昨夜の叡王位の挑戦者決定戦第２局は、豊島竜王・名人が勝って１勝１敗としました。序盤からのリードをさらに広げる展開で、会心の勝利といえる内容でした。渡辺三冠と豊島竜王・名人は、４月から名人戦七番勝負を闘うことが決まっていますが、その前哨戦として、この三番勝負を迎えていました。これで、お互いジャブを打ち合ったというところかもしれませんね。最終の第三戦は24日に東京の将棋会館で行われます。
それから先週の朝日杯将棋オープン戦は、千田七段が初優勝となりました。藤井聡太七段、永瀬二冠を破っての優勝ですので、価値ある公式戦初優勝だと思います。三連覇を狙った藤井聡太七段は、休む間もなく、次は王位戦挑戦者リーグが始まります。18日に行われる羽生永世七冠との初戦が注目されています。そろそろ、羽生さんの復活劇があるのではないかと思っています。楽しみですね。
