金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【将棋】 棋士編入試験五番勝負 第4局!

2020-02-26 07:27:53 | 将棋

 まずはお先に、24日(月)に行われた叡王戦 挑戦者決定最終戦について。両横綱が真っ向からぶつかり合う、凄い将棋でした。最後は、豊島竜王・名人がきっちりと寄せ切る将棋で勝利いたしましたが、これはどちらが勝ってもおかしくない勝負でした。

 渡辺三冠にとっては悔しい敗戦となりましたが、今振り返ると、挑戦者決定戦の第2局の将棋の内容が宜しくなく、ここで流れを悪くしてしまった感があります。その後の棋王戦第2局や王将戦第4局も、その悪い流れを引きずっているように見えます。

 まぁ、ここは考えようです。この春の本番は、何と言っても4月から始まる名人戦七番勝負。4月以降は、名人戦に集中せよ、という将棋の神様のお告げだと考えてみてはいかが? 現在は、タイトル戦を2つ掛け持って、しかも叡王戦の挑戦権勝負や、A級順位戦で過密日程をこなしている立場ですが、4月以降は、逆に豊島名人の方が、名人戦と叡王戦を同時に闘わなければならない立場へ入れ替わります。一度、気分を転換して、1か月後の決戦に備えて参りましょう。

 

 そして昨日の棋士編入試験第4局。

 凄い将棋でした。折田新四段、見事な勝利でした。終わった時、涙が止まりませんでした。

 折田さん、本当におめでとうございます。これからは、好きな将棋とトコトン付き合って、将棋人生を満喫して下さい。勝負の世界の厳しさを誰よりも理解している立場として、将棋の本当の素晴らしさを世の中に伝える使命が貴方にはあるのだと思います。将棋の神様は貴方のことを大切に考えていると思います。

 


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