まず府中の3歳GⅢ共同通信杯から。ここの上位馬が皐月賞・ダービーで好走するようになって、特に注目を浴びるレースになりました。ただし、毎年出走頭数が少ないので、クラシックに向けて注目すべき馬は、実は1頭か2頭ということになります。今回は、まず当然ながらマイラブソディ。デビューから3連勝、特に前走の京都2歳Sでは、昨日のクイーンSを完勝したミヤマザクラをねじ伏せていますし、今年のクラシック戦線の主役の1頭。コントレイルもサリオスも居ないここは、あっさり勝ちたいところでしょう。しかし、昨年も1番人気のアドマイヤマーズがあっさり負けて、春のクラシックの主役はむしろ勝ったダノンキングリーへ譲ってしまったように、運命の転換点になるのがこのレース。
今回も昨年のアドマイヤマーズとダノンキングリーの関係に似ているのです、⑧マイラブソディと⑦フィリオアレグロの間柄が。しかも、午前中に雨がたっぷり降りそうなので、これも波乱を呼ぶ予感が致します。
馬券は、⑦を頭固定、⑧を2着固定の三連単4点で。⑦⇒⑧⇒①②③⑥
馬券が面白そうなのは、むしろ京都のGⅡ京都記念。4歳牝馬の一流処が出てきて人気を集めそうですが、①カレンブーケドールは次のドバイが本番ですし、⑦クロノジェネシスも4月の大阪杯や5月のヴィクトリアマイルが狙い。しかも、雨の影響で京都も酷く馬場が重くなりそう。
ここは泥んこの不良馬場を前提に、④アメリカズカップの単勝と複勝で。和田竜二騎手の思い切った騎乗に期待したいと思います。