこれを交わして抜け出します。そのまま後続を突き放して3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分20秒9。2着には、後方から猛然と追い込んできたリアルスティール産駒ニコラウス、3/4馬身差の3着にはスパークリシャール

 勝ったソンシは、これで芝1400mばかりを走って3戦2勝3歳短距離路線で面白い存在になりそう。マイルも走れるとは思いますが、やはり1200~1400mが良いと思います。

 

 京都9R芝1600mこぶし賞(3歳1勝クラス)を勝ったファー産駒オフトレイル7番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げたダイワメジャー産駒ポエットリーが後続を突き放して逃げ切りを図ります。これをオフトレイルが追いかけて、ゴール手前でポエットリーを交わしてクビ差で勝利。良の勝ちタイムは1分34秒9。2着ポエットリーから1馬身1/4差の3着には、2番手からシルバーステート産駒ラヴァンダ

 

 日曜日は小倉2R芝1200mを勝ったマインドユアビスケッツ産駒ホウオウドルーリー7番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るマーメイドの外からホウオウドルーリーが鋭く抜け出して、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分9秒1。2着には、8番手から差してきたドレフォン産駒ドレッド、アタマ差の3着には、中団から追い込んだカリフォルニアクローム産駒スィートリワード

 

 小倉5R芝2000mを勝ったゴールドシップ産駒ゴールドプレス4番手追走で脚を溜めます。直線に入ると、馬場の良い中央を選択し、直線半ばで先頭に立ちます。外からエピファネイア産駒ブラックルチルが迫りますが、これにクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは2分4秒4。2着ブラックルチルから3/4馬身差の3着には、6番手から内を突いて伸びてきたエピファネイア産駒ホウオウリムジン

 

 京都5R芝1600mを勝ったロードカナロア産駒ハワイアンティアレ5番手追走で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からワンダーカモンが先頭に立ちますが、その内側からハワイアンティアレが鋭く抜け出します。そのまま後続に1馬身1/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分36秒2。2着には、5番手から差してきたエピファネイア産駒リチャードバローズ、1/2馬身差の3着は、6番手から追い込んできたミッキーアイル産駒ダノンアルム

 

 東京5R芝1800mを勝ったロードカナロア産駒バロネッサ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早めに先頭に立ちます。3番手からキタサンブラック産駒アドマイヤマツリが並びかけてきますが、これを競り落として1馬身3/4差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分46秒2。2着アドマイヤマツリから5馬身差の3着には、中団から追い込んできたイスラボニータ産駒タンゴバイラリン

 

 小倉6R芝1200mを勝ったグレーターロンドン産駒セイウンティーダ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放して、そのまま2馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分8秒9。2着には、2番手からキャピタリスト産駒サンドロナイト、1馬身1/4差の3着には、5番手から差してきたタリスマニック産駒プレイソフトリー

 

 京都6R芝2000m牝馬限定を勝ったオルフェーヴル産駒ジョセフィーナ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、ジョセフィーナの外からドゥラメンテ産駒ホウショウリナが並びかけて長い競り合いになりますが、ジョセフィーナが再度抜け出して1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは2分2秒5。2着ホウショウリナから2馬身1/2差の3着には、中団から差してきたロードカナロア産駒メルトユアハート

 

 京都4Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったダイワメジャー産駒フラムリンガム好スタートから2番手追走へ。4コーナー手前で早くも先頭に立ちます。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放してそのまま7馬身差で圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分24秒7。2着には3番手からカリフォルニアクローム産駒ネグレスコ、1馬身1/2差の3着には、最後方から追い込んできたニューイヤーズデイ産駒オコタンべ

 

 東京7Rダート1600m(3歳1勝クラス)を勝ったパイロ産駒ラタフォレスト中団待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、3番手からエストレヤデベレンが先頭に立ちますが、残り200mのところで大外から一気にラタフォレストが抜け出します。そのまま後続に3馬身1/2差をつけて圧勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分37秒5。2着には、後方から追い込んできたマジェスティックウォリアー産駒ディアスポラ、1/2馬身差の3着には、5番手からイントゥミスチーフ産駒ルージュスタニング

 

 小倉9R芝2000mあすなろ賞(3歳1勝クラス)を勝ったジャスタウェイ産駒サトノシュトラーセ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、馬場の中央から早め先頭に立ちます。すぐ外からドゥラメンテ産駒ガイアメンテが迫りますが、これをアタマ差に凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分2秒3。2着ガイアメンテから1/2馬身差の3着には、4番手から大外を差してきたサトノダイヤモンド産駒オールナイト

 勝ったサトノシュトラーセは、これで4戦2勝前走は京都2歳Sを勝ったシンエンペラーに僅差の3着でしたから、クラシック戦線に名乗りを上げた形。次は重賞挑戦だと思いますが、注目すべき一頭だと思います。

 

 


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【競馬】 共同通信杯(GⅢ)と京都記念(GⅡ) ジャンタルマンタル、ここは通過点!

2024-02-11 02:46:34 | 競馬

 まずは府中の共同通信杯本番の皐月賞に最も直結するレースであり、かつ将来のGⅠ馬を生み出している登竜門でもあり、注目の3歳GⅢであります。

 ここ10年で見ても、勝ち馬からは、ドバイターフを勝ったリアルスティール、皐月賞を勝ったイスラボニータ、同じくディーマジェスティ、大阪杯とジャパンカップを制したスワーヴリチャード、安田記念を勝ったダノンキングリー、皐月賞・天皇賞秋・有馬記念をかったエフフォーリアが出ています。また、2着3着からも、二冠馬ドゥラメンテ、安田記念を勝ったサトノアラジン、NHKマイルCと香港マイルを勝ったアドマイヤマーズ、日本ダービーとドバイSCを勝ったシャフリヤール、皐月賞馬ジオグリフが出ました。

 今年は何と言っても、昨年の2歳牡馬チャンピオンであるジャンタルマンタルが出走してきました。前走のGⅠ朝日杯FSも、前々走のGⅡデイリー杯2歳Sでも、その勝ちっぷりにスキらしいスキは見当たりません。ここでは絶対的な存在だと考えますので、人気は集中しますが、⑨ジャンタルマンタルを中心に据えたいと思います。

 相手には、朝日杯2着のブラックタイド産駒エコロヴァルツ、ホープフルS5着のドゥラメンテ産駒ミスタージーティー、デイリー杯2着のエイシンヒカリ産駒エンヤラヴフェイスキズナ産駒ジャスティンミラノキズナ産駒フォスターボンド

 馬券は、本命⑨ジャンタルマンタル頭固定の三連単20点 ⑨⇒⑥④⑩⑧③

 

 

 そして伝統のGⅡ、京都記念

 4年ぶりに京都開催となる京都記念。ここは、京都の馬場適性の高さと、今の京都の重い馬場への適性の2点から馬を選びたいと思います。

 この2点から出てくるのは、まずは5歳牝馬のジャスタウェイ産駒⑨ルージュエヴァイユ昨年のエリザベス女王杯が行われた当日の京都の芝は、良馬場ながら既に内側が荒れており、その荒れた内側から鋭く伸びての2着。京都も、重い馬場も、適性はバッチリ。

 もう1頭は、ディープインパクト産駒の5歳牡馬③プラダリア。同じく昨年の京都大賞典で、重馬場の京都芝を3番手から押し切って勝利。あの重馬場の鬼であるボッケリーニとの競合いを制しました。この馬も重い馬場への馬場適性は高い。

 馬券は、⑨ルージュエヴァイユと③プラダリアのワイド1点 ③⑨

 

 


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